山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【日々是好日136】 富士山の看板

7月1日の山開きを待たず、富士山が登山客でにぎわっている。季節はずれの滑りを楽しむスキーヤーやスノーボーダーだ。晴天となった20日、静岡県富士宮市の登山口からスキーなどを担いだ人たちが列をなし、残雪の急斜面を登っていた。同日正午の山頂の気温は氷点下7度。登山装備を身につけた人たちは、白い息を吐きながら、眼下に広がる雲を背に山頂を目指した。神戸市東灘区の会社員(43)は「この時期は登りやすく、滑りやすい。20歳ぐらいから通っているが、この数年、滑る人が急に増えた」と声を弾ませ、スキーを楽しんだ。実は登山口には、安全のため、「スキー、スノーボード等は全面禁止」と警告する看板が立っている。ただ、禁止する条例などはなく、にぎわいはしばらく続きそうだ。(読売新聞より)

バックカントリーブームを反映した記事。
「全面禁止」看板があるとは知りませんでした。
もちろん、法的レベルの拘束力はないんでしょうが。。。

「禁止」「条例」とくれば、「登山条例」を思い出してしまいました。。。。
「富士山山スキー禁止条例」なんてものができたら。。。。。。。あんまり考えたくないですね。

さて、この類の看板、あちこちで目にするようになりました。
「スキー・ボード」よりも、「自転車」「ペット」禁止に類するもののほうが多いように思います。
誰が何のために誰の許可を得て…と考えると、不思議な気がします。

まあ、「スキー・ボード」と「自転車」は、下降の際に使用する道具という部分では同じです。
「ペット」は…ちょっと違いますね。。。
一般的に抵抗の大きさで言えば
「ペット」>「自転車」>「スキー・ボード」
となるんでしょうかね。。。
まあ、それはさておき。
本題に戻ります。


安全のため禁止。
これが一人歩きを始めると、山自体に行けなくなってしまうのではないか…。
スキー・ボードに限らず、危険は付きまとうものですから。
この看板、注意喚起程度の内容でいいんじゃないか?とも思います。
「全面禁止」とは穏やかではないのでは。。。。。
その看板、誰がどういった理由でどういう手続きを経てできたのか。
そのあたりが知りたいところです。

一方でこんな記事もありました。

20日午後4時5分ごろ、富士山の本8合目(標高約3200メートル)付近で、スキーをしていた東京都町田市、●さん(69)から「仲間1人が滑落して動けない。救助してほしい」と富士吉田署に通報があった。2人は同7時半ごろ、自力で下山したが、同都国分寺市、○さん(69)が顔などに軽傷。○さんはアイスバーンで転倒して負傷したという。2人は「この時期、近くでスキーができるのは富士山くらいしかなく、以前にも何度か富士山で滑ったことがある」と話しているが「もう二度としません」と反省しているという。同署は「富士山はゲレンデではない」として、スキーやスノーボードをしないよう呼び掛けている。(毎日新聞より、住所の一部・職業・氏名は伏せました)

夏山シーズンの到来を前に21日、富士吉田市上吉田の「富士山遭難者慰霊碑」前で、夏山登山の安全祈願と富士山で死亡した遭難者の慰霊祭が行われた。県警地域課によると、富士山では昨年6-8月に28件の遭難事故が発生、6人が死亡している。20日には富士山でスキーをしていた登山客が滑落、けがをしたばかり。関係者は「自然は時として我々を拒む」と刻まれた石碑を見つめながら「富士山はゲレンデではない。むちゃな行動はやめて」と苦言も。(山梨日日新聞より)


3本の記事から。
看板設置者→スキー、スノーボード等は全面禁止
富士吉田署→富士山はゲレンデではない。スキーやスノーボードをするな
慰霊祭関係者→富士山はゲレンデではない。

この3者がすべて警察かもしれません。
が、少なくとも地元では否定的な声が複数あることを示しているような印象を受けます。
こんな声が地元で高まってくると、「条例」というのも、案外ありうるかも…と、思ってしまいます。
条例なんてのは自治体の単位で決められるものですから。。。

世界遺産登録がらみでナーバスになっている部分でもあるんだろうか?
その辺はよく分かりませんが、ゼロではないように思います。

剣岳・谷川岳に続く、第3の登山条例となれば、ちょっと困った話です。
しかし、トホホな遭難が続けば、地元から「やめろ」の声が続々と出るかもしれません。
山スキーを含めた富士登山、命をかけるようなものかといえば、答えはノーでしょう。
(結果的にそういったシチュエーションに…は、あるかもしれません)
富士山に限らず、登山ということ自体、無事帰ってきてナンボのものですから。


100%の安全というのは、どだい無理な話です。
が、登山者としてできることは、少しでもそれに近づくよう気をつけるぐらいしかないのかな、と思いました。



飛躍しすぎかもしれませんし、杞憂かもしれません。
ですが、富士山という、いろいろな意味で特に注目を集める山だけに、ちょっと考えさせられる記事でした。

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  1. 2007/05/25(金) 16:22:06|
  2. 日々是好日
  3. | トラックバック:1
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コメント

登山ほかの規制について

富士山も民有地あるいは国有地にしろ、所有者がいますので禁止されれば従わざるを得ないような気がします。各地の岩場で所有者あるいは地域住民とのトラブルの結果、利用できなくなるという問題が起きています。多くは車の駐車、人の所有地をトイレ代わりに使う、ハダカで行動する、樹木を勝手に伐採する、ご神体の岩にチョークをつけるというような行為の結果です。
そのほとんどはごく一部の人のせいなのですが、そういう問題を起こさないよう節度を持って利用することだと思います。

ペットについては法律の改正があり、国立公園については規制がかかりました。法律の条文からはつなげば連れて行けるように読めるのですが、公園によっては入山禁止と表示されているところもあります。これにも賛否両論ありますが、人間の入山は認めて犬は認めないのは人間のおごりかも知れません。でも、決まりは決まりです。
  1. 2007/05/25(金) 23:48:24 |
  2. URL |
  3. よかっぺ #1JQD0tfs
  4. [ 編集]

