山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【日々是好日97】 山に登る理由

山に行く理由。
山に行くのが好きだからにほかなりません。
何が好きなんだろう…と、自分のことを考えてみました。

山に行くときの高揚感、ずっと持続しますか?
危険に対する感覚とは別のモノです。
私には波があります。
ずっとハイテンションではいられません。



計画。
一番ワクワクするときです。
情報収集や日程・コース設定、装備・食糧計画…。
パーティーの際には、いろいろと意見が出て、それはそれで楽しいものです。
単独の時にはあれやこれや考え、パーティーのときよりも目移りしたりします。

準備。
買出しやパッキング。
ここはかなり億劫な時間。
めんどくさいなぁ…などと思いつつ、適当にザックに装備を放り込む…。
結局、パッキングはやり直さざるを得ないことが多いのですが…。

装備の新調。
決めるまではワクワクしますが、お金のことを考えると、とたんにユウウツになります。
消耗品のときは、ただ淡々と…。

アプローチ。
途中で、忘れ物なかったっけ?と、不安が少しずつ…。
現地調達できるものならいいのですが、そうでないものはちょっと困ります。
入山前最後のコンビニでは、ザックを開けてみたりします。

入山。
この日のテンションは、大体、最低レベル。
だらだらした登りが続くコース設定が多いからかと思います。
なんだか気分が盛り上がらないまま、行程を消化する感じです。
しんどいだけで、早く終わらないかなぁ。。。なんて思いながら歩くわけです。

設営。
テントを張ると、一気に弛緩していくのが分かります。
中に入ると、身も心もいっぺんでくつろぎモードに。
のんびりと飯を炊き、天気図をつけ…。
読書や仮眠など、ゆったりの時間です。
ほかに人のいないテン場なら最高です。
テント生活、山での一番の楽しみかもしれません。
ある意味で、最も山にいることを実感できる時間です。

撤収。
起きるのが、実はつらいのです。
シュラフから出ると、大体、寒いことが多く、このまま寝ていたい…なんて思います。
ま、それでも起き出して朝飯を食べ、テントを撤収。
出発するには少々気持ちの上での「どっこいしょ」が必要ですが。。。

2日目以降。
一晩寝た後は、歩き始めるとぐぐっと気分が盛り上がってきます。
3日目あたりに、ピークを迎えます。
初日のダラダラとちがい、ペースも順調になります。

核心部。
無条件にアドレナリンが出る瞬間があります。
この瞬間がなかなか忘れられないのです。
核心を抜けたときの達成感、なんとも言えないものがあります。
また、なんでもないところでひょんなことでドキッとする瞬間があります。
天候が急変したときなどもそうかもしれません。
たちまち、それは核心部モドキになります。

頂上。
なぜだか、最近はあんまりたいした感慨がありません。
さっさと下りに入ってしまうことが多いせいでしょう。
ここまできたら、もう登らなくていいや、みたいな感じです。
人が少なく、風の当たらない平らな場所に移動して、やっとゆっくり休む…。
頂上というのは、通過点に過ぎないのかもしれません。
核心部さえあれば頂上はなくてもいい、みたいなところはあります。
まあ、白馬岳主稜のように核心を抜けたところが頂上、なんてケースはまれですが。。。

沈殿。
最近は全くと言っていいほどしていません。
パーティーの時には、トランプが大活躍。
単独の時には、読書とラジオの時間。
1人だと暇をもてあまし気味ですが、嫌いではありません。

焚き火。
火をたく機会がめっきり減ってしまいました。
最高に至福のとき。
火に当たりながらのうたた寝…静かな幸福の時間です。

下山。
名残惜しさが残ることが多いです。
大体、下山日は晴れってのが多く、もう1日ぐらい…と思ったりします。
ただ、延々と何時間も下りが続くと、イヤになってきますが。。。

