前夜、午前4時半に目覚ましをセットして就寝。
目覚ましが鳴って目が覚めると・・・・・雨&ガス。
チビどもは熟睡したまま。
嫁さんと、こりゃダメだ・・・・という結論に達し、親も二度寝に。
2時間ほど眠ったあと、全員起床。
天気は・・・・雨&ガスのまま。
風はあるが、それほどでもない。
テントから出てみると、昨夜の間に結構降ったらしく、川と池。
ウチのサイトは、昨日の力作の溝が功を奏して、水が避けられたようだ。
少しテン場をうろついてみると、水溜りの真ん中に立つテントもいくつかあった。
ラジオの天気予報を聞きつつ、ゆっくりと朝飯。
野営管理所に張り出してある天気図も見に行く。
下山予定日は明日。
さて、どうする?・・・・と嫁さんと談合。
今日の天気は1日中、断続的に雨っぽい感じ。
おまけに明日も同じような感じ。
台風一過の快晴は望むべくなし、と同意見。
雨の中で1日沈殿して、翌日に雨の中を下山、渋滞ピーク時に大阪へ・・・・・意味なし!
というわけで、1日早いけれど下山してしまおうということになった。
カッパを着て、撤収。
帰りは地獄谷経由ということになった。
硫黄のにおいがする中、お湯がボコボコ沸いているのを見て、チビどもは大喜び。
ま、楽しいとは思うけど。。。。。
実は、雷鳥→室堂、地獄谷経由はあんまり好きではないのだ。。。
というのは、通常ルートだとアップダウンを繰り返しながら室堂に至る。
登り傾斜がけっこうあるので、しんどくなったころに下りがやってくる、という感じ。
それが地獄谷経由となると、前半はダラダラ、後半に一気に登りに。。。。。
最後の登りが、結構つらい。。。。。
温泉地帯が終わると、次男はヘロヘロ。
コイツ、天候と機嫌が一致するんだよなぁ。。。。
長男は平気でニコニコしている。

最近、この2人、モロに雨男らしい。。。。
無事、室堂へ到着。
立山駅までの乗り継ぎもスムーズ。
お盆休みなんてバスやケーブルカーの2時間待ちなんてのがしょっちゅうあったが、最近はないんだろうか?
千寿ケ原の旅館でお風呂に入り、大阪へ。
北陸道に出る前に、猛烈な夕立になった。
高速も多少の渋滞はあったけれど、ピーク前日なためか、それほどでもなかった。
後片付けは、物干しがメーンか。。。。。
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- 2010/08/25(水) 19:47:39|
- 山日記
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さて、千寿ケ原の駐車場、以外に快適でした。
他にも駐車場ビバークの人が結構いたようです。
ケーブルカーがすいているようだったので、朝はのんびりと。
前日同様に乗り継いで室堂へ。
天候は曇り。
昨日とは打って変わって風も穏やか。
雷鳥沢への道のりも、天候がいいとあっさりでした。
テン場に着き、場所の選定。
昨日の雨による川や池の痕跡がくっきりと残っていて、場所選びの参考にする。
テントを設営し、昼飯。
夕方までの時間、ちょっと散歩に行くことにしよう、と。
剱岳を見てこようと、剱御前小屋を目指す。
ま、何もしないと晩飯時に腹が減ってないなんてことになりかねないから。。。。
雷鳥沢を渡って、ひたすら登る。
学生時代に、毎夏通っていた道。
50キロを越す背負子を担いで登っていた時には、地獄の道だった。
初日にそのまま真砂沢のテン場まで行っていたなんて、今思うとようやってたな・・・・と。
登攀用具なしのサブ行動だと、気持ちのいい道。
条件が変わると、全然違うもんだなぁ。。。。。
次男が恐ろしいほどの絶好調で登り切る。
長男があきれてついて行けないほどだった。
何があった?
2時間ほどで小屋に到着。

なんとか剱岳を拝むことができた。
親としてはかなり感慨深いんだけれど、子供にとっては「ふ~ん」ってな程度。
ま、そんなもんだろうけどね。。。。。
下りは2人とも快調に飛ばす。
怪我をしないよう、注意しているけれど、分かっているのかな?
テントに戻って、あとはダラダラしたら晩飯だなぁ・・・と思っていたら、長男が
「父ちゃん、キャッチボールやろう!」
なんとまあ、グローブ2つと硬式の練習球が出てきた・・・。