Re:登山ほかの規制について

よかっぺさまへ。

登山であれスキーであれクライミングであれペットであれ、規制自体はあんまり歓迎したくありません。

ただ、ルールというものの存在は、やはり無視できません。

法律・条令 > 土地所有者の意向 > 利用者の意向

構図としては、ざっとこういうことなんでしょうね。

土地所有者は国だったり自治体だったり個人や団体だったりします。
国民であれば国有地に、住民であれば公有地に対していろいろとモノも言えます。
議会制民主主義のルール内で手続きを踏むこともできますから。。。

が、民有地は・・・難しいですね。
法律・条例に反しないレベルで、土地所有者がある日突然、「スキーはダメ」とか「ペットはダメ」とか言い出しても、抗する術がありません。
下手すれば不法侵入なんてことになったりするんでしょうか・・・・・・。



>そのほとんどはごく一部の人のせいなのですが、そういう問題を起こさないよう節度を持って利用することだと思います。

おっしゃるとおり、それに尽きるんでしょうね。
利用者は山に入れてもらっている立場ですから、問題は起こさない、トラブルは避ける、理解を得るよう務める、妥協点を探る・・・みたいなことが必要かと思います。


>人間の入山は認めて犬は認めないのは人間のおごりかも知れません。でも、決まりは決まりです。

ペットの問題に関して。
ネット上で見た範囲では、感情的になってしまった場面を何度か目にしました。
飼い主からすれば「心のよりどころ」だったりするし、反対の側には「犬嫌い」な人もいます。
双方とも「心」とか「気持ち」とか「好き嫌い」の部分が影響する問題なので、仕方ない面はあるのかもしれません。

たしかに「人間のおごり」かもしれませんが、その決まりを作るのも人間です。
ここが一番難しいところなんでしょうね。
どうすべきか、私自身の中では、いまだ結論が出ないままです。
  1. 2007/05/26(土) 13:22:13 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

でもゲレンデではないでしょう

富士山の滑降禁止の件、ゲレンデではないので仕方がないところでしょうね。
昔から「滑降可能」として開放されている山の斜面はなかったように思います。だから、トラブル発生は覚悟のうえで、それこそ自己責任で出かけたのではないですか?最近はブームだそうで、それに輪をかけて出かけている方たちが多いのでしょう。
富士山で勝手に滑降をして、転んで怪我をしたので助けて欲しい。そういう人たちには、やはり、「ここは整備されたゲレンデではないんですよ」と注意をされるのは必然だと思いますね。
昔、白馬岳や木曽駒ケ岳の雪渓でスキーをする人たちが塩や石灰をまくのが高山植物に悪影響を与えると禁止されたことがありました。
また、ペットが自然環境に与える影響も考えられます。なにしろ、ペットですから、狩猟犬とは同列に扱えない部分もあります。飼い主にとってはかけがいのない存在でも、飼い主以外にはただの動物なのですから、逃げたり、迷惑をかけたりということを考えると連れて歩くのは控えるべきでしょう。
最近の傾向として、個人のエゴや感傷が、公共や共存といったことに対して優先されることが多いように思います。皆が自分のエゴだけで生きてしまう世の中はとても怖いように思います。
  1. 2007/05/28(月) 15:38:06 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

Re:でもゲレンデではないでしょう

おーのさまへ。

おっしゃるとおり、ゲレンデではありません。
ですが山スキーとなると、ゲレンデでやるものではありません。
当然、「ゲレンデ」ではなく「山」の範疇に含まれるのだと解しています。
ですので、ゲレンデの延長ですべる人たちに対しては、「禁止」と言われても仕方ないと思います。
ですので、
>「ここは整備されたゲレンデではないんですよ」と注意をされるのは必然だと思いますね。
というのには、同感です。


ペットの件。

>狩猟犬とは同列に扱えない部分もあります。

愛玩動物と狩猟犬ですから、別のものとして考えた方がよさそうですね。
ただ、狩猟・ハンティングが趣味の世界であれば、「ペットはダメだけど、狩猟犬であればオッケー」とは、なかなかならないように思います。

>飼い主にとってはかけがいのない存在でも、飼い主以外にはただの動物

ここのミゾが埋まらないから、話がややこしくなるんではないでしょうか。。。
個人のエゴや感傷、賛否両方にあるのではないかと、私は思います。

「落としどころを探る」みたいな考えがあってもいいと思いますが。。。。
  1. 2007/05/29(火) 13:47:02 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

公園法がどのように改定されたか探したがよく分かりませんでした。教えてください→よかっぺ様

法の改正と言うより、指導の変更じゃなかったですか?
「法で縛るのはなじまない」と環境省の職員から聞いたことがありますので。

ペット問題は、「人」の問題です。だから感情的になるのでしょうね。それでも関係者がちゃんと向き合って努力すれば、解決するはずが・・・・日本人はまだだめなのでしょうね。
ドイツミュンヘン郊外の週末市民登山でにぎわう山の山頂を移した写真をもらったことがあります。そこではシェパードもドーベルマンもノーリードで人と同じように山の山頂で遊んでいました。
いつかはこうなると良いけど・・・ちゃんとした訓練をしない日本の飼い主にそれを求めるのは無理なのかな?また、「犬畜生」と見ている人が多い日本では無理なのかな?
だから未だに介助犬を拒否する店が多いのは仕方ないですね。

こういう事含めて「人」の問題ですね。

山に関しても、日本人の悪い部分が如実に表れているのが今の「山」でしょうね。
では外国の人はどうかと言われれば同じレベルですが・・・
少なくとも「自然保護」が少数者の「思想」ではなく「普遍的な生活規範」となれば、これらの問題は解決するのですが、今の「成績至上主義的社会」ではこういう「生活規範」は意味のないことと片付けられるでしょ。
  1. 2007/05/31(木) 08:03:06 |
  2. URL |
  3. 元山男 #-
  4. [ 編集]

