山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【日々是好日157】 環境か、観光か

一昨日の夜、家でケーブルテレビのニュースを見ていると
 「環境か観光か、大台ヶ原で入山制限」
ってのをやってました。
(サイトはこちら。動画もあります)

長いのですが、何日かしたら消えてしまうので、一応全文引用します。

 貴重な原生林で知られる奈良県の大台ヶ原が今、観光客の増加などから、木々が枯れる被害が出ています。環境省は先月から入山者の数を制限し始めました。環境か、それとも観光か、太古の森が揺れています。
 紀伊半島の真ん中に雄大な自然が残る、奈良県の大台ヶ原。年間20万人が訪れる、関西でも有数の観光スポットです。
 しかし、樹木の立ち枯れが目立ち、森はいつしか木の墓場となりつつあります。その原因の1つが排気ガス。週末ともなると、静かな森は人と車であふれ返ります。
 大台ヶ原の自然保護に取り組む田村義彦さんは、特にここ数年、森が大きく変化したと言います。
 「ツアーの観光客による『歩道の複線化』というのがこれなんです。観光客が作った新しいルートですね」(大台ヶ原の自然を守る会、田村義彦さん)
 登山道に平行して、新しい道ができています。雨でぬかるんだ道を嫌う観光客が歩道をそれて、植物を踏み荒らしてしまったのです。
 「苔とか落ち葉で守られていた表面が雨のたびにえぐられますしね、周辺の植生にもよくないですし」(大台ヶ原の自然を守る会、田村義彦さん)
 貴重な原生林を守るため、環境省は3年前にマイカーの乗り入れ禁止を計画。マイカー客にはふもとの駐車場でバスに乗り換えてもらおうとしました。ところが、観光客が減ると地元業者らが反対して見送り。最終的に地元と合意できたのは、大台ヶ原を東西に分け、西大台と呼ばれる地域の入山者を制限することでした。平日は1日30人、観光シーズンは100人以下としましたが、この数字だと年間1万人が入山可能で、現状の2倍となってしまいます。
 地元の観光業界などに押し切られた結果ですが、それでも環境省は・・・
 「これまでのピーク時は100人を超える利用者の方を記録しているわけなんですね。それについては確実に減らしているわけですので、今回の方法で十分効果がでるんじゃないかと」(環境省近畿地方環境事務所、田辺仁さん)
 地元が一体となって環境保護に動き出した場所があります。長野県の乗鞍高原です。高山植物を保護するため、4年前にマイカーの乗り入れが禁止され、車で来た人はふもとでシャトルバスに乗り換えます。
 規制前の2002年、頂上付近は車で大渋滞していましたが、今では車はほとんどありません。人に踏み荒らされて一度は消えてしまった道路わきの植物が、よみがえろうとしています。ただ、規制前に比べ、地元の旅館は宿泊客が6割減りました。
 「この環境があっての観光ということで、みなさんこの美しい自然を見にいらっしゃるということで、これを壊してしまっては観光そのものが成り立たなくなってしまう」(長野県松本地方事務所、長谷川浩さん)
 環境か、それとも観光か。大自然を守る難しさに、今、大台ヶ原は直面しています。
 「観光地化したところをどう保護するかというのは、発想を180度変えないことには。マイカー規制を是非実現しないと大台の自然は救われない」(大台ヶ原の自然を守る会、田村義彦さん)
 人間の論争の間にも、貴重な大自然を切り売りするかのように、太古の森はやせ細り始めています。




西大台の入山者規制の話は日々是好日153でも触れました。
改めて映像で視ると。。。。白骨林ですね。。。。

マイカー規制の話で、乗鞍と対比させていました。
 乗鞍「環境あっての観光」
 大台「まず観光ありき」
この地元の意識の差、どっからくるんだろう。。。。




今回、う~ん。。。と思ったのは「歩道の複線化」。
「ツアーの観光客による」との前置きはありますが、自らのこととして考えると。。。。

「複線化」につながるような歩き方を、実際にはしてしまったことがあります。。。

正規のルートより歩きやすそうだったから、、、、、。
石がゴロゴロしているところよりも、落ち葉の上のほうが歩きやすいし。。。
長い長い下りの最後の方なんかだと、そっちの方が足にも優しいし。。。

おおむね理由はそんなところです。
無神経だったなぁ。。。と、反省するほかはありません。

人が山に入ること自体が、自然環境を破壊していることになっていると思います。
よりダメージを与えないように。。。ということを、もっと考えなければならないのですね。。。。