どんだけ野球好っきゃねん!!
テントでごろごろしていた次男が出てきて、
「ボクもやるぅ!」
こいつも左手にはしっかりとグローブが・・・。
やれやれ、標高2300メートルで野球をやらされるとは・・・・。
周りからは結構注目されてしまった。。。。
親としては、正直なところ、「山の子」に育ってほしい。
でも、一方でやりたいことを一生懸命やらせてやりたいとも思う。
今では2人とも、すっかり「野球少年」になってしまった。
そのうち「野球のほうがいい」と、一緒に登ってくれなくなるんだろうなぁ・・・と。
寂しくもあり、うれしくもあり・・・・である。
嫁さんが晩飯を作っている間、テント周りに溝掘り。
子供たちが面白がってどんどん掘ってくれる。
隣のテントの人が「ウチのほうも掘ってくれていいよ!」というほどだった。
面倒な作業なので、やってくれると助かりますな!
小型のガスランタンが故障したため、キャンドルランタンをともす。
穏やかに就寝。
明日は、立山へ行くぞ!!
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- 2010/08/24(火) 18:55:34|
- 山日記
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そろそろチビどもに3000メートルの空気を吸わそうか。。。。
そう思って、嫁さんと計画。
候補はいくつかあったけれど、結局、雷鳥沢ベース3泊4日で立山と奥大日岳と決定。
8月11日深夜、名神→北陸道をかっ飛ばして富山方面へ。
台風の影響で、石川県あたりから雨&風。
12日明け方、千寿ガ原の駐車場へ到着。
立山駅からケーブルカー&高原バスを乗り継いで、室堂へ。
意外なほどにすいていた。
室堂往復でファミリー切符、¥4190×2。
立山駅・美女平は曇りだったけれど、室堂は風雨。
どうするかなぁ・・・・とは思ったけれど、ま、とりあえず行ってみようか。。。
雨具装着の上、室堂を出発。

まあ、これでもか!というほどの風と雨。
ガスで視界も×。
雷鳥沢へ下りる最後のほう。
コンクリで固めた石畳の道に、下のチビがよくスリップしていた。
それでもなんとか雷鳥沢へ。
風雨の中、嫁さんとバタバタしながらテント設営。
雷鳥のテン場は半ば池と川状態。
おまけに風が結構あって、なかなかヘビーな状況。
いろいろとテントの防水に不都合があって、浸水&雨漏り!
まいったなぁ。。。。
しばらく様子を見た上で、さてどうする?と嫁さんと相談。
ラジオで天気予報を聞いたら、回復の見込みはないようで。。。。
子供もいることだし、ムリはやめよう、ということで、撤退。
上のチビは「おなかすいたぁ」。
適当におやつを食わせると、それでオッケーだそうだ。
下のチビは、バタつくテントの中で、「寒いぃ。怖いぃ」と半べそ。
お兄ちゃんは成長したなぁ!
さて、撤収にかかると意外に早い。
撤収決定から15分で出発。
上のチビは良く手伝ってくれた。
さて、室堂への登り返しは、結構つらい。
上のチビは風雨の状況を楽しんでいるようで、ニコニコしている。
下のチビは、嫁さんに手を引かれつつ半べそ・・・・でも何とか歩いている。
こっちはずぶぬれで、荷物が重い。。。。。
途中、小屋が点在しているので、いよいよヤバい・・・となったら逃げ込むつもりだったけれど、なんとか室堂へ。
肉まんを買って食わせると、チビどもはニコニコ。
ま、そんなもんかな。
一旦千寿ケ原へ下山すると、小雨。
富山市内へ出て用足しをして、再び千寿ケ原へ。
途中、ものすごい夕立にあった。
あのまま上にいたら、どうなってただろう???
千寿ケ原駐車場でテントの不具合に手当てをし、濡れ物を全部干して晩飯。
駐車場の隅っこでテントを張って、翌日に期すことにする。
山には雲がかかっていたけれど、中天は星空に変わっていた。
風雨の中で、長男の成長ぶりだけはしっかりと見えた1日。
動じた様子もなく、平然と撤収を手伝ってくれたのは、以外に頼もしかった。
もっと装備持ってくれればいいんだけど、まあ、まだ何年かかかるかな。。。。
テントの不具合。
古い装備には、いろいろなことがある。。。。
メンテナンスをサボっていたのが良くなかった・・・・反省。
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- 2010/08/23(月) 17:58:07|
- 山日記
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17日、仕事が休みでお天気よし。
ということで、ポンポン山へ。
1年以上行っていなかったので、ずいぶん久しぶりということになります。
今回はいつもの本山寺ルートではなく、川久保渓谷から。
本山寺参詣者専用駐車場に車を止め、すぐ下のゲート脇から林道を下る。
最初のヘアピンの奥の沢にて。