「人」の問題

元山男さまへ。

「人が犬に噛まれてもニュースではない。人が犬に噛みついたらニュースだ」
新聞社に勤める知人から聞いた言葉です。
また、表現としてよくないのは承知の上ですが「犬に噛まれたと思って忘れろ」という言葉もあります。
極論かもしれませんが、「犬は噛みつくもの」という意識が、もともと日本人の中にあるんじゃないかと思います。
一方で、噛まれた方は、「たまったもんじゃない」となりますが。。。

日本には飼い犬が1000万頭以上いると言われています。
十分な訓練を受けていない飼い犬が多いのも、「噛むもの」という意識がどこかにあるせいかもしれませんね。

十分に訓練を受けた犬とそうでない犬。
一瞬で見分けるすべがありません。
となると、区別できない以上、まとめて…となるのはやむを得ないと思います。
「ウチの犬に限って大丈夫」が通用しない、ということですが。。。

散歩中のフンの始末など、飼い主の側のモラルも少しずつ向上していると思います。
とはいえ、ご紹介にあったドイツのようになるには、まだまだ時間がかかるのではないでしょうか。
「人」の、しかも深く感情に関わる問題ですから、少しずつ理解を深め、問題を解決していくしかないと思います。

>山に関しても、日本人の悪い部分が如実に表れているのが今の「山」でしょうね。

反論ができないのが寂しい。。。


よかっぺさまへのお問い合わせの件ですが、自然公園法施行令の特別保護地域に関する規制のことだと思います。
これを見ると、去年の1月施行で罰則規定もありますね。。。。
以下のURL、ご参考まで。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32SE298.html#1000000000000000000000000000000000000000000000001800000000000000000000000000000(第十八条)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=6522
http://www.env.go.jp/nature/park/rel_ctrl/

(よかっぺさま。差し出がましいようで申し訳ありません。。。もし意図されたのと違うようでしたらご指摘ください。)

  1. 2007/05/31(木) 16:11:17 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

富士山はゲレンデではありませんが、昔から滑られています(1911年)し、とても良い斜面です。山スキーMLに流れた情報によれば、怪我された方は、それなりの経験ある方であったようですし、ゲレンデ感覚で滑りにいったわけでもないようです。

土地には所有者がいる・・・という話ですが、とはいえ、警察には、ここは入ってはいけません、という権限はありません。それが言えるのは所有者であり、たとえば国有地であれ、国がそれを明文化しないとなりません。簡単にいえば、条例が制定されていない中で、警察が禁止、ということは、越権行為です。

これは、滑ることの是非ではなく、法治国家として、マズイ、ということです。簡単な例で言えば、放置バイクがある。これが道路上にあれば、道交法によって警察は対処できますが、市が管理する公園内に止めてあると手が出せない。これと同じです。昨晩、NHKでやっていました。


ですから、要点は2つかと思います。
1)山岳スキーエリアとしての富士山
2)滑走禁止措置は、法治国家のルールに沿うべき

両者をごっちゃにすると議論を中に浮くかと思います。
そして、警察の態度は、2の意味において問題があるのではないか、ということ。1については、人によって、見解がかなりわかれるでしょうね。おーのさんのように、勝手に滑りにいって・・・という人は、否定的に捉えるでしょうけど、僕は、日本にスキーが入った時から滑られている、日本一の山岳スキーエリア、というスタンスですので。


長くなっていますが、あと少し。
犬についてですが、2つほど。

知人が救助犬の育成をしていますが、「犬畜生」という考えをもっている方がまだまだ多い、と言っていました。これは、犬と人間の関わり方の啓発が進めば、徐々に改善していくのではないかと思います。

また、犬の山へ連れて入ることですが、海外でも、そこが水源地管理しているような地域であれば、規制しているところもあります。犬特有の病原菌等が、そこに持ち込まれないようにするためです。

そこで狩猟犬か愛玩犬かの区別はありません。こうした区別は、人間がしたものであり、種特有の病原菌は共通ですので。

参考になれば。
ではまた
  1. 2007/05/31(木) 17:33:15 |
  2. URL |
  3. tokyo #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

tokyoさまへ

tokyoさまへ。

おっしゃる意味、よく分かります。
ゲレンデではありませんが、山スキーの場ではあろうと思います。
ただ、禁止看板の実物を見たわけではないので、ちょっと奥歯に物が挟まったような感じですね。。。
警察が立てたのかどうかも確認できていませんので。
ただ、本文で「誰が何のために誰の許可を得て…」と書いたとおり、やはり違和感はぬぐえません。

一方で私有地であれば、法の縛り(公共の福祉?)がない限り、土地所有者の意向が優先されるのではないでしょうか?
それを無視して入れば、不法侵入にはならないんだろうか?
八合目より上は富士浅間神社の私有地だったと記憶してはいるのですが。。。(間違っていたらすみません)
この神社が所有地内でのスキーを禁じたら、どうなるんでしょう?
自分の所有地に、入れる人を選別する権利ってのはあるように思うのですが。。。
法律知識に乏しいもので、、、、ご存知でしたら教えてください。



犬の件。
>水源地管理しているような地域であれば、規制しているところもあります。
こういったケースであれば、おっしゃるとおり「狩猟犬か愛玩犬かの区別」は必要ないですね。

ただ、持ち込みたい、持ち込ませたくない。。。いずれも人間のことなので。。。。

>犬と人間の関わり方の啓発が進めば、徐々に改善していくのではないかと思います

同感です。
ですが、やはり時間はまだ必要だと思います。
  1. 2007/05/31(木) 19:46:31 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

>八合目より上は富士浅間神社の私有地だったと記憶してはいるのですが。。。(間違っていたらすみません)
>この神社が所有地内でのスキーを禁じたら、どうなるんでしょう?