もう一点。
乗鞍のマイカー規制。
使用前・使用後のような植生の回復する映像がありました。
確実に効果が出ているようですね。。。。

規制前に自家用車で行ったことがあります。

 ルールには従う。
 ただ、ルール上問題なければ、使えるものは使ってしまう。
 積極的に規制を求めることもしない。
 一方で、規制へすることへの反対もしない。

意志の弱い私なんぞは、毎度そういうパターンです。

「環境あっての観光」か、「まず観光ありき」か。
「観光」という部分を「登山」と置き換えれば。。。。
答えは明らかですね。。。



以前は「まず登山ありき」的なところが、自分にはありました。
狂ったように山に入っていた学生時代には、その傾向も強かったと思います。

今よりももう少し。
そしてこれから少しずつでも、「環境あっての登山」の方へシフトしていかなければならないように思いました。
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2007/10/10(水) 12:07:02|
  2. 日々是好日
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:25
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コメント

いろいろありますね

登山道の複線化に対する回答のひとつに木道の敷設というのがあります。ぬかるみなどをどうしてもいやがりますが、それを逆手に木道を敷設することで木道以外を通らなくします。すでに、尾瀬などで効果を挙げているはずですよ。

乗鞍の宿泊者うんぬんは、岐阜と長野の間のトンネルができたのも規制と前後していますから、全てが道路規制の結果とは言えない様に思います。
しかし、5年程度で高山植物がよみがえるとはちょっと思えませんね。種などを撒いたりしていなければ、眉唾な話だと思います。信州大学の土田先生か誰かが出てきましたか?土田先生は自然保護講座で、高山の植生の人工的な復元に関して長く研究されていたはずです。(まあ、復元には数十年かかる根気の必要なわけですが。壊すのはすぐなんですけどね)
大台ヶ原は単純に入山者だけが問題ではないでしょうね。南アルプスなどでもニホンジカの食害による被害の広がりが報告されています。多くのお花畑がシカによってなくなっていると伝えられています。
いずれにしろ、増えすぎたシカの問題も人間が中途半端に関与した結果といえばそうなのですが。
これから、長い問題だと思います。

環境と観光に対する考え方の違いですが、長野県も結構長い間「環境はタダ」という考え方だったように思います。
ただ、最近は伊那谷の風力発電施設建設問題のように、自分たちの身の回りの景観も、自分たちの財産のひとつと考えるように変わってきたように思います。思いかえせば、それまで無頓着に様々な破壊を繰返した挙句、自分たちの周りに少なくなって初めて気がついたのかもしれません。
川端康成の小説「雪国」の冒頭で「長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった。」という有名な台詞で紹介される越後湯沢が乱開発によるマンションの乱立で景観としては見るも無残な状態になっているのは有名です。
ここ数年、「田舎であること」「自然があること」が長野県の大切な観光資源であることに多くの関係者が気付いたのでしょう。なんといっても、新幹線を引いて便利になったのに、日帰り客ばかりになって宿はとんでもない状況になってしまいましたから。
  1. 2007/10/10(水) 13:54:04 |
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  3. おーの #rmbFb8ac
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Re:いろいろありますね

おーのさまへ。

木道、あちこちにできてきましたね。
確かに効果があると思います。
ただ、山に行って歩いたのは木道ばっかりでした。。。。なんてのも、ちょっと興ざめですが。。。

あの映像にあった道路わきの植物って、何でしょう?
種をまいたかどうかまでは分かりませんでしたが。。。。


景観も財産という考え。
長野がそこにたどり着くまでに、相当の時間がかかったのかもしれませんね。
確かに以前は「観光ありき」だったのかもしれません。
ただ、多くの犠牲を払って今のところまでたどり着いた、ということでしょう。

長野などの先例に学ぶとしたら、「失敗」の部分までまねることはないと思います。

伊那谷の風力発電施設建設の件。
機会があれば触れてみたいと思います。

  1. 2007/10/11(木) 19:11:47 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
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  1. 2007/10/12(金) 11:40:30 |
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  3. #
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乗鞍に関してのことですが・・・

道路際の植生が回復し初めているのは事実です。場所がどことは詳細はいえませんが、道路沿いで駒草の実生が芽生えています。細い糸くずのような芽生えですが・・・これらの芽生えのうち何割が花が咲くまで成長するかは自然任せになりますが、アスファルトの路面からわずかな距離数十センチの所です。
規制前ならきっと気がつかないで踏みつぶされていたでしょう。
また他の高山植物の実生も芽生えてきていることも確かです。
一応わたし自身の目で確認しています。

