ご存じの方も多かろうかと思いますが。。。。。
新井裕己氏(32)が28日、五竜岳(2814メートル)で遺体で発見されました。
23日入山、24日下山予定だったとか。
マスコミのサイトで拾ってきた新井氏の肩書き。
「日本を代表する山岳スキーヤー」「東大スキー山岳部監督」「登山ガイド」
「日本山岳協会選手強化委員」「鹿島槍ケ岳(2889メートル)北壁の初滑降に成功」
とにかくスゴイ人だったことが、ここからも伺えます。
新井氏のブログ。
これまで何度も拝読しました。
山スキーだけでなく、クライミングやサプリメント、PCやネットなど、多方面に深い造詣がある方でした。
過激な(?)記録も多く、読んでいてドキドキさせられました。
メディアで雪崩のことについて語るなど、安全対策にも功績があったと思います。
「日本を代表する山岳スキーヤー」であると、私自身も思っていました。
現在、新井氏のブログは、弟さんによって閉じられてしまいましたが。。。。。
27日夕方になって、新井氏の友人から「ブログが更新されていない」と通報があったと一部で報じられていました。
別のメディアでは「登山の届けは出されていなかった」とありました。
登山届の提出と、計画書の家族への手渡し。
その意味を知らない人ではなかったと思うのですが。。。。。
さて、今回書きたいことはここから。
遺体発見の報を私が知ったのが28日の昼過ぎ。
ネットのニュースサイトからでした。
早速、郵便受けに走り、某全国紙の夕刊を広げてみたのですが。。。。。記事はありません。。。。
新聞社のサイトを再び確認したのですが、そちらには出ている。。。
今朝、朝刊を隅から隅まで探したのですが、やはり出ていません。
何人か知人を当たってみたのですが、載っていたりいなかったり。。。
扱いも総じて小さかったようです。
なんでだよ!
というのが感想。
「日本を代表する山岳スキーヤー」が山スキーに行って事故にあい、亡くなっているというのに。。。
一般マスコミにおける山スキーの認知度って、そんなもんなのか。。。。
個人的には、大きなニュースだと思います。
しかし、ウチでとっている新聞社の判断は、「掲載に値せず」ということだったのでしょう。。。
その現実の前には、ここでウダウダ書くほかは、ため息をつくしかないようです。
以前、コメント欄の議論で、「山スキーは文化」だと主張する方がいました。
私は「文化と言っていいかどうか分からない」という立場でした。
新聞社の判断はともかく。。。
もし「文化」として一般に根付いていたなら、今回の記事が載っていないなんてことはなったろうなぁ・・・と。
そんなことを思い出しました。。。
故人のご冥福をお祈りします。
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- 2008/04/29(火) 17:54:33|
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結局、テントはあきらめ、土曜日は寝て過ごすことになりました。
日曜。
朝7時から、チビどもはテレビタイム。
「恐竜キング」「炎神戦隊ゴーオンジャー」「仮面ライダーキバ」「プリキュア5」の2時間フルコース。
これを見せないと恨まれる。。。。。
自分が子供の頃、「ゴレンジャー」と「仮面ライダー」は毎週楽しみだったんだけれど、この辺は同じか。。。。
嫁さんは昼から用事があるとの事。
さて、それならポンポン山か。
テレビの間に朝飯を食わせ、9時にスイッチを切ってトイレに行かせたり着替えさせたり。。。
ここのところが、結構時間を食う。
ま、行き先が近所だからいいのだけれど。。。
コンビニで食糧調達。
車で本山寺参詣者駐車場へ。
結構車が多い。
すでに10台以上停まっている。
出発準備をしているとき、長男はなかなかドタ靴がはけない。
足も大きくなってきているんだろう。。。
無理やりはいてしまうと、「ピッタリ」なんだそうな。
次男はまだサイズがないので運動靴。
「兄ちゃんみたいな靴、ほしい?」
「いらん!」
2人には、衣類、飲み物などなどを持たせる。
長男はおやつもリュックに入れていた。。。。
ポンポン山自体はあちこちから登るルートがあるのだけれど、チビどもは本山寺ルートがお気に入り。
序盤のコンクリ道は、併走する登山道を歩く。
コンクリ道は足が痛くなって、何度も泣かれたので、ここのところはいつもそちら。
本山寺手前を右に入り、直接ポンポン山へ。
成長の証か、結構なペース!