富士山の厳格な土地所有権については把握していません。調べてみたいとは思っています。
私有地であれば、その所有者が立入を禁止すれば、当然、スキーはできないでしょうね。

ただ思うのは、もし借りに富士講がスキーを禁止と明快に打ち出した時、日本山岳会や日本ガイド協会、そして野口健や三浦雄一郎といった面々が、どのように反応するのか、見てみたい気もします。

日本にスキーが伝わった1911年。その年に既にレルヒによって滑られている場所が、滑走禁止になるいうことを、そうした社会的立場がある人たちが、承諾するのか? ということです。

世界遺産に登録するということは、その存在自体を
パブリックなもjのとしたい、ということだと思います。であるならば、100年近い歴史ある山岳スキーの歴史を消すというのは、暴挙、という他はないと思いますが、いかがでしょうか?

書いていて、ちょっと突き詰めたくなってきました。
ではまた。
  1. 2007/05/31(木) 22:16:20 |
  2. URL |
  3. tokyo #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

tokyoさんへ

ささやかですが山の一部を所有している身からすると悲しい限りです。(有刺鉄線巻かなきゃ駄目ですね?)
それは明確に禁止されてないからといって、地権者に許可無くゲリラスキーしていただけでしょ。
禁止看板が無ければどこでも入っていいんでしょうか?(それは都合の良い解釈です。)
そこに既得権を主張するなど盗人猛々しいという話になるんじゃないでしょうかね。
条例になければ何をやってもいいんでしょうか?
私有地でなければ許可無しでOKという発想はどこからくるんでしょう?

よかっぺさんのお言葉のように「民有地にしろ国有地にしろ、所有者がいる」し、もちろん県有林、市有林、村有林というのも自治体の所有物です。
所有者のいない土地はありません。

山に道を付ける許可をとるようなことをしてみればどんなに面倒なことだかわかりますよ。
  1. 2007/05/31(木) 23:36:56 |
  2. URL |
  3. 素人A #-
  4. [ 編集]

だからシルバーシートが必要なんですね

法律にないから何をやってもいい。。。ですか?
そういう論理がまかり通るから、わざわざ席を譲るようにシルバーシートなんておかしなものが必要になってくるんでしょうね。

登山道を作るにしても土地の所有者に対しては許可を得る必要があったのではなかったですか?それで、維持管理責任者になると事故の責任をとらなくてはならなくなるからと、登山道の管理者を押し付けあっているというような記事が昨年ありましたよね?
山スキーであってもルートを作るのであればきちんと地権者に対して許可を得る必要があるだろうと思いますよ。そこは登山道に準じるでしょう。ルートを作らずに臨時のゲレンデのようにするにしても、本来なら許可を得る必要があるはずです。それは有刺鉄線が張られていなかったとしてもです。
問題にならないのは、無許可利用が安全や他の使用に対して特に問題にならないと見逃されているからと解釈した方がよいですね。
国有地なら普通管理者はそこの自治体になりますから、「入山禁止」「スキー禁止」などの表示にはたぶん静岡県なり山梨県なりと市町村、安全治安を担当する所轄警察署の連名というのが普通ですね。もちろん、条例などなくても、そもそも土地の管理者なのですから禁止することは可能だと思います。
もちろん、そこが特別自然保護地域だったりすると立ち入りはおろか、小石の移動すら罰則の対象になってしまいます。

犬の話ですが、野犬化というのも考える必要がありますね。迷い犬から野犬になるというのも考えておかないと。
  1. 2007/06/01(金) 10:33:11 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

なんだか喧嘩腰ですね。そもそも何やってもいい、などとは言ってませんよ。見解の相違はあるにしろ、穏やかに話しましょう。

僕の知人は、かなり大きな山林を持っていますから、山菜採りの人とかの軋轢等は、飲んだ席では結構聞いています。よって、その辺は多少はわかっているつもりです。


長野県にしろ、富山県にしろ、岩手県にしろ・・・、普通の県で、山スキーをする際、県庁や市町村にいって、入山許可証を発行してもうらう、ということはしませんし、それを行政も求めていません。(もちろん特殊な事情で禁止区域になっているケースは当然あります)。

もちろんいくつかの法を厳格に適用すれば、入山許可を取らないといけないのですが、それは実質運用されていませんね。その理由はおそらく二つでしょう。双方の手間の問題と、山に入ること自体が文化的慣習として理解されている。

つまり、山での活動(登山やスキー)が市民生活の一部として理解されているわけです。またそうした文化的な側面だけでなく、来場者が多いところでは、地域経済に多大な恩恵をもたらしている、という認識もあります。

そうした状況の中で、事故が多いところ(富山や長野など)では、公的な山岳救助隊も組織されており、もし県有林内で事故があっても、ゲリラスキーをしている、などと言われることもない。

このような他の地域の現状から見ると、富士山というのは、実に特殊に見える、ということです。そう思いませんか?
  1. 2007/06/01(金) 15:42:46 |
  2. URL |
  3. tokyo #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

Tokyoさま&素人Aさま&おーのさまへ。
まとめレスとなりますが、ご容赦ください。

皆さんの書き込みを見て、なるほどそういう面もあるなあと思うことがありました。
参考にさせていただきます。
議論にもつれ(?)があるようなので、少し整理してみたいと思います。
始めに断っておきますが、長いです!!(笑)

tokyoさまから提示のあった、「分けて考える」にのって進めます。


「山岳スキーエリアとしての富士山」について。

富士山の山岳スキー、「それなり」に歴史のあるものですし、時機や斜面を選べば適地です。
おそらくそこに異論のある方はいないと思います。
また登山や山スキーを愛好する者としては、「禁止」に関する看板や条例は、できればないほうがいい…という思いも共通すると思います。
私にとっては自転車も同様です。
ペットは飼っていないので、個人的には禁止されても実害?はありません。
まあ、これらは人によって違うのでしょう。

「100年近い歴史ある山岳スキーの歴史」とありますが、ここから。
さきほど、「それなり」に歴史のある、と書きました。
それは「100年近い」の解釈が、いろいろあろうと思うからです。
人によっては「歴史??たかだか100年にも満たないのに」とも言うのではないでしょうか。
このあたりは受け止め方が分かれると思います。
言い換えると「歴史ある」といわれても、誰しもが理解を示すレベルには至っていない、そう思います。
8合目以上は富士浅間神社の所有では?と、書きました。
富士浅間神社のHP(http://www.fuji-hongu.or.jp/sengen/index.html)によると、その起源は紀元前にさかのぼるとか。
これから見れば、100年弱など…と言われてもしかたがありません。


