山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【遭難カルテ78】 鑓温泉から下山中の男性不明

【概要】
6日午後4時40分ごろ、白馬村のペンション経営者の男性(56)が北アルプス・白馬鑓ケ岳の鑓温泉から戻らないと、勤務先から大町署に届け出があった。男性は6日午前7時半ごろ、1人で鑓温泉から猿倉登山口に向かって下山したという。男性は下山予定時間になっても帰宅せず、連絡も途絶えている。県警山岳救助隊や地元の遭難対策協議会などが空と地上から捜索したが、見付かっていない。男性は長靴姿だったという。
(毎日新聞、中日新聞、信濃毎日新聞、SBCよりデータ抜粋・引用。信毎以外は実名報道)

【考察】
まず、長靴ってどういうことなんでしょう…。
雪山に長靴で行ったことがないだけに、なんとも言えませんが…。
私からすれば、ちょっとありえない装備に思えます。

鑓温泉を出たのが6日午前7時半ごろとすれば、前日かそれ以前から同所に宿泊していたと考えられます。
白馬鑓温泉小屋のHPに、以下の文章が掲載されていました。
「7月10日更新 スタッフが入山しました。急ピッチで小屋建てをしていますが、白馬鑓温泉小屋の営業はまだしておりません。登山される前に必ずお問い合わせ下さい。今現在、鑓温泉方面のルートは全面雪付となっており夏道は出ておりません。また、残雪のため崩落の危険性が高いため通行止になっております。」
以上から類推すると、小屋建てになんらかの関係があったのかもしれませんが、詳細は不明です。

5月に小日向のコルまで行ったときに、今年の残雪の多さを目の当たりにしました。
今回は地元の方ですので、コースに慣れがあったかも知れません。
が、例年以上の残雪の多さも要因のひとつのように思います。
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/07/12(水) 14:41:45|
  2. 遭難カルテ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

長靴?

>まず、長靴ってどういうことなんでしょう…。

管理人氏のオーソドックスな批判眼からすれば当然の発想で共感します。ただ、雪渓の残る6月の北海道の山を友人に勧められてスパイクのついた長靴で登りましたし、秋田の友人は地元のメーカーの長靴を愛用しています。また、京都・大阪の友人たちはヘテロドックスな履物をお洒落に履くという、いささか屈折した感性で天気に日にも履いています。昔は、女物の下駄で登った先輩がいました。

ただ、これは一般の登山者の話ですが、地元の方は先日の常念の方もそうでしたが、地下足袋や長靴が普通ですから、評価は難しいですね。

蛇足を申せば、物事の批評は抽象的な一般論ではなく具体的な「事実」の評価を積重ねて結論に至るという基本的な手法を私は繰り返しています。
  1. 2006/07/12(水) 20:56:43 |
  2. URL |
  3. HIKO #b4jxZAz.
  4. [ 編集]

Re:長靴?

HIKOさま、こんばんわ。

まさにそのとおりなんです。
私が学生だった頃の1990年前後のこと。
確か京大の学士山岳会も地下足袋で剣沢雪渓を真砂沢へやってきていました。
今回の件も「そんな装備、ダメです!」とまでは、とても言い切れないのです。
それで、「どういうことなんでしょう…。 」「私とすれば」などという表現になりました。
正直、評価の難しさに突き当たっています。
この辺が私の限界(?)なのかもしれません。


  物事の批評は抽象的な一般論ではなく・・・(以下略)

確かに今回は、もう少し踏み込んだ分析・考察ができれば・・・と思います。
もう少し時間がたてば、新しいデータが出てくると思われます。
そのときには「追記」の形で、さらに考察を進めたいと思います。
今回は、なかなか結論に至るには難しいケースかもしれませんね。
  1. 2006/07/13(木) 01:39:24 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

決して<限界>ではありませんので・・・

>この辺が私の限界(?)なのかもしれません。

ツッコミが過ぎて申し訳ありません。
枝雀じゃありませんが、私は緊張と緩和で生きています。ボケとツッコミ、皮肉と洒落が好きです。
生真面目な管理人様には申し訳ないと常日頃思っていますが、たまには私のような視点もニギヤカシとして、お役に立つのではないかと勝手に考えていますが、ご迷惑でしょうか・・・あまりにも大阪的でしょうか・・

ご承知のように、遭難を法律的視点から専門的に執拗にとらえておられるHPもあり、私も大杉谷事故について雑文を寄稿しましたが、一方、このブログの様に遭難自体を数多くピックアップして批評するものも貴重で有意義だと思います。
ブログに限界や結論はないのですから、ぜひ継続してください。

それにしても最近、メデイアが遭難者の実名を書かなくなったようで、由々しいことです。メデイアは本当に駄目になっています。機会を見て私のHPで書かなければならないと思っています。

  1. 2006/07/13(木) 08:23:37 |
  2. URL |
  3. HIKO #b4jxZAz.
  4. [ 編集]

Re:決して<限界>ではありませんので・・・

HIKOさまへ

前回コメントでは、言葉を補っていただいたようで、ほっとしました。

「にぎやかし」と仰っていますが、そんなことはありません。
全然迷惑には思っておりませんので、ご安心を。
自分以外の視点、重要なものとして受け止めています。
また、大阪には住んではいるものの、関西人にはなりきれない自分を発見することも出来ましたし(笑)。

限界についてです。
人間である以上、限界は必ずあると思います。
ですが、別段悲観しているわけではありません。

トシとともに、カラダの限界は下がりますが、これはどうしようもありません。
ですが、アタマのほうは、ずっと延びる余地があると思います。

明日の限界は、今日の限界より、少し上に。
そうなればいいなぁと思います。

自らの慢心を戒める意味と、成長への意欲をこめて、「自分に限界あり」としておきます。
  1. 2006/07/13(木) 11:01:58 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

鑓温泉での行方不明者について

朝日岳から入り26日白馬大雪渓を下り、小日向の湯でさっぱりしザックを整理しているときに、「雪渓の様子はいかがでしたか。」と女性に話しかけられました。蓮華温泉から朝日岳へ出る稜線手前は相当な雪渓が残り、雪倉岳から鉱山道分岐までにも大きな雪渓があり、アイゼンが必要でした。本来、鑓温泉にもう1泊して下山予定のところ、村営頂上宿舎のテン場で強風にあおられポールを折損したので大雪渓を下山した際、長靴で登って行く人を見た旨話しました。女性は、「実は小屋の修理に長靴で登って帰ってこず、まだ見つからないのです。」というのです。そんなわけで、このニュースがないか調べていたところです。
  1. 2006/07/26(水) 22:32:47 |
  2. URL |
  3. cesuo #-
  4. [ 編集]

Re:鑓温泉での行方不明者について

cesuoさまへ。
はじめまして。

ポール折損とは、災難でしたね・・・。
無事下山、何よりでした。

頂いた情報から、不明になっているのはやはり小屋建ての関係者だったようですね。
おそらく、ルートは熟知していたと推測されます。
いったい何があったんだろう?

鑓温泉小屋のHPにはその後も情報は出てきていません。
長野県警も、その後の発表はありません。
早く見つかるといいのですが・・・。


貴重な情報、ありがとうございました。
  1. 2006/07/26(水) 23:46:08 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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