山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【遭難カルテ120】 三国峠で滑落の2人死亡

【概要】
17日午後3時10分ごろ、女性の声で「三国トンネルの入り口近くを2人で登山中に沢に滑落した。一人は下の方に、私は途中で引っかかっています」と119番通報があった。現場は三国山(一、六三六メートル)の登山ルートで、女性は携帯電話で通報したが、その後、つながらなくなったという。この日の捜索は日没を持って打ち切り。18日午前8時55五分ごろ、三国トンネルから約一キロ手前の橋付近の斜面で2人の遺体を発見した。2人は川崎市高津区、東京都嘱託職員の女性(53)と東京都新宿区、不動産管理業の女性(56)。遺体は国道17号上の斜面で、遺体は登山道から約三百メートル下の、滝の下の岩場で見つかった。2人が下山中に通常の登山コースを外れて近道を通ったためがけから落ち、頭や全身を強く打って死亡したとみられる。2人は法師温泉に旅行で来ていたという。現場は国道17号の三国トンネルから徒歩で40~50分ほどの旧道で、家族連れなどが行楽を楽しんでいる。地元の消防関係者は「こんなところで事故が起きるなんて」と驚いていた。
(毎日新聞、読売新聞、中日新聞、共同通信などからデータ引用・抜粋。2人は実名で報道)


【考察】
報道によると、家族連れが行楽を楽しむような場所での発生、ということになります。
この文面からすれば、困難なところはなく、なんでもないコース、ということになりそうです。
地元の人の「こんなところで…」と言う言葉に、コースのレベルが表れているように思います。

滑落した原因は、近道をすべく旧道に入ったことと見られています。
現場の旧道の状態がわからないので、一般論で。

いっぱんに新しい道は整備が行き届いており、危険は少ないものです。
旧道に危険があるため、道を付け替えたケースも珍しくありません。
また、旧道は使われなくなることで、道自体が荒れてしまいます。

好奇心なのか、その後のスケジュールの関係なのか。
なぜ旧道に入ったのでしょうか。
そして、「ここなら行ける」と思った根拠は…。
亡くなった2人の個人データもないのでなんとも言えませんが。。。

より安全な新道を通っていれば、起こり得なかった事故かもしれません。

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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/10/19(木) 14:55:56|
  2. 遭難カルテ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:13
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コメント

この旧道というのは昔の街道で今でも軽トラが走れ
そうなくらいの幅のある未舗装路です。
もちろん峠付近のツヅラ折れは狭いですが、よく
観光客に歩かれている歩きやすい道ですよ。
ただ発見場所の沢にかかる場所は沢水に抉られて
岩盤が露出し滑りやすくなっています。
そこで滑ったのか別の目的で沢に近づいたのかは
わかりませんが、確かに谷筋に回りこむ部分では
危険な場所になっていたように思います。
ただこれはどこの山域でも同じことでしょう。
大概、道がなくなっているのは谷間を回り込む部分
ですからね。
  1. 2006/10/19(木) 23:48:41 |
  2. URL |
  3. 素人A #-
  4. [ 編集]

素人Aさまへ

はじめまして。

旧道の情報、ありがとうございます。
おおむね良い道なんですね。
だいたいの雰囲気は理解しました。
やはり消防関係者の言う「こんなところで・・・」という言葉に、ぴったり当てはまるようですね。

ですが、そうなると、ますます「なぜ?」が湧いてきます。
ただ、意外な場所でも事故は起こりうると言うことだけはいえそうです。
  1. 2006/10/20(金) 07:59:18 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

管理人様へ

↓旧道の詳細はこちらです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ja1klb/tabi/kaidou/mikuni1.html
群馬県側は永井宿側に降りていく方です。
広くて明るくて標識もしっかりしているのが判りますね。
明治維新の古戦場にもなった所で石碑もあります。

↓新道はこちら。ここを通っても風情がありませんね。
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/info/kishou/live/jouetsu.htm
  1. 2006/10/20(金) 13:29:25 |
  2. URL |
  3. 素人A #-
  4. [ 編集]

