山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【遭難カルテ116】 鳳凰・地蔵岳で遭難の男性、5日ぶり下山

【概要】
22日午後2時55分ごろ、韮崎市の地蔵岳(2764メートル)に登山に向かった千葉県茂原市、元自衛隊員の会社員男性(40)が、下山予定日の21日を過ぎても戻らないと、家族から通報があった。男性は20日に御座石鉱泉から単独で入山、その日のうちに地蔵岳に登頂。出発する際、「21日午後4時ごろ下山する」と自宅の家族らに伝えていた。同日、地蔵岳山頂近くの山小屋「鳳凰小屋」に宿泊し、21日午前6時半ごろ、下山道「ドンドコ沢コース」に向かって小屋を出た後、行方が分からなくなった。25日午後2時5分ごろ、自力で韮崎市円野町の御座石鉱泉に下山し保護された。下山途中で登山道の県有林境界を示すくいを登山道の標識と間違え、獣道に迷い込んだ。男性は「何度も同じ道を歩いている」と遭難に気付き、水と食料の残量を確認。「動かなければ捜索が来るまで足りるだろう」と、雨風が防げる木の下で夜を過ごした。200グラムのレトルトの米飯を1日大さじ1杯と決め、約6時間おきに1粒を30秒かけてかんで食べた。22日からは朝のうちに薪を集めた後、横になって体力の消耗を防ぎ、救助を待った。近くの沢で飲料水を確保、ドングリやサルナシの葉などを拾って食べ、ご飯の消費量を減らした。何回か捜索のヘリコプターの音を聞き発煙筒をたくなどしたが届かず、25日に天候が悪化したため下山を決めた。登山地図は持っていたが、入山時に宿でもらった広域地図を頼りに約1時間20分後、御座石鉱泉にたどり着いた。
(毎日新聞の記事を要約。報道では実名)


【考察】
4泊のビバーク。
小屋泊まり装備に、レトルト1袋でよくぞ…驚いてしまいました。
遭難に気づいた後の対処が正解だったのでしょう。
元自衛隊員ということで、体力や知識、一般人と違ったのでしょうか。
また、ライターを持っていたことも生死を分けたひとつかもしれません。
今回は効果がなかったようですが、発炎筒。
これも持って行っていたのでしょうか。
通信手段としては、考えたこともありませんでした。

道迷いから、リングワンデリングに陥ったようです。
地図による現在地確認を、こまめにすることで防げたかもしれません。

今回の件は「遭難しないために」よりも、「遭難してしまったら」という点で学ぶべきことがあると思います。

「多くの人に迷惑をかけ本当に申し訳ない。道に迷った際、早めに引き返していればと悔やまれる」
「助かったのは運が良かったからで、捜索してもらい感謝している。二度と1人では山に登らない」
このご本人の弁に、今回のすべてが現されているのではないでしょうか。


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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/09/28(木) 18:51:01|
  2. 遭難カルテ
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