「滑走禁止措置は、法治国家のルールに沿うべき」について。

富士山の土地所有者について。
私の記憶では、8合目以上は先にも書いたとおり、富士浅間神社の所有。
それ以下では国有地、公有地、私有地が複雑に入り組んでいる…といったものです。
(違っていたらすみません。。。。)
所有者の意向が反映されるとしたら、それは所有者が個人であれ国であれ、同じことだと思います。
また、所有者から委託されている管理者の意向は、所有者の意向と見て差し支えないと思います。

ただ、所有者の意向・権利よりも優先するものとして、法律や条例などがあります。
国立公園特別保護地区の規制などはその一例でしょう。
そういった意味で法の縛りがない限りは、所有者の意向が反映され、権利が保障されていることがまず第一だと思います。
国有地は国の、県有地は県の・・・私有地は所有する人の、と言った具合です。

例の看板が、何の根拠もなく、警察のみの名前で立っていたのなら、無視してもいいかもしれません。
ただ、国や県など、土地所有者も一緒に立てた(名前が入っているなど)のであれば、やはりそれは尊重すべきでしょう。
登山者や山岳スキーヤーの入山を拒否することが、ただちにケシカランとは言えないはずです。
むしろ不法侵入という土地所有権の侵害になりはしないか、ということです。
こうなると、「法治国家のルールに沿う」とすれば、tokyoさまや私も含めて、だれも入山できないことになりませんかね。。。

>もし借りに富士講がスキーを禁止と明快に打ち出した時、日本山岳会や日本ガイド協会、そして野口健や三浦雄一郎といった面々が、どのように反応するのか
>そうした社会的立場がある人たちが、承諾するのか? ということです
>100年近い歴史ある山岳スキーの歴史を消すというのは、暴挙、という他はないと思いますが、いかがでしょうか?

「社会的立場がある人たち」がその「立場」から、土地所有者の権利を侵害するような発言・行動をとったとしたら、「法治国家のルールに沿う」という観点からすると、そちらの方が「暴挙」ではないでしょうか。。。。。。。



山登りなど、所詮は趣味・遊びに類するものです。
もちろん、ガイドなどそれを業とする、ごく一部の人は除いての話です。
そんな遊びや趣味程度のことで、他者の権利侵害までしていいのか?と思ってしまうわけです。
そう思うと「文化」と言われても、う~ん…と、うなるほかはありません。。。
志は地べたを這っているのかもしれませんが、「文化というほどご大層なモノでは…」というのが正直なところです。。。

そもそも、所有者以外は山に入る権利などはなく、登山者などは土地所有者に入れてもらっている、もしくは入山することを黙認されている、というのが現状ではないでしょうか。
それでも我々は山に入りたいわけです。
たしかに地元には集客による恩恵という面があるのは事実です。
ですが、それを踏まえたうえで、自治体名などで禁止看板や条例が出るとしたら。。。。
そこの意味は、大きいのではないでしょうか。。。

この「黙認」が途切れないようにするためには、やはり地元や土地所有者の感情を害さぬように、節度を持った行動や無用のトラブルは避けるなど、気をつけるほかはないのでは。。。。。。。。
結局はそこに行き着くんじゃないでしょうか。。。。

  1. 2007/06/01(金) 21:33:36 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

こんにちは管理人さん

簡単に言うとですね、黙認・・・という中途半端なままでいくと
事故があった際、禁止の場所で事故を起こしたケシカラン輩、という
報道がこの後もずっと続く、ということです。

それでいいのですか? ということです。
気分悪いじゃないですか。笑。


ご指摘の通り、法を厳格に適用すれば、
誰も山に入れません。
そして、黙認でいけば、上記のことが起こります。

そろそろ、そうしたのをやめたほうがいいのでは?
ということです。


あと皆さんの論理で行きますと、富士山の登山は
違法行為を行っている、という話になりますが、
富士箱根伊豆国立公園 の富士山地域管理計画書には
登山者は勘定に入っています。笑。
環境省お積み付きですね。


近代登山とスキーは不可分なものとして
明治時代、日本に入ってきていますから
それゆえレルヒもさっさと富士山から滑ったわけですし
深田久弥も滑っている。

後年、それが分科し、特定の場所(スキー場)で行う種族がでてきたとしても
ルーツは一緒ですしね。それをどう考えるのか? 
ということです。

フリークライマーは、噴火口壁でルート開拓するといって
チッピングしかねから駄目だ、といっているようにも見える。笑。
山梨県は登山をわかってないな、と思うわけです。



あと蛇足ですが、管理人さんは登山もスキーも文化ではない、と
お考えのようえすが、では野球はいかがでしょう?
サッカーは・・? あれも文化でないのでしょうか?

僕からみますと、こうしたブログをやられていること自体で
立派なpart of clutureだと思いますけど。
なんだかずいぶん自虐的なんですね。
  1. 2007/06/02(土) 15:54:27 |
  2. URL |
  3. tokyo #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

tokyoさまへ

tokyoさまへ。


>そろそろ、そうしたのをやめたほうがいいのでは?ということです。

では、どうすればいいとお考えでしょうか?
「法治国家のルールに沿」った方法を教えてください。
「やめたほうがいい」だけでは前に進みませんので。
まずはそれを具体的にお願いします。




>黙認・・・という中途半端なままでいくと事故があった際、禁止の場所で事故を起こしたケシカラン輩、という・・・

「黙認」と「禁止」は明らかに違うと思います。
今回の「禁止」看板は、地権者が立てたものなら従うべきだし、そうでないなら看板立てたヤツがケシカラン…と思います。
ですが、地権者の禁止看板をスルーして入って事故があったら、それこそケシカラン以外の何でもありません。