Re:管理人様へ

素人Aさまへ。

ご紹介のHP、拝見しました。
気持ちのよさそうな道で、休日ともなれば人も多そうですね。
どうしてこんなところで・・・と言う思い、あらためてしました。

国土地理院のHPから地形図を見てみました。
遺体が見つかったのは三坂大橋上流あたりでしょうか。

本件は、旧道(登山道?)通行中に、枝道などの近道に足を踏み入れたのが原因なのかもしれませんね。
  1. 2006/10/20(金) 15:24:42 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

今日、通夜に行ってきました。ご察しの通り、この事故は登山と書かれていましたが、間違いです。本当はハイキングです。
あまりにも悔しくて、ネットを検索していたらここに着きました。この件に興味を持った方に知って頂きたくて。ご迷惑でしたら申し訳ありません。
また、携帯からの電話は一度ではなく、二度目に、本人から、救助の救急車が見えたという電話があったそうです。
でも、見つけることができなかった。
そして、近道をしようと見られるというのも、推測ですが、間違いです。
スケジュールは順調だったようです。
  1. 2006/10/22(日) 23:36:11 |
  2. URL |
  3. NOB #-
  4. [ 編集]

NOBさまへ

NOBさま。はじめまして。

以前、登山とハイキングの違いについて考えたことを書きました。
http://yamayakenta.blog51.fc2.com/blog-entry-241.html
結論から言えば、非常にあいまいで、違いはないとも言えると思います。
どこまでがハイキングでどこからが登山か、その境目が、はっきりと示されていないのが現状です。
ですので、当人たちが「登山ではない。ハイキングなんだ」と言っても、「山で遊ぶ」と言う意味では同じです。
そういうものをひっくるめての「登山」だと思います。
また、登山でもハイキングでも、遭難時の対応は同じです。
「登山なら許されないがハイキングなら許される」というものもないと思います。
ですから、私自身も区別ができないのが現状です。
悔しいお気持ちはあるかと思いますが、そのあたりのことをもう一度考えられてはいかがでしょうか。


>携帯からの電話は一度ではなく、二度目に、本人から、救助の救急車が見えたという電話があったそうです。

そういう事実があったんですね。。。。
報じられている以上の事実はキャッチし切れません。
もう少し詳しい内容があれば、また教えてください。


>そして、近道をしようと見られるというのも、推測ですが、間違いです。

う~ん。
となると原因は何なんでしょう?
ますますナゾが深まるばかりです。。


お察しとは思いますが、以下は念のため。

この件に限らず、全ての遭難してなくなった方のご冥福を祈ることは変わりませんし、怪我をされた方は一日も早い回復を願うのみです。
この項を設けたのは、過去の犠牲を無駄にせず、自分が遭難しないために考えることが目的です。
時に批判的な内容もありますが、裏づけのない批判はしてきていないつもりです。
そこでは何が原因だったのか、どうすれば防げたのか。
それを考えたい、ということです。

NOBさまは、今回なくなられた2人に近しい人だとお見受けしました。
尊い犠牲、それをどう生かすか、我々のしなければならないことだと勝手に思っています。
また何かあれば書込みしてください。
  1. 2006/10/23(月) 11:44:05 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

迷いそうな脇道は無かったと思います。

この道は左に山、右に谷間の崖のような斜面に付いた
道です。峠に向かってなだらかに登って行ける様に唐沢山
の尾根の側面に続いています。
どの渓谷でも同様ですが、この時期は紅葉も美しく山道を
横切る滝のような沢の水音とともに癒しの一時を過ごさせて
くれます。まさにこの標高1200M前後の場所は盛りでした。
無事お帰りになっておられれば、とても良い思い出になった
ことでしょう。非常に残念です。
  1. 2006/10/23(月) 14:48:47 |
  2. URL |
  3. 素人A #-
  4. [ 編集]

re:迷いそうな脇道は無かったと思います。

素人Aさま、こんにちわ。

先般、NOB様の書込みへの返事にも書いたのですが、いろいろの方からの情報が増えるにしたがって、ますます「なぜ?」が募りますね。

もともとの情報が少なかったこともあり「いっぱんに」という、一般論での展開が限界でした。

>無事お帰りになっておられれば、とても良い思い出になったことでしょう。非常に残念です。

全くそのとおりです。
残念な思いを自分もまわりの人も抱かなくてすむよう、常に無事に帰りたいものです。
  1. 2006/10/23(月) 15:39:23 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

