山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

【道具を語る16】 腕時計

時計を持たずに山に行く。。。。
ものすごい不安があります。。。。
季節を問わず、必携の道具でしょう。

腕時計
カシオのプロトレック。
愛用している人も多いのではないでしょうか。
メカメカっぽいところ、結構気に入っています。


私が使っているのは、気圧・温度のツインセンサー。
方位計測機能のついている、トリプルセンサーというモデルもあります。
気圧計内蔵モデルを使うのはこれが3代目。
初代は、某山で、文字盤のレンズがポロッっと。。。。
「ホンマに防水か!?」と、目が点になりました。
2代目は、時計の針はちゃんと動いているんですが、液晶部分に表示されるデータが???なことに。。。

気圧センサーは高度計の機能があります。
地図・コンパスにこの機能を利用することで、読図の制度が格段に上がった気がします。
手順としては、地図・コンパスで位置特定をして、高度計でそれを補強する、という感じです。

これまで、だいたいの場合にはこれでOKでした。
その結果、GPSはザックの中から一度も出さないまま…ということが多いです。

この高度計測機能。
相対高度計ですので、それなりに誤差があります。
同じ場所でじっとしていても、気圧が下がってくると表示上の標高が上がってくる。。。
数十メートルの誤差はあるものとして使う他はないようです。
精度を保ちたければ、三角点など、標高が分かる場所に来るたびに調整する必要があります。
正直なところ、やっても1日一回程度しか。。。。

温度センサーは、正直なところ、ほとんど使ったことがありません。
風の強弱で体感温度と気温が違うことは当然ですし、気温が分かってできることというのもあまりないように思います。

当時、方位計測機能がついたモデルもありましたが、値段がちょっとだけ高くなっていました。
「どうせコンパス持って行くんだから」ということで、方位センサーなしになりました。

どういうわけか、セイコーやシチズンには、気圧計内蔵の現行モデルがありません。
確か初代は1万円を切っていたシチズン製だったような気がするのですが。。。。
最近ではスントなどの製品も目にするようになりました。



さて、アナログです。
デジタル時計にはない感覚、というのがあると思います。
ま、これは人によるのかもしれませんが・・・。

高校生の頃の話。(ほぼ四半世紀昔の話ですが。。。)
当時は気圧・高度計内蔵の腕時計などありませんでした。
山岳部の先輩に、「山に行く時には、デジタルはダメ。アナログじゃ!」と教わりました。

その理由。
コンパスをなくしてしまったとき、太陽さえ出ていればコンパスのかわりになる、というものでした。

短針を太陽の方に向けた時、文字盤の12と短針の真ん中が南になるということです。
「アナログ時計コンパス」の図
まっすぐ立てた棒などの影を利用すると、短針と太陽を合わせやすくなります。
曇っていたら、使えない手ではありますが、確かにデジタルではできません。
この「アナログ時計コンパス」に、実際にお世話になったことはありません。
が、知っていても損はないという話でしょうか。


カシオもスントも、現行モデルの防水・高度計内蔵タイプは、すべてデジタル時計です。
今の時計が壊れてしまうと、ちょっと買い換えに困りそうです。
なんだか寂しい気がしますね。。。。




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  1. 2008/03/29(土) 23:52:10|
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【道具を語る15】 ジャージ

ジャージ。
昨日、仕事から帰って着替えをしているときに、お尻のところの縫い目がぱっくりと。。。。。。
すでに伝線やほつれ、小穴も何箇所かあり、ぼちぼちやばいかなぁ…とは思っていましたが、どうやら寿命のようです。


スーパーやホームセンターの衣料品売り場で、1本1980円とかで売っているやつです。
私の登山においては、いくつかある通年装備のひとつで、普段もはいているものです。
足首のところがゴムでしまっているものがいいのですが、この類は流行に左右されやすく、すそがやや広がっているものが最近は多いようです。


登山洋品店に行くと、登山用のズボン、いろいろあります。
何千円もするものから1万円を越えるものまで。。。。。
実際に店頭で商品を手にすると、物欲がうずくのですが、買う!というところまでには、いまだに至っていません。
機能など、優れた点は、多々あるのだろうと思いますが、値段がねぇ。。。。

高校生の頃はウールのニッカズボンをはいていたのですが、夏は少々暑いものでした。
大学の頃からは、お金がないこともあり、ジャージになりました。
その後、ずっとジャージですが、今のところ不便を感じたことがありません。
冬でも海外でも、岩でも沢でも、ずーっと山にはジャージ。
これまで使った中には、用足しに便利な、前面ジッパーつきのものもありました。


1年中、山で使えて、普段の生活でも使える。。。。。
ある意味では、万能の装備ともいえるかもしれません。
下着を除けば、一番着用率の高い服だと思います。
(1年のうち、ジャージをはかない日は数えるぐらいしかないような。。。。)


