山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【道具を語る10】 プラブーツ

コドモは新しいおもちゃを手に入れると、無条件にうれしい。
今回は半ばそんな感じです。

プラブーツを新調しました。
8年ものの先代、2月に小さなクラックが入っているのを発見。
だましだまし3月、5月と使用しましたが、さすがに…。
ということで、今冬からは新しい靴を、ということになりました。

プラ靴の計量


手に持った瞬間に、「軽いなぁ」と思ったので、早速、重さを量ったら、写真のとおり944g(片足)。
せっかくなので、先代も量ってみたら、こちらは1154g。
片足で210gほど、一足で420g軽くなった計算になります。
装備の進化、こういうところにも現れるんですね。


さて、冬用のプラブーツ。
かつては革靴しかなかった時代に登場するや、一気に主役の座に。
しかし、その後、「割れる」というケースが相次ぎました。
経年劣化なんですが、ポリアミドがどうしたとか加水分解がどうしたとか、その辺はよく分かりません。
ただ、5年ほどたったら、割れる危険アリ、ということだと単純に理解しています。
最近は再び革靴が主流に戻りつつあるようです。

店でもあまり見かけなくなりました。
なんでも売れ残りを翌年売ろうとすると、製品寿命が短くなっているから、だとか。
さらにもう一年先になると、安心して客に勧められないそうです。

随分前の話ですが、目の前で割れていく同行者のプラブーツを見たことがあります。
それはもう、「割れる」というより「崩壊する」に近かったと思います。
アッパーとソールが分離し、つま先もボロボロになっていました。

下山には数時間という場所でした。
避難小屋の中で、割れた破片をコンロで乾かし、ガムテープで張り合わせ…。
そっとアイゼンをつけ、そのうえから細引きで縛り…。
さらにはゴミ袋を履かせて、その上からガムテープと細引きで補強。
そんな状態で下山したら…バス停に着いたところで、再び崩壊しました。


そんな経験があるにもかかわらず、またもやプラブーツなのです。


革靴とプラ靴のメリットとデメリット、本や雑誌に出ていますし、お店の人に聞くのもいいでしょう。
きっと私より詳しく教えてくれるはずです。

個人的な最大のメリットは…。
象足のままアウターを履いて、小用程度ならテントから出られる、ということです。
(本当に些細なことですなぁ…)

そしてもう一つ。
5~10年で買い換えることで、一度、立ち止まって考えられることです。
あと5年ちょっと、雪山を続けるのかどうか…。
今回は、やや考えた末、「続ける」となりました。


が、次回以降は段々、微妙になってくることと思います。


いつかは、雪山から身を引くときがくるんだろうなぁ…。
新しい靴を手に、そんなことを考えてしまいました。

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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/11/07(火) 19:11:47|
  2. 道具を語る
  3. | トラックバック:2
  4. | コメント:2
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コメント

プラブーツ

遂に一度も履かないで「山」から下りました。

確か初めて見たのは先輩が経営している山の道具屋でした。コフラックだったかな?
最高級の皮が取れるスイスの牛が、疫病で壊滅的な被害が出て、それでスキーブーツの技術で作られたと聞きました。
登山用品店の先輩から、テストで履いて見ろといわれましたが、足の形が悪くて、スキーブーツも登山靴も無理に変形させて履いていたので、逃げました。
スキーブーツの方の知識ですが、何故壊れるかというと「可塑剤」の量によります。もともとのプラスティックは丈夫ですが、色をつける時顔料とプラステックが馴染まないので、可塑剤を使ってなじみを良くします。そしてその可塑剤が経年変化でもろくなるのです。
黒はプラステックと同じカーボンですからなじみが良く可塑剤の量が少ない。白は忘れたけどタウリンか何かの白い顔料でプラステックとのなじみが悪いので可塑剤の量が多い。
ブーツの堅さも、可塑剤の少ない黒が一番堅く、可塑剤の多い白が一番柔らかい。寿命も同じ順番。
と、その頃聞きました。
今はどうなっているのかな?
事実スキーブーツも白系の靴は結構派手に破壊しています。
白い靴が黄色みを帯びたら寿命ですね。黒の場合は反対に表面が白っぽくなったら要注意。

登山靴も革が戻ってきたと言うことは、スイスの牛がちゃんと元に戻ったと言うことでしょうね。
(スイスの牛が何故良いか?→寒さのために皮の繊維組織が緻密になっているからです)

  1. 2006/11/07(火) 23:22:46 |
  2. URL |
  3. 元山男 #tLotD3lc
  4. [ 編集]

Re:プラブーツ

元山男さまへ。

お詳しいようですね。
うちの嫁さんもコフラックが足に合わず、友人に譲ったことがあります。
足が合わないと、かなりつらいようですね。

プラブーツ、スイスの牛の疫病がきっかけなんて、知りませんでした。
今の革靴の素材、何なんでしょうかね。
その辺を全く調べていないので何ともいえませんが…。
人工皮革だとしても、技術の進歩はありそうな気がします。

ずいぶん勉強になりました。
ありがとうございます。
  1. 2006/11/08(水) 08:14:28 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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【道具を語る10】 プラブーツ

コドモは新しいおもちゃを手に入れると、無条件にうれしい。今回は半ばそんな感じです。プラブーツを新調しました。8年ものの先代、2月に小さなクラックが入っているのを発見。だましだまし3月、5月と使用
  1. 2006/12/03(日) 21:07:56 |
  2. 静岡の山と渓

プラシュー破壊

  クリックすると大きくなります上の二枚の写真、何だか判りますか? 今朝、7時頃の出来事でした。今日は毎年恒例の初雪踏み山行で、八ヶ岳の赤岳へ。静岡を昨晩(12/2)19時半に出発。南アルプスICから小淵沢ICへ
  1. 2006/12/03(日) 21:12:43 |
  2. 静岡の山と渓

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