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山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

【子連れに挑戦2】 意外に多い荷物

乳幼児を担いで山に行くにあたっての準備。


装備について。
キャリアについては前項で触れました。
子供の装備、これが以外にかさばるのです。

いつも着替えが2セット。
着ていくものも含めると、3セットになります。
休憩時にドロドロに・・・・・・・なんて事は、結構あるものです。
以前、下山時には着替えをすべて使い切ったこともありました。
大人なら、こんなことはありえないのですが。。。。。

防寒具。
親よりも1枚は多めに。
担がれているほうは運動するわけではないので、行動中に体温が上がりません。
季節や標高、気温などを考慮したうえで決定します。

紙おむつ、1日に5~6枚。
おしっこなどをすると、パンパンに膨れ上がります。
重くなる上に、体積が増えるので、ザックやキャリアの荷室には少し余裕があったほうがいいかもしれません。
おしりふきを多めに持っていくと、ウエットティッシュの代わりになります。
逆に市販のウエットティッシュは、子供のお尻がかぶれたりする場合があるので、注意が必要です。

ポンチョ。
嫁さんが授乳するときに使っていました。
人の目もあることですので、「ゼヒもの」の装備でした。

雨具。
キャリアのオプションで売られていることもあります。
ウチは一番でかいザックカバーをキャリアごとすっぽり。
あとはポンチョを併用します。
細引きがあると、縛るのに便利です。

敷物。
おむつ交換の時に、なくてはならないもの。
また、ほっておいたら泥んこの上にでも平気で座ってしまうので、休憩時のお座り指定ポイントとしても有効です。

医薬品。
擦り傷きり傷は当たり前のように。。。。
マキロン、絆創膏、ガーゼ、テープ類などは必携。

水。
飲用想定とは別に1リットルを持っていくようにしています。
ドロドロになった手足を洗ったり、転んでできた傷口を洗ったりと、結構出番はあります。
また、昼飯のお茶のペットボトルをひっくり返されて、地面に飲ませてしまった・・・・ということがありました。
そんなときには飲用水として利用します。
また、想定以上に子供が飲んでしまう場合もありますので、そのときにも役に立ちます。
そのときには、紙おむつにしっかり飲んだ量が反映されることになりますが。。。。


ざっと並べてみるだけで、結構な量になります。
キャリアを買いに行く前に、先に装備を確認してからの方がいいかもしれません。



今回は担いでいくことを前提にした話です。
いくつか抜けているところがあるかもしれません。
折に触れて補足するようにしたいと思います。

歩くようになれば、装備はまた変わってくる面もありますが、別の機会に。

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  1. 2008/10/21(火) 15:02:45|
  2. 子連れに挑戦
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【山日記 52日目】 ご近所さん

バタバタが続く中、ぽっかりとあいた土曜日。
朝、出勤する嫁さんに起こされました。
お天気は快晴!
朝帰りだったので少々眠いけれど行きますか。。。。

チビどもを誘うと、長男は「えぇ~」、次男は「行く!行く!」。
「お勉強すんのと、お山登り、どっちがええ?」
「ん~。。。。行く!」
現金なもんです。

近所の山、ポンポン山へ本山寺ルートから。
いつもどおりコンビニで食料を仕入れ、本山時駐車場から入山。

「あ!クモや!」
「キノコや!」
「クリや!」
「カエルや!」
「ドングリや!」

そのたんびに立ち止まり、「どこどこ?」。。。。。。
進まないこと甚だしい。。。。。。

高槻の古木・天狗杉で休憩。
普段、昼間は日差しがきつくてまだまだ暑いけれど、樹林帯の中の道は快適。
2人は先頭交代を繰り返しつつ、それなりのペースで歩くけれど。。。。
よくしゃべるので、やかましい。
登る!

すれ違う人に馬鹿でかい声で「こんにちわっ!」。。。。。
言われた人は、びっくりして苦笑しつつ「こんにちわ」。。。。
ちょっと恥ずかしい。。。。。

結局頂上まで2ピッチで、休憩込みの1時間半。
結構早くなったなぁ。。。。

頂上では2人ともバッタを追いかけてウロウロ。
なんとか2人をつかまえて、昼飯。


ザックの中を探って、取り出したのは・・・シャボン玉セット!
チビどもは狂ったようにシャボン玉を飛ばし始める。

おい!ここは風上!!やめろ~~!!