お風呂。
特に温泉でなくても全然いいのです。
松本駅前の風呂屋、おかめの湯でしたか。。。
もうなくなりましたが、よく通っていたものです。
富山駅前の観音湯はいまだ健在とか。。。
特にきつかった山の後、お風呂に入っていると、
「もういいや。十分楽しんだ。当分は山に行かなくてもいいや」なんて思います。
その気持ち、1週間も持続しませんが…。

自宅へ。
疲れた体を運びます。
明日からの仕事は…なんて考えると、またまたユウウツになってしまいます。
また、装備の後片付け、考えるだけで面倒になってきます。



汗水たらして運んだテントをはって…。
静かなテン場で火をたいて…。

山に登るというよりも、自然の中に浸っていることの方が好きなのかもしれません。


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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/10/25(水) 17:13:26|
  2. 日々是好日
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<【日々是好日98】 家に帰る | ホーム | 【山日記 19日目】 ポンポン山 ~ 出灰ルート>>

コメント

山に登る理由・・・
私の場合、日常から逃れるため、だと思います。

森林限界を超えた景色・・・
テント内でのうたた寝・・・
焚き火・・・
動物の足音や雪の降る音をBGMに晩酌・・・
ラッセルしている時の生きている実感・・・
絶壁での解放感・・・
頂上で見る日の出・・・

最高です・・・。時としてアドレナリンがビクビク音を立てるのを実感します!この時のみ、仕事や子供の習い事のイザコザなんて忘れる事ができます。下山後の温泉も最高です!
自宅に帰り、後片付けの事を考えると、憂鬱になりますが(笑)

  1. 2006/10/26(木) 09:16:15 |
  2. URL |
  3. だるま #PkLqY056
  4. [ 編集]

山に登る理由

はじめまして。今日このブログを見つけて山歩きの造詣の深い方と察しました。私の場合は本格的な
登山はやったことがなく、貴殿より1歳年下のくせに
糖尿病に罹患し、あまりに太りすぎた体重を減らす
ために通常のウォーキングの延長で山歩きを始めた
ばかりです。まだ6ヶ月ほどで標高も500m未満の
ところだけ。しかしそんな一般的な中高年の方と
同じような動機ではじめましたが今ではその魅力に
取り付かれている自分がいます。ほとんどは単独の早朝歩きだけのため静寂と展望を求めているの
が実情です。私自身これまで12回ほど歩いたうち
7割は若山(太閤道)か天王山周辺ばかりです。
このサイトは初心の私にとっても深く考えさせられる
内容でじっくりと拝見させていただきたいと思います。
  1. 2006/10/26(木) 19:39:00 |
  2. URL |
  3. kazuo #JJOmaDxA
  4. [ 編集]

なんでだろ?

基本的には、家に帰る感じかな?

山の中、森林、森林限界以上の場所に「帰っていく」感じがしています。
だから、必要以上に人間の生活圏以上の環境(冬山や荒天の山)には興味はないですね。
時に、散歩して、写真を撮って、ほとんど何もしないで、暮らしていたい場所と言う感じなので、ピークハントにも興味がないし、修行のように歩こうとも思いません。

登山。。。というよりも、いたい場所に行くためのアプローチといった感じですね。たぶん。

だから、必要以上にテントや野外調理が好きというわけではないし(できるけど)、できれば、車に乗ってアプローチできて、ちゃんとしたお布団と暖かい食事があったほうがうれしいです。

「森の生活」が理想なんだよな。

ですから、こんなタイプの登山者がよくわからないんです。
ひとつは、ひたすら登る人。とにかく、何を目的なのかわからないけれども登ることにひたむきな人って、わからないです。「なんとか名山」って言ったって、ただの山ですよ。
もうひとつは、やたら無防備な人。都会と違って、他の危険がたくさんあるところに入っているのに、同じ感じでいる人。最低限、死なないくらいの防備は必要だと思うんですけど。