スペアは1本あるんですが、明日にでもジャージ、買いに行きますか。。。
(テントやザックを買うときほどワクワクしないのは、値段のせいか、普段も使うものだからか。。。。)



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  1. 2007/11/03(土) 20:11:52|
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【道具を語る14】 スノーシュー

みなさんからいろいろとアドバイスを頂き、実戦にも投入したスノーシュー。
物欲に負けて買ったのは、散歩用ではなく登山用。
1回こっきりの経験でモノを言うのもなんですが、そのつもりで。
また、あくまで個人的感想ですので・・・通販の健康器具みたい。。。




やはりワカンよりもぐらない。
その分ラッセル能力は高いのでしょう。
ワカンのトレースの横を歩いてみたのですが、その差は歴然でした。

担いだときの重量は、ワカンの比ではないのですが、足につけてしまうと、それほど重さを感じませんでした。
休憩時、ザックの上に座ろうとすると、長めのテールが邪魔に。。。

3本のゴムバンドは、ワカンのバンドよりもしっかりフィットします。
脱着もワカンよりはるかにラクでした。


急登。
傾斜がきつくなってくると、ビンディングの中で靴が後にずれ、ヒールサポートを踏み倒してしまうことに・・・。
これは、バンドがゴムで伸縮する関係だと思われます。
かなりきつめにバンドを締めるか、踵部分のバンドを伸縮性のないものに交換・改造するか、と言ったところでしょうか。
(締め方がアマかったのかもしれません。。。)

トラバース。
慣れの問題かもしれませんが、ちょっと難渋しました。
特に下り気味の時には苦労しました。

下降。
やはり、前に向かって多少滑ります。
特に傾斜がきついと、バランスをとるのが難しい。。。
荷物が多ければ、余計、大変かと思われます。

トレース。
スノーシューのトレースはキャタピラのような。。。
ツボ足やワカンのトレースの上は、極めて歩きにくい。。。
人が多いところ(トレースのある可能性が高いところ)には不向きかもしれません。
スノーシュー自体が普及すれば、かなり解決するのでしょうが、これは未知数ですね。。。
逆であれば、あまり問題ないように思います。


登高の際、途中でアイゼンの世界になることがあります。
ワッパアイゼンなら、あんまり気にせずに進める場合があります。
スノーシューはアイゼンに切り替える場面の選択に、グレーゾーンがあまりないように思いました。
ここの判断を誤ると、えらいことになりそうだと思いました。
やはり、ワッパアイゼンが応用は一番利くようです。
スノーシューのツメがどの程度まで効くのか、その辺を考えておく(知っておく)必要がありそうです。

些細なことですが、Wストックでないと、スノーシューはなんとなくしっくり来ません。
ピッケルとだと、バランスがとりにくい。。。。
ワカンの時にはピッケルでもWストックでも、そんなに違和感がなかったのですが。。。


====結論====

ワカンは必要。
ただ、状況次第ではスノーシューのほうが強力。



スノーシュー、ツボにはまれば大きな効果を発揮しそうです。
ラッセル能力のみであれば、はるかにワカンの上です。
ただ、ワカンの適用範囲の広さも(ワッパアイゼンも含めて)捨てられません。

道具として使ってみて、なかなか面白いものでした。
ただ、万能だとは言えそうにありません。
ルートや季節などの条件に応じてワカンとどちらをチョイスするか、考える必要があるようです。

言わずもがなですが、私の場合、アイゼンはいずれにしても必携です。



1度しか使ったことがないので、経験が増え、慣れてくると考えが変わるかもしれませんね。。。。
せっかく買ったので、ちょくちょく使ってみるようにします。

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  1. 2007/03/03(土) 19:42:45|
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【道具を語る13】 天気図用紙


ザックの中に、いつも何枚か入っています。
NHKラジオ第2放送の「4時になりました。気象庁予報部発表の、●月●日…」でやっているやつから書くやつです。

実は天気図をつけるの、結構好きです。
パーティーを組んだとき、必ず天気図をつける係に固定されています。
まあ、面子が大体いつもと同じなこともあるのでしょう。
「天気図つけるのが好き」ってことを、全員が知っていますので。。。
ちゃんとつけられる、ってのが最低条件ではあろうとは思います。
(ウチのパーティーは全員がつけられるハズ…いや、多分…)

他の連中が晩飯の支度をしている間に、天気図作製。
出来上がった天気図を、晩飯を食べつつ回し読み。。。
「明日は大丈夫そうやなぁ」「夕方からちょっと崩れるかも知れんのぉ」
毎回、こんな風景です。
そうこうしているうちに、全員の頭にに気象状況がインプットされている、と言う感じでしょうか。
単独の時には、先に天気図を作成し、晩飯を作りつつ天気図を眺め…飽きたら地図を眺め…。