マイカー規制については、丁度長野県の観光客の減少とマイカー規制が相乗効果を起こして「壊滅的」といえる激減状態です。リンク先の中で「「規制前に比べ、地元の旅館は宿泊客が6割減りました。
」と書かれているのは、実際そうです。
長野県の観光客減少が半分、マイカー規制が半分。
さて、乗鞍でのマイカー規制は地元観光業者の発意で始まっていません。岐阜県側はどのような経過で決まったか不明ですが、長野県側は岐阜県側に引きずられて規制を始めたと行っても良いです。
スカイラインがマイカー規制されたら、長野県側の道路を規制しないと抜け道も駐車場もないのでどうしようもないからです。
その結果が先ほど書いた激減、では規制を解除させるかと言っても環境は既に我が国の流れとなっているとき、それに逆行する事ができないので、粉のマイカー規制を前提に新しい観光のあり方を模索している最中です。

乗鞍のマイカー規制の論拠の一つが「排気ガスによる樹木被害」ですが、乗鞍に降る「酸性雨」の核になっている「硫酸ミスト」は成分分析をすると伊勢湾沿岸の工業地帯由来だという結果があります。詳しく書くと枚数が必要となり書けませんが、そういう事実があります。
むしろ、山中の渋滞による沿道での立ち小便や高山植物のお花畑への暇つぶしの立ち入り、それと車を使った高山植物の盗掘。こちらの被害を防ぐという意味で規制される意味もあったし、効果もあったと思われます。
  1. 2007/10/12(金) 14:39:15 |
  2. URL |
  3. 元山男 #tLotD3lc
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  1. 2007/10/12(金) 14:53:34 |
  2. |
  3. #
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木道について

おーのさま

最初に、けっして言葉尻をとらえた批判ではなく「木道」の現実についての冷静な論議を望むための書き込みですから、くれぐれも誤解のないようにお願いします。

さて、>登山道の複線化に対する回答のひとつに木道の敷設というのがあります。とお書きになっています。確かに「回答のひとつ」であってすべてだとはお考えになっていないと理解します。

そこで私の思いですが、木道にはいくらかの有効性はあるにしても有害性のほうが多い施設なので設置しないほうが良いと考えています。

(1)まず、設置する場所ですが、尾瀬が例に出ていましたが、湿原に設置した場合、杭による水脈、水位の変化、木道が太陽光線を遮るなどで植物が悪影響を受けることは北海道学園大学の加藤 謙先生の多くの報告・論文に記されています。人間が歩きやすい、と言う発想だけで木道の有効性を評価するのは不充分ではないでしょうか。湿原を避けて、周辺の森林の中に道を求める方策の検討が、研究者の中からようやく出てきました。

(2)湿原以外では、木道そのものではありませんが、それに類した「デッキ」を登山道にかぶせたり、川のなかにデッキを並べて橋が作られています。
大峰山系では木製の梯子を登山道の上に並べています。設置目的は全くわかりません。
管理人さまが、>ただ、山に行って歩いたのは木道ばっかりでした。。。。なんてのも、ちょっと興ざめですが。。。とお書きになっていますが、同感です。ぬかるんだ道で滑ったり転んだり、歩き難い道を我慢して歩くのが登山だと、私は認識しています。

(3)環境省は「デッキ」の発想を更にエスカレートして、大台ヶ原では登山道の上に木道を浮かせて「空中回廊」を設置しました。周辺の原生的景観との不調和がメデイアでも批判されて、全国的に顰蹙をかいました。環境省も老朽化した時点で撤去すると公式に表明しました。

登山道の複線化の原因は、登山の本質を知らない観光客が山に入ってきて歩きやすさを求めたためと、そのような観光客、登山者の数が増えたことでしょう。木道の功罪の技術論よりも、登山とは危険に満ちた非日常の世界でのリスキーな行為である認識を広げることと、最後には入山規制を実施するしか真の解決は得られないのではないかと思っていますが・・・・
  1. 2007/10/13(土) 14:41:53 |
  2. URL |
  3. HIKO #b4jxZAz.
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木道については、先日嫌な経験をしました。
当地で木道(橋)が老朽化して歩行困難になったので、有志で補修することになりました。
必要な材料を持って現場に赴き、いざ補修と木道の下を覗いたら、過去の補修で廃棄になった木材が木道の下に散乱していました。半分腐りかけながら多量の水を含んでいるので、土の中にめり込んで取り除くこともできない状態でした。
それらを取り除くことはあきらめましたが、少なくとも私たちが使った木材や廃材ぐらいは何とかしようと撤去しました。
結局、過去の補修工事は業者発注で、廃材の撤去は予算に入っていなかったようです。

