山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

【道具を語る8】 ガスコンロとCO中毒

炊飯のときにはガスコンロ。
ここ10年ほどはこればっかりです。

が、ショッキングな記事を見つけてしまいました。
10日付の西日本新聞夕刊です。
「ガスこんろ テント内厳禁 18分でCO中毒死 キャンプ協会注意喚起」との見出し。
以下、一部引用します。

死者を出したパロマ工業製ガス瞬間湯沸かし器による事故で、死亡原因となった一酸化炭素中毒は真夏のキャンプ地でも発生する恐れがある。テント内など密閉された空間でガスこんろを燃焼させると一酸化炭素が充満するためで、わずか十数分で死に至る恐れもあるという。
======中略======
福岡県保健環境研究所(同県太宰府市)によると、一酸化炭素は大気中にはほとんど存在しない。ところが、密閉された空間でガスを燃焼させると、酸素不足による不完全燃焼が起きて一酸化炭素が大量に発生。吸い続けると死亡する恐れもあるという。
======中略======
日本キャンプ協会(東京)は一昨年、市販のドーム型テント(4、5人用)を使い、ガスこんろを燃焼させ、密閉状態で一酸化炭素の濃度変化を測定した。その結果、燃焼開始から6分で頭痛など初期症状が現れる100ppmに達し、18分後には通常の濃度の3000倍で、失神など意識障害を引き起こす300ppmにまで上昇。同協会は「18分以上経過すれば死亡する危険が高まる。テント内でのこんろの使用は自殺行為に等しい」と指摘する。ガスこんろやランタンなどキャンプ用品を製造するスノーピーク(新潟県三条市)は、ガス器具にはすべて「屋外専用」「テント内での使用禁止」などと注意事項を表記して販売。しかし、登山やキャンプに慣れたベテランでさえ「雨や雪が降る日にテント内でガスこんろを使い、一酸化炭素中毒で死亡することもある」(同社販売促進課)と注意を促す。
======中略======
日本キャンプ協会は「一酸化炭素は無臭のため、発生していることに気づかないまま失神し、死亡するケースも少なくない(略)」と呼び掛けている。



なんと、テント内のコンロ使用、18分で死亡の危険!!自殺行為!!
と、いうことは、今まで何度もその危険の中に自ら……少々ぞっとします。

夏なら雨や強風でない限り、大体外で煮炊きをします。
テント内でも、暑いので換気しまくり状態ですから、問題ないでしょう。

ですが、冬は…。

寒いのでテントは外張りも含めて締め切り。
コンロで暖をとったりもします。
当然、飯を炊いたり、お茶を沸かしたり…。
18分を越えていないとは言い切れません。。。

もっとひどいことには、雪洞内でも当然のように煮炊きをしてきました。。。。
しかも、記事に出ているスノーピークのコンロで…。
これって、実はヤバかったのかも?

今年2月、中アで雪洞泊の時。
換気がうまくいかず、何度かローソクの火が消えました。
また、土砂降りやの中のテントで、100円ライターが着かなかった事もありました。
いずれもそのたびにバタバタと換気して、寒い想いをしました。
ただの酸欠かと思っていたのですが、違っていたのかもしれません。


しかし、テント内で使うなと言われると、正直困ってしまいます。
そもそもテント内で使えないコンロって登山用品?
メーカーも「登山用品」をうたうなら、何か手立てをして欲しい気もしますが…。



ローソクで酸欠を判断し、換気する。
これ以外の方法ってあるんでしょうか?
300ppmって、ローソクで判断できるとは、にわかに信じられないのですが…。



スポンサーサイト

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/08/16(水) 18:48:10|
  2. 道具を語る
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<【日々是好日76】 山小屋とテント | ホーム | 【日々是好日75】 101の教訓と反省>>

コメント

恐ろしヤ~

18分! 毎度やっているだけに驚きです。
ただ私達の会は、冬でも余程の強風でなければ開けてることが多く少し安心?かな。
一番寒かった思い出は、八の広川原沢でのこと。外気-18度で、夕食中から翌朝目が覚めるまで半開きだったこと。別に耐寒訓練をしていた訳ではありません。

これからは喚起にも充分注意します。
  1. 2006/08/16(水) 21:46:43 |
  2. URL |
  3. 安倍の山伏 #-
  4. [ 編集]

Re:恐ろしヤ~

安倍の山伏さま。
こんばんわ。

実際に何件か死亡事故が起きているようです。
しかもオートキャンプ中にまで…。
ランタンをつけっぱなしで寝るなんて、もってのほか!なんてことになりそうです。

冬の3000メートル近い稜線では、テントは開けてられません。。。
雪洞はできあがった状態にもよりますが、なかなか・・・。

換気に気を使う以外、何かいい方法があればいいんですが、難しいかもしれませんね。
  1. 2006/08/16(水) 23:18:11 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

あ。

あれ?常識じゃなかった。。。?

昔は灯油やらガソリンやらのコンロをシューコシューコやったので、テントの中の火事もよくありましたが、一酸化炭素中毒もよく注意されていましたよ。

いつだったかな?
春山で、テントの中でコンロを炊きっぱなしにして、一酸化炭素中毒で皆死んでたなんて事故が確かあったように記憶しています。

コンロを炊くなら屋外で。

これ、常識にしましょう!

炎が高く上って、テントの天井に穴開けた奴を知ってますよ。
  1. 2006/10/27(金) 14:15:52 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

Re:あ。

おーのさまへ。

雪のない季節は基本的には外で煮炊きしています。
そこは問題ないんです。

が、冬に猛吹雪だったりすると、テント内での飯炊きになります。
冬季、屋外での煮炊きは、事実上ムリです。。。。
テント内の換気に気を配ってはいますが、さすがにおろそかになってしまうこともありまして。。。

というわけで、無雪期の「常識にしましょう!」に異存はないのですが、冬はどうしましょう?
  1. 2006/10/30(月) 14:02:21 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

ガスが溜まらないように注意するしかないのかな?

テントが濡れていると通気の点でガス中毒になりやすいようです。しかし、寒い時期にテントの中に篭れば自然テントは湿りますし。。。
やはり、通気孔を確保するとか、ときどき、ジッパーを降ろしてみるとか、付けっぱなしで寝ないとか、そういう対策しかないようですね。

明かりはランタンじゃなくて、電気にするとか?
  1. 2006/10/30(月) 14:56:16 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

Re:ガスが溜まらないように注意するしかないのかな?

おーのさまへ。

やっぱり換気に注意!としか言いようがないですかね。。。
付けっぱなしで寝るのは論外として。
まあ、ランタンはカットしてヘッドランプで我慢、ってことはできますが・・・。
ランタン好きとしては、苦渋の選択です(笑)。
  1. 2006/10/30(月) 15:20:47 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yamayakenta.blog51.fc2.com/tb.php/220-dcdce687
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

K・T

Author:K・T
山ヤのつぶやき。脈絡はないかも…。
 
~~~~~ メニュー ~~~~~
【日々是好日】
  日記のようなもの
【山日記】
  山に行った記録
【遭難カルテ】
  遭難事故から何を学ぶ?
【事故報告書】
  学ぶことの多いものです
【危険回避の道】
  よりリスクを減らすために
【道具を語る】
  山道具のあれこれ
【山の写真集】
  新旧織り交ぜて掲載予定
【子連れに挑戦】
  我が家的ノウハウです
【自己紹介】
  ごく簡単なものです

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター

フリーエリア

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。