山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【日々是好日104】 真冬の山に

17日に冬山の安全を祈って、中ア・千畳敷の信州駒ケ岳神社で例大祭がありました。
信濃毎日新聞の記事に出ていました。

記事についている写真を見ると、山は完全に冬の状態。
快晴なのがうらやましい。。。。

写真を見て思い出したことがあります。
1995年1月4日、ちょうど写真の鳥居の向こうあたりで、雪崩に遭った6人が死亡しました。
まさにホテル千畳敷の目の前での惨事でした。

前年までにも何度か冬にそこを通ったのですが、いつもトレースは雪崩のあった斜面についていました。
浄土乗越に至る谷筋に達するまで、左側の斜面をトラバースする、ほぼ夏道どおりのトレースでした。

斜面の状態から、なんだか気持ち悪いなぁ…と思いながらも、ラッセルがイヤで、駆け抜けるように通っていました。
とはいえ、浄土乗越へ抜けるまで、気が抜けないのは同じですが…。
トレースがしっかりついていることや、実際に雪崩れたのを見たことがなかったこと。
モヤモヤしながらも、毎度そのルートを通っていた理由でもあります。

事故発生10日後の14日、友人と2人で現場に入りました。
そのときには雪崩れた場所に赤旗が林立し、異様な光景でした。
ニュースで事故のあったことは知っていたのですが、やはり背筋がぞくぞくしました。

浄土乗越へのルート(トレース)が付け替えられていました。
いったんカールの底へ下り、まっすぐに浄土乗越へ向かうようになっていました。
「そうだよなぁ、本来はコッチが正しいよなぁ」
と思うと同時に、
「これまで何度か通って無事だったのは、単に運が良かっただけかもしれないなぁ」
とも思いました。
以後、冬はそちらにトレースがついていることが多いようです。
ホテルに常駐している遭対協の方も、そちらを通るように指導しています。

木曽駒、将棋頭を経て桂小場へ下りる予定でしたが、15日は強風で動けず。
16日にピーカンの中、千畳敷へ戻りました。



6人もの命を犠牲に、やっとルートが変わりました。
同じ場所で事故に遭う事はなくなりました。
少なくとも教訓は生かされているわけですが、あまりにも大きすぎる犠牲だったと思います。

下山のとき、稜線近くから眺めても赤旗の林がはっきりと見えました。
雪の千畳敷の写真を見るたびに思い出します。
あの光景、多分一生忘れることはないでしょう。





余談ですが、下山後、家に帰って寝ていると、明け方に大揺れ…。
そのときには何が起きたのか分かりませんでした。
経験したことのない揺れ方でした。

阪神大震災でした。

幸いにして、自分自身はほとんど被害はなかったのですが、これも忘れられません。

それもあってか、日付までしっかり覚えているのかもしれませんね。


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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/11/18(土) 20:33:01|
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