水道の水源がこんなところにもあるんですね。。。。
里山とはいえ、これは地元の財産なんでしょう。
堰堤の左をまいて上がる道があるようでした。
杉古木のあたりに出るんだろうか?
今度行ってみよう。
林道の分岐を左へ。
ここからはのぼりの林道になる。
しばらく行くと、「水源の森百選」の記念碑。

水源の森というのは
林野庁が定めたもののようです。
川久保水源の森という名称で、1万世帯に水を供給しているようです。
大阪にもこんなところがあったんですね。。。
しかしなぁ。。。。
こんなところにも「百○○ハンター」みたいな人たちが来たりするんだろうか?
どうでもいいことだけど。。。
さらに沢筋の林道を進む。
風が気持ちいい。
しばらく行くと、再び林道分岐があり、左へ。
右に行くと釈迦岳方面に出るルート。
そのまま進み、林道の終点から登山道に。
この道がまた結構いい感じ。

沢を右に左に。
それほど風景が変わるわけではないけれど、気持ちのいい道が続く。
稜線にかなり近いところまで水が流れているけれど、やがて伏流に。
稜線手前200メートルほどのところにて。

杉林の中に、ちょこっと水場がある。
林の保水力の賜物でしょう。
ありがたいなぁ。。。。。
少し登ると、稜線に出て、しばらく行くとすぐに頂上。
一休みしたら下山へ。
帰りは本山寺へ向かう。
参詣者駐車場に車を止めさせてもらっているから、参詣しておこうと。。。

696年の創建だそうで、1300年の歴史があるお寺です。
本山寺からはコンクリ道を通らず、山道のほうを通り駐車場へ。
川久保渓谷ルート、林道歩きが多いけれど気持ちのいい道です。
今度は暑い盛りに行ってみよう。。。。。
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- 2010/05/23(日) 22:17:36|
- 山日記
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ゴールデンウィーク、世間の半分ほどの連休が取れたので、山へ!
昨年の連休は、知人の一家と一緒だったけれど、今年は事情があり別行動となりました。
1000円高速も最後だしなぁ・・・・・どこ行こうか?
この季節の山。
子供を連れて行くにはちょっと選択肢が少ない。
2000メートル級だと雪があるので、子連れは厳しい。
で、今回は四国を外したので、散々悩んだ結果、山梨へ。
目指すは日向山(1659メートル)。
南アルプスの前衛峰で、展望がいいらしい。
1日で上がって下りてくるにも手ごろな感じ。
ただ、一度も行ったことがないところに子供を連れて行くのは初めての経験だったので、いつも以上に調べてから・・・ということになりました。
5月3日。
山ろくのキャンプ場泊。
まあ、このキャンプ場についてはいろいろあったんですが、別の機会に。
で、5月4日。
テントを撤収し、車で登山口へ移動。
山と高原地図によると、登山口に駐車場があり、頂上まで1時間半。
林道を車で進んでいくと、駐車場はいっぱい。
駐車場といっても道幅が広くなっているところの地面にロープが固定されている状態。
止められるのは10台ぐらいか?
仕方なく登山口を過ぎて、ゲートの手前の道幅が広くなっているところに駐車。
すれ違いには十分な幅が確保できていたと思う。
林道を下り、登山口へ。
「0/10」と書かれた金属の板があった。
頂上まで「1/10」「2/10」~続く。
1合目、2合目と同じ意味のようだ。
樹林帯のよく整備された道が続く。
木々には葉がほとんどなく、暑い。。。。。

登りだして早々、次男がヘロヘロ。
暑さに対する耐性が弱い?
なだめすかしつつ、水分をちょくちょく取らせて進む。
半分ぐらい登ったころに復活して、一安心。
頂上近くになって三角点があり、さらに進むと日向山頂上。
稜線の向こうに広がっていたのは・・・・・・。

ほとんど砂浜・・・・。
驚いた。
長男が「こんなん、海みたいやん!」。
そのとおり!
かすんで見えにくいけれど、奥には雪が残る八ヶ岳。
確かに展望はいい。
反対側を見ると・・・・。

白い雪を頂いた甲斐駒。
なんとも不思議な風景でした。
登りは次男不調のため、出発から2時間半かかった。
下りは来た道を戻るが、2人とも好調。
嫁さんはちょっとヒーヒー言ってた。。。。
休憩込み1時間で車まで戻る。
初めて行った山でしたが、お天気も良かったし、なかなか面白いものでした。
家の近所に、こんな山があったらいいなぁ。。。。。
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- 2010/05/08(土) 22:41:56|
- 山日記
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