========================おわび========================

何人かの人に、シャボン玉を浴びせることになってしまいました。
ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
不快な思いをさせてしまったこと、この場を借りて、お詫びします。

======================================================


とりあえず、風下側の空いている場所に移動。
まあ、こっちなら大丈夫か。。。。

少し冷や汗と脂汗をかきました。
今後は、風下でやるか、持って行くのをやめるかです。



頂上でぼんやり休んでいると、ご近所にお住まいの方にばったり。
普段は会釈してすれ違う程度のおつきあいなのですが、話が弾んでしまいました。


さて、下り。
最近は2人とも走る走る。
あっと言う間に、駐車場が近づいて。。。。。

ここでアクシデント。

調子に乗りすぎた長男が、ヘッドスライディング!
涙をポロポロこぼして泣く。
両方の手のひらをすりむいて、血がにじんでいた。
水洗いをして乾かし、マキロン&絆創膏。
やれやれ。。。。

車に乗ると、5分もしないうちに2人とも熟睡。
家に帰り、寝床へ運び、3人で昼寝。

夕方目が覚めたら、長男が
「父ちゃん、おでこが。。。。」
みるとおでこがはれて血がにじんだ跡が。。。。
前髪に隠れて見つけられなかったのだけれど、本人も気づいていなかったようだ。
手が痛くて、それどころではなかったとのこと。
すっころんだあと、もう少し注意してみてやるべきだった。。。。


今回は反省ばかり。
久しぶりの山だったためか、いろいろと注意が散漫になっていたようで。。。。
こちらも調子に乗りすぎでした。



テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/10/20(月) 00:17:50|
  2. 山日記
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【子連れに挑戦1】 はじめに

相変わらず山に行けない日が続きます。

先日、とある方からリクエストのあった話。
子連れ登山のノウハウのようなものを教えてほしい、というのがありました。
長い間ほったらかしていたのですが、少しずつまとめて行こうと思います。

最初に断っておきますが、我が家の方法であって、誰にでも…というのではない可能性があります。
参考にされるのは結構ですが、すべて正しい、というわけではないかもしれません。
経験したことや考えたことをそのまま書いていきますが、実践や判断はご自身の責任でお願いします。


さて、うっとおしい前置きはこのぐらいにして。



いつぐらいから連れて行ったか?

正直なところ、はっきりと覚えているわけではありません。
子供の首が据わり、はいはいをするころにはキッズキャリアにのせて山へ。
1歳半のころには、3~4日連続で日帰り山行をやったりしていました。



キッズキャリアの選び方は?

当時の選択肢はだいたい以下のメーカー。
 モンベル
 エバニュー(タトンカ含む)
 ジャックウルフスキン
 ドイター

我が家の選択基準は、自立式かつ大容量。

自立式のメリットは、親が休憩するときに、キャリアを下ろせること。
子供が寝てしまったときには、下ろしてもそのまま寝ていました。
デメリットは、金属製パイプを使用するなどしているため、重量がかさむことです。
いずれのスタイルであっても、自立式のほうが何かと便利だと思います。
個人的にはこちらがオススメ。

荷物容量の大きなものにしたのは、親子2人での入山を想定していたからです。
別項で書こうと思いますが、子供の荷物というのは、かなりかさばります。
実際には親の荷物よりも多いことが当たり前のようにありました。
大容量のキャリアのデメリットも、キャリア自体の重量がかさむこと。

容量に関しては、それぞれのスタイルによると思います。
たとえば、常に親2人&子1人であれば、容量の少ないキャリアでいいと思います。
もう1人がザックに他の装備を詰めればすむ話ですから。
ただし、相方の体力や力量に左右されることは言うまでもありません。

で、重要な点がもう一つ。
実際に店に行って、子供を乗せて担いでみました。
さらに荷室部分に水の入った2リットルのペットボトルを入れてみました。
メーカーによって、重心の位置が微妙に違ってきます。
この重心の位置、判断を間違うと大変なことになる!と思います。
担ぎ具合というのはかなり重要なポイントになります。
子供の成長とともに体重も増加してくるので、その辺も見越して考える必要があります。
体重10キロ超の子供をのせて…ということを、事前に考えておく、ということです。
担ぐ側の体にフィットしていないと、とんでもなく苦しいことになりかねません。
ネットの通販で買った方が、値段としては安いのですが、上記の理由からあまりオススメできません。
多少、お金と時間がかかりますが、ここは手を抜かない方がいいでしょう。
ネットショッピングは万能でないことは言わずもがな。
実際に見て触れて…というのも、結構楽しいですよ。

また、オプションだったり標準装備だったりしますが、日よけ兼雨よけのフードがあると、なおいいでしょう。

あとは、通常のザック選びとほぼ同じです。



使い方、親の体力や歩行技術など、考えることは結構あります。
通常の山装備以上に気を遣いました。
道具選びの基本に戻る、といえばそれまでのことです。


こちらも参考までに。


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  1. 2008/10/13(月) 15:03:26|
  2. 子連れに挑戦
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【日々是好日219】 また雨か。。。。

久々の予定なしの日曜日休み。
さて、どこ行くか?