白馬岳の件もありましたが、最近は装備がいいので、きちんと対策がしてあれば大抵の人はなかなか死にません。
で、脱落者を出すと言うことは、本人の防備が甘いというか、リーダのチェックが甘いと言うか。高山病の症状が出ていて急激に苦しくなっていたとしても、携帯用の酸素ボンベなどもあるんですから、パーティでそういうものを本当は持っていないとまずいだろうと思います。
  1. 2006/10/27(金) 09:18:08 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

お三方へ

書込み順に。。。


だるまさまへ。

非日常の魅力、やはり否定できませんね。
観光地や行楽地では味わえないモノが山にあるんでしょうね。
でも、今は「後片付け」のユウウツの真っ最中にいます(笑)。


kazuoさまへ。

はじめまして。
山に行く出発点は何でもいいと思います。
要はその後が大事だということですから。
しかし、若山に天王山とは・・・ずいぶんとご近所さんですね!
そこにびっくりしました!


おーのさまへ。

「森の生活」「家に帰る感じ」ですか。
おーのさまらしい感覚に思わずうなずいてしまいました。
私はただただゆるゆると1日歩いて、テントを張って飯を食ってそこで寝て、朝起きて飯を食ったらテントをたたんで・・・そんなのが好きです。
「テント暮らし」が好きなのかもしれませんね。
私は「家」というと、どうしても嫁さんや子供のいるところになってしまいますから。。。
「非日常」であって、とても「家」と言い切れないのです。。。
そういう意味ではおーのさまが羨ましい…。
よくわからない登山者のタイプ、全く同意見です。
自分と違う価値観でも、「なるほどねぇ…」と思うものと「なんでやねん!」と思うもの、両方あるんですね。
  1. 2006/10/30(月) 13:45:35 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

それは天井で生活していましたから

やはり、上で生活していたり、1年を松本(標高500メートル)、3年間を伊那(標高770メートル)で構内演習林の中で生活していましたから、やはり、森は生活の一部ですね。
車ですぐに2000メートルくらいまでは登っちゃいましたし。

今に戻ってやる!(笑い)
  1. 2006/10/30(月) 16:37:42 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

コメントありがとうございました。

山歩きの動機なんて人それぞれあると思います
がアルプスなどの高山を志向される方からすれ
ば邪道だよって著作で書かれている方も見えま
したので、ある意味ベテランの登山者の方に上記
のようにコメントいただけたので内心ほっとしてい
るところです。
これからの方向はまだまだ決めていません。何しろ
子供は女の子2人でまだまだ幼く特に上の子は
親がいると甘えてしまって一緒に歩くまでには
いたっていません。
嫁さんも低山なら一緒に行きたいといってますが
同居している私の両親にも気兼ねしているようで
夫婦で登りに行くこともなかなかできていないです。
本当の中高年になって体力が落ちる前に一度で
よいから高山は経験してみたいとは思っています
がまずはもっと体重を落としてからかなと思いますね。
  1. 2006/10/30(月) 20:18:27 |
  2. URL |
  3. kazuo #JJOmaDxA
  4. [ 編集]

Re:それは天井で生活していましたから

おーのさまへ。

う~ん。
そこで生活していた人の感覚は、やはり・・・。
生活基盤のあり方で、考え方も違ってくるんですね。
  1. 2006/10/30(月) 20:37:43 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

Re:コメントありがとうございました。

kazuoさまへ。

私、ベテランではありませんよ(笑)。
まだまだ若輩者ですから、学ぶことの多さに、クラクラしているぐらいですから。。。

「山、高きをもって尊しとせず」
そう思っています。

その人が持てる技術や体力、経験に見合った「身の丈」にあった山を楽しめればいいと思います。
そういう懐の広さが山にはあると信じています。

背伸びして無理のある山に行くよりは、ずっといいことだと思っています。

ただ、標高は高くても、季節を選んでそれなりの装備をそろえればいける山はいくらでもあります。

ウチのチビどもは、1歳半ぐらいから歩かせるようにしました。
まあ、親が背負子を用意して、ポンポン山からという前提ですが・・・。

ご家族そろって山に行ける日が来ればいいですね。
  1. 2006/10/30(月) 20:51:31 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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