何度「走るな!」と叫んだことか。。。。
そのうち、ついていけなくなるんだろうな。。。。

他の人を追い抜くなんてことがたびたび。
いままでこんなことはなかったんだけれど。。。
特に長男は、登りも下りもタッタカタッタカ行ってしまう。
駐車場から休憩2回で頂上へ。
40人ぐらいの年配者の団体さんが、ちょうど頂上明け渡し。
ナイスタイミング!
途中ですれ違った人に「上は人がすごく多いですよ」と言われていたので、気になっていたのです。
その人は人の多さに閉口して、さっさと下りてきたとか。。。
いやあ、よかったよかった。
しかし、団体の人。
そんなふうに思われているとは、夢にも思っていない????
頂上で昼飯。
長男が持ってきた双眼鏡が大活躍。
兄弟で奪い合い。。。。恥ずかしいからやめなさい!
2人とも元気いっぱいなので、釈迦岳(631メートル)まで足を伸ばすことに。
ポンポン山より50メートル近く低いピークなので、下り基調。
2人とも走る走る!
つられてこっちも走らざるを得ない。。。
けっこうキツイですなぁ。。。。
釈迦岳からポンポン山まで登り返し、再び休憩。
下界の方に飛行船が見え、チビどもは大喜び。
またぞろ双眼鏡が飛び出した!

先ほどよりはぐっと人の減った頂上。
のんびりしていい感じでした。
下り始めて問題発生。
次男がぐずり始め、泣きながら歩くことに。。。。
普段の保育所の昼寝の時間帯を過ぎたあたりで、毎回この時間には不機嫌モード。
最後には「兄ちゃんみたいなお山登りの靴ほしい!」。
やれやれ。。。。今度買いに行くか。。。。
不機嫌タイムを通過すると、立ち直る次男。
やれやれ。。。
参詣者専用駐車場に車を止めているため、下山時は毎回本山寺を通る。
ここにはきれいな公衆トイレがある。
駐車場まで、無事下山。
なんと車道に鹿!
いるんですねぇ。。
3人で興味津々。
しずかにちょっとずつ近づいて。。。
最後は山の中に逃げていってしまいましたが、チビどもは興奮していました。
駐車場の一番奥にあった1本桜。
あまりにきれいだったので1枚。

下山後は車で少し移動して
温泉へ。
移動中は2人とも熟睡でしたが、山の後の温泉、すっかり味をしめたようでした。
近所に、ちょっと行ってくるか!という山があること。
実は恵まれているのかもしれません。
飽きずにまた行くかな。。。
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- 2008/04/28(月) 11:42:00|
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今週末の土日。
久しぶりの連休がつきました。
お天気もまずまずなので、どっかいこう!と、準備へ。
あいにく嫁さんは仕事が入り、チビどもの面倒を見てくれる人間がいません。
となると、2人とも連れて行かなきゃしょうがないなぁ。。。。。
さて、どこへ?
これがまだ決まっていないのです。
腰の具合は、まあ、大丈夫でしょう。
ただ、ちょっとカゼをひいてしまったらしく、明け方や深夜にはセキが出ます。
テントを持って、ちょっと遠出!
なんて思っていたのですが。。。。家の近所にしとくか。。。。ゆっくり寝て過ごすか。。。。
明日の朝起きてから決めよう。
久々の連休・好天なのに体調イマイチ。。。。
なかなかうまくいかないもんです。。。。
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- 2008/04/25(金) 19:37:31|
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四月も下旬。
GWの計画に余念のない方が多いのではないでしょうか。
なんだかソワソワ、モヤモヤ、ワクワク・・・。
さて、私もそろそろまじめに考えねば…というところです。
嫁さんと自分の勤務の都合をあわせると、世間並みの4連休は、とってもムリ。
腰の調子も今ひとつ。。。。
雪山は、ちょっと遠慮しておくか。。。。
ということで、家族でどこの山に行こうかと、そんな話をしています。
子連れの山。
長男が1歳の春からだったので、丸5年ということになります。
ノウハウも何もないまま、ベビーキャリアだけ買ってきて、とりあえず行け!