朝、外を見たら、雨。
せっかくの休みなのに。。。。。

チビどもは朝も早くからテレビに釘付け。
日曜朝7時~9時、我が家のチャンネル権は子供の手に。。。。
テレ朝系列で2時間ぶっ通しの子供番組なのです。


さて、父ちゃんは困った。
久しぶりにどっかの山にでも・・・と思っていたんだけれど、雨じゃあなぁ。。。。

意外と雨の日の遊び方を知らないことに、改めて気づいた。


「父ちゃん、映画行こ!」

うわぁっ!きたぞぉ!と、思いつつ、とぼけながら

「映画?なんかやってたっけ?」

「父ちゃん!電王見に行くって約束したやんか!!」

忘れてないのね。。。。。

映画の話、以前こちらで触れました。
そのときは「仮面ライダーキバ/炎神戦隊ゴーオンジャー」でした。

9月、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」・・・行かせていただきました。
その時の話。
近所のガキどもがわさわさといる映画館。
長男の同級生も何人かいて、そりゃもうにぎやかなこって。。。。

場内暗転・・・冒頭に・・・「さらば仮面ライダー電王 10月劇場公開!!」
ああ・・・ダメだこりゃぁ。。。。
70歳近くなった黒部進がウルトラマンに変身するシーンよりも、このショックの大きさといったら。。。

あきらめてはいたのですが、年貢の納め時がやってきたようです。。。。


仕方がないので、「さらば仮面ライダー電王」を見に行くことに。。。。
ちなみに嫁さんは
「あっ!掃除しなきゃ!それに洗濯も!ああ忙しい!お父さん、そっちよろしくね!」
と、強固な予防線を張りやがった。。。。

劇中、1シーンだけ。
「退治てくれよう、モモタロ・・・」という台詞回し。
桃太郎侍の決め台詞、まんまじゃんか!
さすが東映だなぁ・・・ま、子供には分からんだろうけど。。。。




自分が子供の頃を思い返してみた。
「帰ってきたウルトラマン」以降のウルトラマンシリーズや円谷プロ作品。
「仮面ライダー」の一連のシリーズ。
「ゴレンジャー」以降の戦隊モノ。
「マジンガーZ」「デビルマン」などの永井豪作品。
「ガッチャマン」などのタツノコプロ作品。
「キカイダー」などの石ノ森章太郎作品。
あと、「バビルⅡ世」やら「ドカベン」やら「ヤマト」やら・・・・。

数えだしたらキリがない!!




あんまり子供に
「テレビばっかり見るな!」
って、言いにくくなってきた。。。。。。。


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  1. 2008/10/07(火) 11:04:22|
  2. 日々是好日
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【日々是好日218】 電車の中で

この間、電車の中でのこと。

うとうとしながら午後の電車で会社へ。
ホームにて、夜勤&朝帰りはしんどいなぁと、ぼんやり電車を待ってました。

電車が来て乗り込んで、数分後の発車までうたた寝。

そこにドヤドヤと山帰りとおぼしきご年配の1団。
ぱっと見た感じ、総勢10人ぐらい。
山から下りた後もにぎやかで・・・お元気で何よりです。
もう少し静かにしてくれても良さそうですが、何とも思っていないようで。。。
まあ、むちゃくちゃ迷惑なわけでもないので、放置することにしました。

通勤で使っているこの路線。
山帰りの人が結構乗ってたりするので、特に珍しいわけではありません。

やがて各駅停車の電車が出発。

たまたま近くに座っていたもので、話の内容が全部聞こえてきます。
まあ、耳をそばだてる必要のないボリュームでもありましたが。

毎度おなじみの内容で。。。
「ここと、ここと、ここは行った。あとは、あそこだね」。
「いやいや。まだあそこも行ってない」
なんだか、北摂の山までもがスタンプラリー的というか百名山的というか。。。
ピークハントというよりも、コレクションの状態でした。

「自分は百名山のうち、いくつ登った。あなたは?」
「私はまだまだ半分かな」
そんな内容と大して変わりませんでした。

駅に止まるたびに、1人2人と下りていきます。
リーダー格とおぼしき男性が電車を降りるときのこと。
男性に向かって女性の1人が言いました。
「○○さん、また連れて行ってね。私はついて行くの専門だから」

やれやれ。。。。。


さて、聞こえてきた話はこのぐらいにして。。。。


ぼーっと見ていて気づいたこと。


全員がストック×2。
きっと、必携の装備なんでしょうね。

半分ぐらいの人がザックカバー装着。
あれ? 今日雨降ったっけ?? 
洗濯物干してきたんだけどなぁ。。。。
そもそも電車の中で、何のためにつけてるんだろう????

もうひとつは、スパッツ。
これも半分ぐらいの人がつけていました。
会話の内容から行ったと思われる山は想像がついたのですが、スパッツが必要なコースはなかったと思いましたが。。。。。
そして、くどいようですが、もういちど。
電車の中で、何のためにつけてるんだろう????




装備類、もうちょっとTPOを考えてもいいんじゃない?
そんなふうに思いました。


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  1. 2008/10/02(木) 22:30:33|
  2. 日々是好日
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