私が書いた理由はその「なぜ」です。あまりに不思議だからです。原因が見つからないからです。
まず、二人と私の関係は、「二人の親友の息子」です。当然、私も二人を知っていますし、何度もお会いしています。お世話になったことは数え切れません。
私の母は二人と30年以上の付き合いがあり、事件の次の日は、そのうちの一人と歌の練習、さらに次の日は二人にもう一人加えて4人でオペラを見に行く予定でした。毎週水曜に用事のある私の母は今回ハイキングには不参加でした。
その二人の性格は慎重で、危険な所に近寄らないそうです。何回か参加した親友の言うことですし、一般の憶測より、かなり信用できる情報と思います。

「登山とハイキングの違いについて」ですが、管理人様とは違い一般的な認識はどうでしょうか?
ハイキングは辞書では「自然を楽しみながら野山などを歩くこと。」とあります。同様に、登山は「山に登ること」と書いています。山を登るハイキングになることもあるでしょうが、明らかに目的が違います。目的が違えば、当然、リスクも違います。
>山の中を歩くことについては全く同じことで、転・滑落、転倒、道迷いのリスクも同じようにふりかかってきます。
と、書かれたようですが、リスクは損失確率、または、発生確率×損害規模と考えると、とても同じようとは思えません。
本人達はハイキングは好きだけど、登山は危険だからしないと認識していたようです。要するに、「危険な登山はしないが、安全な登山ならする」ということです。
>「登山なら許されないがハイキングなら許される」
許されるというのは、事故のことでしょうか?危険が高い所での事故と、低いところでは、私は低い方に同情します。
ただ、報道で登山と書かれたことは理解しました。

一度目の電話が、午後3時20分頃、二度目が3時40頃だそうです。宿に向かう途中で、時間は予定通りで、少なくとも急ぐ必要はない状況です。死亡推定時刻は4時頃だそうで、二人とも頭部が致命傷だったようです。

遺体は二人揃って見つかったようです。使用した携帯は発見されましたが、もう一人の携帯はすべての荷物がある中、見つからなかったそうです。
携帯で写真を撮ろうとして落下したのでしょうか。二人同時というのは想像し難いですが。

親族の方、私の母、通夜に出席された方たちが皆不可解な思いだったようで、方々で、事故状況が話題になっていました。不可解過ぎて悔しいとみなが口にしていました。
>尊い犠牲、それをどう生かすか、我々のしなければならないことだと勝手に思っています。
大切なことだと思います。
同時期に遭難した家族4人が無事だったというニュースを見た母が泣き声で、「この人もこづえちゃんって言うのね、助かってよかった」と言うのが、印象的でした。
長々と失礼しました。
  1. 2006/10/24(火) 23:27:23 |
  2. URL |
  3. NOB #-
  4. [ 編集]

NOBさまへ

NOBさまへ

書込みありがとうございます。
追加情報、拝読しました。
慎重な人柄、余裕のあるスケジュール、みつからぬ携帯・・・。
普通は情報が増える度に詳細が少しずつ明らかになっていくのですが、この件はますますナゾが深まるようです。


登山とハイキングの違いにはいろいろ考え方があると思います。
NOBさまのような考え方もそのうちの1つだと思っています。
私自身、メーンは積雪期の縦走ですが、それにしても「自然を楽しみながら野山などを歩くこと」の範囲内だと思っています。
無雪期に山に入るときも同様です。
登山も頂上に至ることだけが目的ではありません。
「自然を楽しみながら」「歩く」
これは、あなたのおっしゃるハイキングの目的だと解しましたが、登山にもそのまま当てはまるものです。
ですから、目的は同じといっても差し支えないと思います。
最近のハイキング、各団体の活動記録や雑誌を見ると、頂上への意欲、極めて盛んです。
むしろそちらが主流といえるのではないでしょうか。