そんな始まりでした。
やっているうちにどんどん成長するモノで、今や突っ走るような感じです。
持って行くモノから何から、考え、工夫し…次はあそこへ行ってみよう!
そんな積み重ねでした。
長男のことがあったので、次男の時には手慣れたモノでした。
大人ばかりで行く時や単独の時とは全く違う世界でした。
山の世界の高齢化、確実に進んでいます。
現在では圧倒的に高齢者が多いと言っても過言ではないでしょう。
学生山岳部も、壊滅に近い状態です。
小さな子供がいる世代、そして子供たち。
そんな世代が山に行くようにならないと、将来は。。。。
どうも山の世界には「次世代の育成」という点、放置されているんじゃなかろうか。
野球やサッカーになると、小学生(それ以前も?)から「育成」が始まっています。
ほかのスポーツでも、いろいろと団体が力を入れていたりします。
ところが山の世界には「来てもらわないことには…」という、どちらかといえば受け身な感じがあるんじゃないかと思います。
登山は「競技スポーツ」でないため、「強化」なんてことも難しいでしょう。
実際には打つ手が見あたらない、というところでしょうか。
いつのころから、なぜこんなふうになったんだろう?
そのあたりに答えが隠れているのかもしれません。
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- 2008/04/20(日) 23:44:33|
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長男が無事、小学生になりました。
親としては、やっとここまできたか。。。と、感慨深いモノがあります。
子供を持つ、ということ。
生まれてくるまでは、ちょっとなぁ・・・というのが正直なところでした。
嫁さんだけなら、大して自分の時間もとられない。
でも、家族が増えるとなると。。。。
けっこうため息ばかりついていたようです
嫁さんには、いまだに当時のことが不評のようです。
実際におなかが大きくなる女と比べて、身体的に何の変化もない男には現実味が薄いのかもしれません。
でも。。。。。。
生まれたときには、世界が変わった気がしました。
ささいなことで一喜一憂。
予想通り、膨大な時間とエネルギーを子供に向ける、子供中心の生活になってしまいました。
首が据わってしばらくしてから、ベビーキャリアを担いで山へ行くようになりました。
近所のポンポン山から少しずつ、こちらも練習。
長男1歳の夏には、縞枯山、蓼科山、木曽駒、天狗岳と、北八ツ・中アを4日連続で担いで入山。
避難小屋に一緒に泊まったこともありました。
2歳になる直前、次男が生まれました。
嫁さんは授乳もあり、次男にかかりっきり。
勢い、長男の面倒はこちらが見ることになりました。
休みの日、2人でよく出かけました。
大阪から一泊2日、2人で信州へ山歩きに…なんてこともありました。
気がつくと、父ちゃんっ子になっていました。
大好きな山にちなんだ文字を一つ、名前をつけるときに使いました。
ほとんど親のエゴですね。
山の好きな子に育つかどうか、まだ分かりません。
その意味を分かってはいないようですが、今のところ本人は自分の名前が気に入っているようです。
保護者席でそんなことを考えているうちに、入学式が終わりました。
山に行くことも含め、自分の時間は大きく削られる結果になりました。
結婚はしたけれど子供は作らない。
当然、そういう選択肢もあります。
ただ、自分に関して言えば、いてくれてよかったと。
子供を見るたびにそう思えるのです。
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- 2008/04/15(火) 19:38:31|
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3月下旬から、久々の更新になります。
今日は更新の滞った言い訳を。。。
一言で言えば「多忙」。
年度替わりに職場の持ち場替えがあり、業務フォーマットが全然違うモノになってアップアップ。
嫁さんは4月から新しい職場へ。
朝7時過ぎには出勤してしまうので、子供の保育所送りなど、家事分担の増加。。。。
3月末には、長男の保育所修了式。
4月に入っては次男の進級式&保護者懇談、長男の学童保育開始、小学校入学式とイベント目白押し。
目の回るような、というよりも目ン玉が飛び出るようなバタバタでした。
睡眠時間を削っての対応のような感じで、たまの休みには夫婦ともダウン。。。。
ここ何年かで最大級の生活の変化。
それでも少しずつ慣れてきました。
来週あたりには、もう少し余裕が出ていることと思います。
更新を待っている方(もしいるのならですが。。。)、もう少々お待ち下さい。
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- 2008/04/11(金) 19:53:26|
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