>富士山の登山は違法行為を行っている、という話になりますが…

そうは言っていないんですが。。。
地権者なり管理者なりが「ダメ」と言っているところに入れば違法ですが、「OK」と言っているところは違法にはなりません。
環境省の勘定も「黙認というカタチでOKしている」という前提なんじゃないですかね。。。


>管理人さんは登山もスキーも文化ではない、とお考えのようえすが…

正直なところでいえば、文化かどうかわかりません。
野球やサッカーについても同様です。
「文化」というものの定義次第じゃないですか?
少なくとも「文化ではない」と言ってはいませんので…念のため。

「それなり」に歴史を重ねてきた「文化」的側面はあると思います。
ただ、人や立場によっては「文化ではない」とも見えるのではないか、と言いたかっただけです。
いみじくもご自身で書かれた「山梨県は登山をわかってないな」。
それがひとつの答えになっていると思いますよ。



自分のやっていることが、全く意図していない結果として「文化の一部」になっている。
それがあることを否定するつもりはありません。

ですが、私にとって自分のしていることは、個人レベルの趣味・遊び以外の何でもありません。
「好きだから」「楽しいから」やっているに過ぎないのです。
ですので、「文化の一端を担っているのだ!」みたいに、大上段に振りかぶるつもりも、全くありません。
それを「自虐的」と言われても…なんて返事をすればいいのだろう。。。
むしろ「文化なんだ!」と声高に叫ぶ方が、私には???に見えるのですが。。。。


いずれにしても、冒頭の問いにお答えいただければ、話がもっと見えてくると思いますが、いかがでしょうか。

  1. 2007/06/02(土) 19:53:55 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

ではどうすればいいか? ですが
看板を撤去するよう求める、ということです。

山スキーも登山の一部ですから
登山がいいのであれば、山スキーも可とするのが
自然な流れなのでは? ということですね。

ただ、この視点は、山スキーは登山の一部、という
捉え方を前提としていますから
登山と山スキーは別物だ、という価値観の方には
賛同を得ないかも知れませんね。

山梨県は、そうした考え方なのかも知れません。

そのような価値観を持つことも否定しませんし
そのような方がいてもいいと思いますが、
古くから登山もスキーもしてきている方であれば、
両者は渾然一体となった存在である、ということに
ご賛同いただけるでしょうから、
それが、先の社会的立場ある方々にご発言して
頂ければ、という意味です。

簡単にいえば、登山と山スキーについての
認識がちょっとずれていませんかねぇ、ということです。


あと、上記のような見方とは異なり、現在の看板は
自然公園法の第一条「この法律は、優れた自然の風景地を保護するとともに、
その利用の増進を図り、もつて国民の保健、休養及び教化に
資することを目的とする」の理念にそぐわない、という捉え方もあります。

健康な生活を送るためのレクリエーションとして
山スキーをしているのであり、環境負荷の高い
オフロードバイクで走り回ろうというのではないわけですし。


ところで、管理人さんは、どちらの立場なんでしょうか?
山スキーは登山の一部なのか
それとも、別もの、という考えなのか?

  1. 2007/06/02(土) 22:42:13 |
  2. URL |
  3. tokyo #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

断片的な聞きかじりと考察ですが

連休にイギリスに行って来たのですが、あちらではフットパスの表示があれば、民有地でも誰でも通れます。たぶん法律的な裏づけもあったような気がします。
日本の登山道は、タテ割り行政の影響か、管理の形態が複雑なようです。国体の予選などを行う時には営林署やら市役所やらいろいろなところに行って一応許可らしいものを取り付けます。スタート地点が公園だと、公園の目的外使用なのでまた許可が必要でした。
国民の権利としての登山という意味でなら、少なくとも登山道くらい何らかの法的な根拠があればと思いますが、この辺の話はあまり聞いたことがありません。富士山の登山者は計画に入っているとのことですが、恐らく登山道を利用するという計画で、登山道以外の通行を認めたものではないでしょう。
たぶん、登山道を離れると少なくとも国立公園では黙認としか表現のしようが無い気がします。ただ、尾瀬などでは立ち入り禁止区域を別に規制していますので、逆にそこ以外はOKともとれます。
エベレストの事故で話題となっている方は、少し前に登山道の草を踏むからという理由で地元の高校生の競技登山に反対され、場所を変更せざるを得なくなったそうです。何万人という地元以外の観光登山には異議を唱えず、次代を担う若者が地元の山を使えないようにするきっかけとなったとのことです。(自治体が責任回避したのかも知れませんが)
世の中にはいろいろな考えがありますし、何が正しいかもひとつではないでしょう。いろいろな意見に耳を傾けるしかないでしょう。登山道にしても自治体は管理責任をとる気はないようです。登山やスキーをしている人が、事故に対し管理責任を言い出せば、自治体は登山道を閉鎖するかも知れません。
富山にしても長野にしても非常に微妙なところでバランスしているだけだと思います。
  1. 2007/06/02(土) 23:38:03 |
  2. URL |
  3. よかっぺ #1JQD0tfs
  4. [ 編集]

登山道をめぐるニュース

登山道についてはこんなニュースやドキュメントにたどり着きました。

(1)以前見た奴です。登山道で落木に当たって1億の損害賠償の判例がすでにあるそうです。
http://www8.shinmai.co.jp/yama/2007/01/05_003786.html

(2)中部山岳地域は10年計画で管理責任者についてまとめるそうです。
http://www8.shinmai.co.jp/yama/2006/03/31_001683.html

(3)大雪では環境庁で利用に関する検討をしています。
http://hokkaido.env.go.jp/to_2006/data/0410b_3.pdf#search='%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%20%E7%AE%A1%E7%90%86'

環境面について言えば、富士山でもフジアザミやオンタデを中心にした富士山独自の植生ができていますから無闇に登山道以外のところに進入して踏み荒らしたり、斜面を削ったり、塩をまいたり、植生を破壊するといった行為はして欲しくないですね。明治時代と現代では現地の状況も違いますし、人数が違いますから環境負荷も格段に大きくなっています。
  1. 2007/06/04(月) 11:11:25 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

お三方へ

tokyoさま&よかっぺさま&おーのさま。
まとめレスとなりますが、ご容赦ください。


>ところで、管理人さんは、どちらの立場なんでしょうか?

