山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【遭難カルテ2】中高年17人下山せず 神奈川・大杉山

 【概要】
 31日午後5時ごろ、神奈川県山北町の大杉山(861メートル)で「道に迷っている。救助してほしい」と110番通報。
 一行は新ハイキング中央支部のパーティーで、55~69歳の男女17人。
 朝から大杉山に登り、下山中に道に迷った。
 1日午前3時ごろ、大杉山の西側で捜索中の県警松田署員に発見され、夜明けとともに下山を開始。
 午前7時40分、中川温泉に全員無事下山。
 リーダーのリーダーの横浜市の男性(67)によると、「空腹より寒さを感じた」と話していたという。


 【考察】
 またやったか・・・新ハイキング・・・。
 2003年11月23日に石尊山(千葉県)で30人の中高年パーティーが消息を絶ち、大騒ぎになったことがありました。
 結論から言わせてもらえば、このときの教訓が生かされていないのです。
 報告書のようなものがWEB上に公開されました。(こちら)
 現在も検索すれば出てきますが新ハイキングのHPからはたどり着けません。
 この報告書モドキの内容たるや・・・(以下は抜粋)
  「丁度ニュース枯れの時期で、マスコミが通常考えるより大きく取り上げた」
  「千葉の土地柄がこの種の事に馴れておらず、対応が大規模且つ発生当夜から捜索開始がなされた」
 要するに、「周囲が騒ぎすぎだ!」といっているようなものです。
 さらに、原因の一端を
  「リーダーの力量(読図力、方向感覚、時間配分、決断力、自分の力量に対する評価力)不足」
 と、リーダー個人に押し付け、組織としての責任逃れに終始する有様でした。
 こんな組織に「反省」はあるのか??
 またやるだろうな・・・と思っていたら、やっぱり。。。という感じです。
 
 で、今回の件について。
 濃霧のため、コースを外れてしまい、現在位置が不明なまま日が暮れてしまったようです。
 「やばい」と思ったときに、なぜ引き返さなかったんだろう?
 現場にはうっすらと積雪があったようです。
 ということは、足跡も残っている可能性があります。
 また、日帰り山行とはいえ、ヘッドランプは必携装備です。
 道にさえ戻れれば、暗くても下山できるはずでした。
 その程度の装備も持っていなかったとしたら、問題です。 
 
 発生翌々日の2月2日19時51分付けでHP上に「ご心配をお掛けして申訳ありませんでした」が掲載されました。
 が、この項目、トップページには掲載されませんでした。
 「トップページ」⇒「会員の方へ」⇒「よもやま情報」と進んで、やっとたどり着けるものです。
 
 発生から下山にいたるまで、いろいろな人に迷惑をかけたにもかかわらず、「会員の方」に申し訳ないとは。。。
 しかも、「よもやま情報」などという軽い扱いでいいんだろうか??
 内容もほとんど毎日新聞の引用だし。。。
 これは報告書どころの騒ぎではなさそうだな。。。
 
 こんな姿勢に疑問を持つのは、私だけではないと思います。
 「これを糧にして道迷い防止策に付き、クラブとして組織的に取組んでいきたいと考えております」
 とは記されていますが、具体的な話は全く見えてきません。
 組織自体の危機感の希薄さがひしひしと伝わってきます。
 
 先行きが極めて不安です。
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/02/10(金) 14:37:49|
  2. 遭難カルテ
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0
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  1. 2007/07/27(金) 01:47:36 |
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