使うのは「2号」の天気図。
地点別の表がついている「1号」というのもあります。
が、表から地図上へ転記していくのって、結構時間がかかります。
2号でつけられるようになり、慣れてくると、放送終了から5分程度で完成します。
まずは2号でつけられるように、練習あるのみでしょう。
何回か練習すれば、誰でもつけられるようになる、と思います。

最初は私も、アナウンサーの読み上げが早い、と思っていました。
ですが、以前ラジオたんぱで放送されていた高層天気図にくらべたら、ゆる〜〜いもんです。
高層天気図、ラジオたんぱの放送には追いつけず、2人がかりでやっつけていました。



沈殿でヒマをもてあましているときには、1日に3回ともつけたりしました。
20分少々ではありますが、まあまあの暇つぶしにはなります。
つけ方や読み方は、詳しい本がいくらでもありますので、そちらで。。。



ラジオのニュースで天気予報もやっています。
が、基準はあくまで平地なので、参考程度にしかなりません。
また、携帯で天気図を見られるサービスもあります。
電池の消耗を恐れる私としては、なかなか。。。。
谷間にいると、ラジオは聞こえても、携帯は電波が…なんてことも結構あります。
特にFomaはアンテナが少ないせいか、さっぱりなんてこともありました。

なにより、あの気象通報の声にあわせてペンを走らせるのが、私の山の、ひとつのパターンになっている部分があります。
行程は1泊2日、天候は2〜3日は全然崩れそうもない。。。そんな時にでも、つけているぐらいですから。

避難小屋やテン場で行き合わせたよそのパーティー。
けっこう天気図をつけていない人が多くなったと思います。
みなさん、大体ラジオは持ってるんですけどねぇ…。
「すみません、見せてくれませんか?」って人もいました。
読めるぐらいなら、自分でつければいいのに…なんて思ったりします。



以下の方法は、邪道かもしれません。
1日の行動は、夕方4時の気象通報で天気図がつけられるようにすべし。
そんなルールのようなもの、私にはあります。
行程を計画する際に、ひとつの基準としているワケです。
テント泊なら、遅くても午後3時にはテン場に、ということです。

なんだかんだで、予定地着が日没後だったこともありました。
そんなときには仕方なく、午後10時の放送で…。



手段はともかく、気象の判断が出来ればそれでいいことは言うまでもありません。
私にとっては、山での「生活習慣」の一部になっているのかもしれません。
なんとなく、天気図を見ないと落ち着かないのです。
翌日以降の判断に、いまひとつ自信が持てなかったりもします。
結果、山中泊の日には必ずつける、ということになります。
ラジオと天気図用紙、外せない装備になってるのです。
願わくば、ロシア・中国の内陸部の観測データがもっとあればいいんですが…。
それと、女性のアナウンサーのときには、なんとなく聞き取りにくい印象があります。



この時代にNHKの気象通報、古いタイプなのかも知れませんね。




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  1. 2006/12/08(金) 21:10:57|
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【道具を語る12】 ヤスリ

雪の季節がくると、雪山の準備。

金ヤスリ、この季節にやってしまうのがいいかな、と思います。
実際に山に持っていく道具ではないのですが、やはり必需品かと。

ピッケルやアイゼンの先、丸くなっているのを研ぎなおす。。。
当然、だんだんとピックやアイゼンの爪は短くなっていきます。
あんまり短くなったら、買い替え…ということになります。

さて、ウチのアイゼン。
15年以上使用で、結構爪が磨り減っていて、先っちょは丸々と…。
研ぎなおすとなると、これが時間を食ったりもします。
ぼちぼち、買い換えたいけれど…ここにきて、経済的な壁が立ちはだかるのです(笑)。
どこまで使えるかは、コレッ!ってのはなくて、個々人の判断になります。
ピッケルは、買い換えて3年ほどなので、軽く整える程度で当分大丈夫でしょう。


金ヤスリ自体はホームセンターや百円ショップでもあります。
モーターのついたグラインダーなんかだと、結構早いかもしれません。
言えの近所の鉄工所に持ち込む、という知人もいます。



そういえば昔見た映画のワンシーン、「K2 ハロルドとテイラー」でしたか。。。
(「ハロルドとテイラー」だったか「愛と友情のザイル」だったか…)
藤岡弘がテントの中でゴリゴリとピッケル(?)を研いでいるシーンがあったような…。
「おおっ、やってるやってる!」と思いながら見た記憶があります。
この後、彼は雪崩にやられてしまう。。。だったと思います。
仮面ライダーもこの外国映画ではセリフの少ない脇役でしたが。。
ずいぶんと記憶がぼやけてるなぁ…。

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/11/27(月) 16:14:32|
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