私自身は「山スキーは登山の一部」と考えています。
「渾然一体」「不可分」とまでは思いませんが。。。
スキーがなくても登山自体は成り立つけれど、登山なくして山スキーは成り立ち得ないと思うからです。
このあたりは人によって見解が割れることでしょう。

ただ、地権者の見解はどうかな?ということになりますね。
「一部」としての立場で、「登山」そのものを禁ずる場合。
「別物」として「スキー」のみを禁じる場合。
この2つが困る・・・という点は同じかと思います。

>そのような価値観を持つことも否定しませんし
そのような方がいてもいい…
とあります。
私も全く同感です。
ただし、それに地権者の権利・意向を重ねると・・・。
少なくとも、入れてもらっているこちら側には声高に主張するほどの「権利」はないと思うのですが。。。

>登山やスキーをしている人が、事故に対し管理責任を言い出せば、自治体は登山道を閉鎖するかも知れません

民有地は真っ先に閉鎖でしょうね。
公有地や国有地も遅かれ早かれ・・・だと思います。
おーのさまご紹介の判決などが積み重ねられていくと、ますますそっちに行きかねないなあ・・・と。

となると、「黙認」というのをやめた状態での「看板を撤去するよう求める」について。
地権者の意思表示看板の撤去要求を、「地権者の法的権利」を根拠に拒否された場合、この「求める」が「辞を低くしてお願いする」というのであれば、賛成です。
「正当な権利行使」をしている側に、「権利の一部放棄」を求めるわけですから、「卑屈なまでに」ぐらいでちょうどいいのかもしれません。
あ、また「自虐的」なんて書かれてしまいそうですね(笑)。


「先の社会的立場ある方々にご発言して頂ければ」というのは、一歩間違うと、そういった人たちの「立場」を利用して「圧力をかける」になってしまうような気がして、いまひとつ気が乗りません。
というのも、「禁止」した地権者の態度を、より硬化させはしないか、と思うからです。
国有地には「圧力」でもいいかと思いますが、民有地、特に個人相手に「圧力」は…抵抗があります。



ところで、この自然公園法第一条の理念って、土地所有者の権利よりも優先するんでしょうか?



>連休にイギリスに行って来たのですが、あちらではフットパスの表示があれば、民有地でも誰でも通れます。
>たぶん法律的な裏づけもあったような気がします。

海外の事情にはうといもので。。。
この「フットパスの表示」というのは、地権者の「入っていいよ」の意思表示でしょうか?
もしそうであったとして、「入られると困る」という場合はどうなっているんでしょうか?
ご存知でしたら教えてください。



>世の中にはいろいろな考えがありますし、何が正しいかもひとつではないでしょう。
>いろいろな意見に耳を傾けるしかないでしょう。

最後はそこに行き着きますね。

  1. 2007/06/04(月) 17:36:42 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

利用と保護

自然公園法第一条の理念についてですが、現状では日本の国立公園、国定公園は利用(観光)のための公園になっており、自然を保護するための公園になっておりません。
この辺が尾瀬などの自然環境の保護と相容れないようになってきており、環境庁などから「利用のための自然公園」と「保護のための自然公園」に分けようという流れがあります。
この動きのひとつとして、尾瀬の単独指定という話題が今動いているわけですし、おそらく、自然環境として希少な高山(中部山岳、東北の山岳)や冷寒帯(北海道の山岳と北部)、熱帯(奄美諸島、沖縄)などについては、利用のための自然公園からより厳しく立ち入りなどを制限される保護のための自然公園に切り替えられるのではないか、と思っています。
現状の動きは、利用と保護のバランスをとりながら保護の方向に徐々に舵が切られているという感じだと思います。
登山は、徐々に規制と折り合いをつける必要があるように思うんですけどね。
  1. 2007/06/04(月) 19:31:41 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

登山=登山道を歩くもの、としてしまえば
とくに岩屋さんは困るでしょう。
おそらく、登山とトレッキングのボーダーを
どのように考えるのか、という点もあるかと思います

たとえば、白馬村では大雪渓での落石事故もあり、
こんなニュースもあります。
http://www.shinmai.co.jp/news/20070530/KT070528GCI090010000022.htm
観光局のサイトにはマップもPDFであります。


管理者責任については、その登山道自体がどのようなものか
に依存してくるのではないかと思います。
観光客のような方が気軽に訪れる遊歩道のようなものか
それとも、かなりしっかりしたトレッキングのルートなのか
それとも、上記、白馬であるように、登山エリアに一応設定されている
登山道なのか。


また、僕の知る限り、山スキーをしていて、
その管理責任を問う裁判は一件もありません。
ごく常識的な方(=そこはスキー場ではないを理解している)が、
ほとんどなのではないでしょうか。
もしご存じでしたらお教え頂ければ幸いです。


あと社会的立場ある人に発言してもらうと
圧力を掛ける、といった行為になるのではないか、
という点ですが、まず圧力かける、という立ち位置ではない
のですね。「整合性ないから、それはいかがなものか」と
いう当たり前のことを、当たり前に言って頂く、と
いう程度の話です。

あと、歴史を振り返ると、僕の理解では
そうした社会的立場ある方々は、往々にして
一般山愛好者側ではなく、あちら側での発言が多いのですね。
ですからなおさら、よろしく、という感じです。


  1. 2007/06/05(火) 11:29:54 |
  2. URL |
  3. tokyo #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

