山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【遭難カルテ104】 前剱で転落の男性死亡

【概要】
21日午後0時半ごろ、北アルプス剱岳の前剱付近(標高約2750メートル)で、横浜市旭区の自営業男性(53)が尾根沿いの登山道から足を踏み外して約20メートル下の岩場に転落。一緒にいた友人が、男性が落ちるのを目撃し、付近を通りがかった登山者が山小屋を通じて県警山岳警備隊に通報した。男性は富山県消防防災ヘリで救出され、午後4時すぎ黒部市内の病院に搬送されたが、頭などを強く打っており死亡が確認された。男性は友人と2人で18日から北アルプスに入山。大日岳から雄山を経由して20日剱御前小舎に宿泊、21日剱岳に登頂して下山する途中だった。
(朝日新聞、毎日新聞、北日本放送よりデータ引用・抜粋。死亡男性のみ実名)


【考察】
足取りから類推すると、3泊4日の小屋泊まり山行だったようです。
とすれば、比較的軽い荷物だったのではないでしょうか。
荷物に振られての転落ではなさそうです。

現場は剱岳へのメーンルート。
前剱付近は傾斜がきついほかは、特に難しいところではなかったと思います。
ですが、一歩間違うと死に至る、そんなケースのようです。

各種統計から見て、一般的に全行程の4分の3を消化したあたりの事故が多いことは何度か述べました。
今回もそこに当てはまります。

最大のピークを踏んだ後は「あとは下りるだけ」と思ってしまうのは人情でしょう。
が、そこに気の緩みが生まれることも否めません。
特に「最終日に剱岳」なんてことなら、なおさらでしょう。
気持ちとしては、よく分かります。

ですが、下りきってしまうまでが山。
転・滑落は下りに多く発生することは明らかです。
特に終盤において、気持ちを高め続ける必要がある、ということを忘れずにいたいと思います。


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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/08/22(火) 19:21:00|
  2. 遭難カルテ
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