「登山なら許されないがハイキングなら許される」
これは、舌足らずな面があったかもしれません。
何が言いたかったかといえば、低い山で、季節がいい状態でも事故は起きうる、ということです。
また、ハイキングだから安全というわけではない、ということです。

ハイキングクラブの遭難、後を立たないのが現状です。
また、ハイキングの場合、大人数で道迷い⇒行方不明、というケースも何度かありました。
幸い無事救出されましたが、ご高齢の方も含まれており、一歩間違えばとんでもないことになるところでした。
ですがこれは大規模遭難としてマスコミをにぎわせます。

「危険な登山はしないが、安全な登山ならする」

山に足を踏み入れる人のうち、そう思っている人の方が多いと思います。
ただ「危険」という概念に対して、とらえかたは人それぞれではないでしょうか。
各人のレベルにもよると思います。
「自分にとって危険な登山はしないが、自分にとって安全な登山ならする」
突き詰めていけば、最後はこうとしか言いようがないと思います。


話を本線に戻します。

>不可解過ぎて悔しいと・・・

悔しさを向ける方向を失っているのですね。
不可解であること、全く同じ思いですが、かけるべき言葉が見つかりません。。。

>同時期に遭難した家族4人が無事だったというニュースを見た母が泣き声で・・・(以下略)

無事帰る事が第一。
お母様の言葉に、あらためて、その思いを強くしました。


今、悔しさと悲しさの中にあるとお察しします。
そして原因がわからぬ不可解さ。
さぞかしもどかしい思いをされていると思います。
私自身も今回のようなケースは初めてです。

こんなことがあった。
そして、まわりには悲しむ人がいた。
さらに原因が分からないモヤモヤとしたもの。
・・・せめてそれを忘れずにいようと思います。
  1. 2006/10/25(水) 01:13:28 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

横から失礼いたします。NOBさまのニュアンスを地元民
として補足させていただきますが、この道は
昔は車馬も通った街道で、今は散策コースという扱いです。
登山ともハイキングとも言えなくも無いですが、
どちらかと言えば温泉に来たついでの散歩コースです。
運動強度的には所謂里山ハイキングより易しいと思います。
したがって、強いて言うならばより安全なイメージとしての
ハイキングという表現が一般的に正しいと思われます。

歴史散歩という意味合いもありますし、手軽な上に紅葉が
美しいのでこの時期を選んで歩かれる方が多いわけですね。

2回目の投稿で風情が無いと申し上げましたが、新道の方も
今は路駐やノロノロ運転が多くなるほど紅葉が綺麗です。
トラックターミナルもあり大型車が往来する道なので
危険な
んですけどね。
  1. 2006/10/25(水) 20:27:40 |
  2. URL |
  3. 素人A #-
  4. [ 編集]

丁寧なお返事ありがとうございます。
管理人様も事故にあわないことを願っております。
  1. 2006/10/25(水) 21:44:50 |
  2. URL |
  3. NOB #-
  4. [ 編集]

お二方へ

素人Aさま & NOBさまへ。

まとめレスとなりますが、ご容赦ください。

いろいろと知らなかったことを教えていただいて、ありがとうございます。
どうも登山道というよりも行楽地といったほうがよさそうな気がしてきました。
登山なのかどうなのか、私自身の中でも、今回のケースはかなり怪しくなってきたのが正直なところです。
亡くなった方は、登山ともハイキングとも思わず、行楽地での散策(あるいは散歩)と思っていたのかもしれませんね。。。
もしそうだったとしたら、「登山かハイキングか」なんてのとは、違う次元の話になりそうです。。。

なんだかここまで、自分でも満足のいく内容の書込みができておらず、お二方に申し訳なく思うとともに、歯がゆさが残っています。
今後も気づいたことがあれば、教えてください。
まとまりのないコメントですみません。
  1. 2006/10/30(月) 13:17:14 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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