登山とスキー:山スキーのルール

引率責任という意味では登山も山スキーもガイドは同じリスクの世界で仕事をしてることになります。ですから、登山の世界の判例がそのまま適用されることが考えられます。
ニセコで発生した雪崩によるツアー客の死亡事故ではスノーシューだったという点が純粋な山スキーとは違いますが、引率したガイドに対して有罪の判決が出ています。
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=22941
また、その現場だったニセコ周辺については山スキーも含めて、立ち入り禁止地域を定めた「ニセコルール」なるものがあるようです。
http://surf1205.typepad.jp/aleutheaven/2007/01/41_b9c1.html
他に条例のある群馬県の谷川岳は数年前に条例違反で送検されたとの記事がありました。
http://menu.cnc.ne.jp/config/VI001_03.php?teiko_id=1974&cat_id=3&top_flg=0
群馬県谷川岳遭難防止条例でいう冬期の登山禁止とは登山することではなく「立ち入る」ことを指しますから山スキー、スノーボードなども適用されます。
http://www.police.pref.gunma.jp/seianbu/02tiiki/tozan-todoke.htm

ちなみに、実際に岩屋は登る岩がだんだんと制限されるようになっているのはたぶんご存知の通りです。
  1. 2007/06/05(火) 15:26:18 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

お二方へ

おーのさまへ。

「利用のための自然公園」と「保護のための自然公園」。。。
なるほど。
もちろんそれだけではないのでしょうが、尾瀬の件もなんだか納得がいった気がします。

>登山は、徐々に規制と折り合いをつける必要があるように・・・

そうですねぇ。。。。。。
いろいろな要件と、どのように折り合いをつけていくか、そこを考えていかなくては…ということですね。
これまでがいろんなことに無神経すぎたのかもしれません。

登山条例などに関する話。
ルールとして存在する以上、それは守らなければなりません。
条例違反で送検だなんて…あるまじきことかと思いますが。。。




tokyoさまへ。

>登山とトレッキングのボーダーをどのように考えるのか

これが難しいんですよね。。。。。。

以前、この区分について文章にしたことがあります。
http://yamayakenta.blog51.fc2.com/blog-entry-241.html
また、コメント欄に
「この事故は登山と書かれていましたが、間違いです。本当はハイキングです。」
という言葉を頂いたことがあります。
http://yamayakenta.blog51.fc2.com/blog-entry-268.html#comment
私自身、明確な、そして納得できるボーダーラインが引けません。
ボーダーラインを引くことの是非についても、うなるほかはない…といったところです。

>僕の知る限り、山スキーをしていて、その管理責任を問う裁判は一件もありません。

私の知っている範囲でも、今のところありません。
おっしゃるとおり、山スキーにおいては「ごく常識的な方(=そこはスキー場ではないを理解している)が、ほとんど」なんでしょう。

かつては登山道の管理責任を問う声もありませんでした。
「ごく常識的な方が、ほとんど」だったためだと思われます。
それが今や、登山の大衆化が進むにつれて、賠償を命じる判決が出たりする時代です。
では、山スキーの今後はどうなるか…。
やはり未知数であろうと思います。
山スキーをする人、増えているのではないでしょうか。
大衆化が徐々に進んでいる、という状況だと思います。
となると、上記の意味で言うところの「ごく常識的」でない方が出てくるかもしれませんね。。。

蛇足ではありますが、山スキーと登山を「渾然一体」「不可分」とおっしゃるtokyoさまにしては、「管理責任を問う裁判」の部分に関しては「別物」と言っているようにも取れるのですが。。。
誤解でしたら申し訳ありません。

「社会的立場ある人に発言」について。
おっしゃるとおり「あちら側での発言が多い」と、私も思います。
同様に「こちら側も」というのであれば、にわかには賛成しかねます。
というのも、これまでの「あちら側」というのは「圧力」だったと解していますので・・・。
土地所有者の権利・意向を尊重する。
その上での「整合性」を言い、理解と納得を得られるよう、お願い・説得するというのであれば、賛成です。


  1. 2007/06/05(火) 16:04:48 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

あ。そうそう。

行政は所有権の有無に関わらず、立ち入り制限などで制限をかけられますから。立法も一緒になって、国の法律か、条例ができてしまって、罰則が付いてしまうと完全な立ち入り禁止ができあがります。
あの。山の中は自由に何でもできるみたいに思われているのかもしれませんが、実際、所有者でもないのになんでもできる山なんてありませんよ。
山菜取りも山林の所有者が立ち入りを禁止してしまったらできないんですよ。全ては、それほど大事ではないので問題になっていないだけです。
  1. 2007/06/06(水) 01:10:24 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

難しい時代

2点ばかり。
岐路に立つ国立公園(デーリー東北新聞社)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/n_park/news/npnews2004/np041002b.htm
遺族も控訴せず/城ケ倉転落訴訟 (東奥日報)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070605130809.asp

登山道の事故で国や自治体の管理責任を問う裁判の判決がでています。

山に入る=自分で自分の身を守る=自己責任

という図式が崩れてきているのではないか?と思います。こうなってしまうと国や自治体などの管理者側もぎちぎちの条例を作って管理するか、または入山そのものを規制せざるを得なくなるかもしれません。
一番簡単なのは滑落や落石、雪崩などの事故が起きる可能性があるところはすべて通行止めにし、入る場合には誓約書をつけて管理部署に許可願を出すような形かな?ただ、入山者が減れば道の維持管理はおろか、山小屋の維持管理もままならないように思いますね。

ややこしい時代ですね。
  1. 2007/06/06(水) 11:04:18 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

Re:難しい時代

おーのさまへ。

たしかにややこしいですね。。。。

今回の話題に至るまでは、正直なところ、もっと自由に山に入れるものとばかり思っていました。
環境、法律、土地所有者の権利・・・。
考えてみると、いかに簡単に山には入れていたかを改めて認識しました。
裁判、管理責任、自己責任・・・。
このあたりも、徐々に変質していっているようですね。

今ある「黙認」を守れるように、というようなことを書きました。
とりあえず、今できること、というのではそれしか思いつきませんでした。
ただ、それにもそう遠くないうちに限界がきそうではあります。
悲観的ではありますが、あまり明るい未来は見えてきそうにないですね。。。。。
  1. 2007/06/06(水) 13:47:36 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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  1. 2007/07/10(火) 07:04:31 |
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