山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【遭難カルテ76】 扇沢雪渓で転倒の男性救助

【概要】
6日午後6時20分ごろ、大町市の扇沢雪渓上部で下山途中の同市の男性(63)が足を滑らせて転倒し、友人に知らせ、大町署に届け出た。7日朝7時前、県防災ヘリコプターで救助され、大町市内の病院に収容された。男性は左足の骨折。
(データは信濃毎日新聞、毎日新聞、SBCより抜粋・引用。各社とも匿名・職業表記なし)

【考察】
さて、今回分かっているのは地元の63歳男性であること。
そして、転倒⇒骨折⇒1晩のビバーク⇒救助、と言う流れ。
情報量が薄いので、一般論の上に想像力を働かせるほかはなさそうです。

雪渓上での転倒⇒滑落というケースが考えられます。
傾斜にもよりますが、雪渓上の滑落では、あっという間に加速します。
雪渓上にはクレバスやシュルンドといった危険が、ぱっくりと口を開けており、その中に落ちたりすれば、大怪我をする場合もあります。
以前も書いたのですが、転倒防止の歩行技術。
続いて滑落停止技術
この2つが問われます。

今回は、地元の人ということで、コースを熟知していた可能性があります。
そして、年齢から来る衰えがあった可能性も否定できません。
が、いずれにしても本人に関する情報はなく、あくまでも可能性の域を出ません。

何年か前の夏に、剣岳・長次郎雪渓を最上部から下降したときのこと。
初心者を連れていたので、傾斜の落ちる熊ノ岩付近までザイルを出して下降しました。
案の定、何度かザイルのお世話になる状況に遭遇しました。
あの時、ザイルがなければ…と思うと、ぞっとします。
雪渓の下降、侮るべからずといったところでしょうか。


==========追記(06.7.12)==========
長野県警山岳救助隊週報によると、男性はガラ場(ガレ場)での転倒との事でした。
厳密に言えば雪渓上(雪上)の転倒ではなかったようです。
ガレ場、確かに歩きにくく、転倒の多い場所です。
私も例外ではなく、転んだ経験のある方も多いかと思います。
ただ、骨折に至るほどの転倒とは…何と言っていいのやら…。
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/07/11(火) 20:29:16|
  2. 遭難カルテ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

遭難カルテ

初めまして、今晩は。私のつたないブログにもお越しいただき、ありがとうございます。
しばらく遭難カルテのナンバーが増えなくて「良かった」と思っていましたが、これから忙しくなりそうな気配ですね。(何となくですが、今夏は天候不順の予感がします)
私はこれまでも遭難捜索や救助に何回か出掛けていますが、ちょっとした不注意や中高年者の体力の消耗が原因の事故が多いと思っています。個人の意識の問題だと思いますが、事あれば多数の人に迷惑を掛ける事が判っていないのだと…。

これからもお邪魔しますので、よろしく!
カルテが増えないことを願って!
  1. 2006/07/11(火) 20:55:45 |
  2. URL |
  3. 安倍の山伏 #-
  4. [ 編集]

Re:遭難カルテ

こちらこそはじめまして。
ちょくちょくお邪魔しております。

遭難に関する件、仰るとおりかと思います。
個人の意識によるところ、確かに大きいと思います。
残念ながら、遭難カルテ、もう少し材料を抱えています。
近日中にはアップできると思います。
速報を旨としているわけではないので、少し遅れますが、また少しずつ考えて記していこうかと思います。

なんだか、当初の目論見から外れて(?)遭難カルテがメーンのブログになってしまいましたが、それはそれでよいかと考えています。
遭難のない日がくればいい、そして、自分も遭難せぬように。
皆さん共通の想いだと思います。

私自身、仕事や家庭に縛られてなかなか山にも行けず、悶々としております。
他の人の記録を見ては、うらやましい・・・とため息の日々。
下界にいても、少しでも山のことにふれていたい・・・。
そんな想いです。

また、いつでもお立ち寄りください。
毎度、大歓迎間違いなしです!
  1. 2006/07/11(火) 21:25:24 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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