人工物は必ず壊れていきます。木材は腐朽します。防腐剤注入の木材などは間違えても使うことは自然保護の観点から見るとできません。
木道は地面に近い故に腐朽しやすいです。場所によりますが5年もすれば腐れがはいります。
それを補修するための資金や労力を考えると、木道はできるだけ作らない方がよいでしょう。

また、最近バリアフリーと言うことでデッキ状の木道HIKOさんの書かれた「空中回廊」ですが、作られてしまいます。その結果その木道が作られる前は自由に歩けた草原が、万里の長城みたいな木道で阻害されてしまいましたし、放牧された牛も自由に歩くことができなくなりました。

数年前にイギリスの「遊歩道設計・作業のプロフェッサー」の話を聞くチャンスがありました。その人も、日本での遊歩道・木道のあり方に問題点があると指摘していました。
ここでは詳細は書けませんが、木道や階段など作らなくても道は造れると言うこと、湿原は迂回すべきと言うこと。話を聞いていると日本は相当遅れていると感じました。

おもわず本題と離れたことをレスしまいましたが・・・
  1. 2007/10/13(土) 16:53:47 |
  2. URL |
  3. 元山男 #tLotD3lc
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乗鞍のこと

元山男さまへ。
お久しぶりです。

コマクサの芽生え。
少しずつでも回復が見られるのであれば、マイカー規制の効果といえそうですね。
盗掘などは論外ですが。。。。

ただ、はっきりと効果が現れるには、先の長い話であることには変わりありません。。。

観光へのダメージ。
やはりかなり大きいものになったようですね。
規制に反対する側にも生活があるため、賛否は別にして、必死になることも理解できます。
地元にお住まいのようですので、私なんぞよりも、はるかに強く肌で感じておられると思います。

>マイカー新しい観光のあり方を模索している最中です。

岐阜側に引きずられて長野側も規制。
観光客減ともあいまって、地元は大きなダメージ。
しかも、規制解除という後戻りもできず…。
おっしゃることを意訳するとこんな感じでしょうか。
進むべき道は、すでに「規制を前提に新しい観光のあり方を模索」するほかはないのかもしれません。



傷んだ環境をどうするか、最優先の課題であることは間違いありません。
ただ、個人的な反省として、そちらにばかり偏っていたのではないか…と思います。
「まず観光ありき」を認めるつもりはありませんが、「環境優先」で影響を受ける人たちに対して思いが至らなかったところがあったように思います。
「環境あってこその観光」に進むには「新しい観光のあり方を模索」する必要があります。
ただ、具体的にどうしたらいいか、もう少し考えなければ…と思いました。



極端な話をすれば、登山者の存在自体が環境の破壊につながっていると思います。
登山禁止、ひいては全面入山禁止としてしまえば、効果はかなり大きいでしょう。
ですが、私自身は山に入りたい。
となると、どうするか。。。。。。

「観光」はダメだけど、「登山」はオッケーというのには、矛盾もあります。
「観光」には一部の人の生活が大きく関わってきます。
一方、「登山」は、大半の人が趣味でしかありません。
「生活」と「趣味」をてんびんにかければ、「趣味」が優先するとは思えません。
ですが、この「趣味」の「登山」と、「生活」のかかった「観光」、密接に関わりあっていて、分離することは容易ではありません。

結局は、「観光」であっても「登山」であっても、よりローインパクトな方法を探し、それを選んでいくほかはないのかなぁ。。。。と思います。
これが「マナー」や「モラル」というレベルであれば、乱れがちになる面もあろうかと思います。
となると、「登山」や「観光」に対する「規制」というのもやむを得ないのかな。。。。

いずれにしても、解決するのは難しいですね。。。



乗鞍の硫酸ミスト、伊勢湾から。。。。
なんだか列島規模の話ですね。。。。
このレベルの話、突き詰めていくと、地球レベルにまで発展しそうです。
となると、私のアタマではパンクします(笑)。

山ヤとして、まず何ができるか。
そういったところから考えていこうと思います。
  1. 2007/10/14(日) 18:37:53 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
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100人?

冒頭で紹介されたTBSの番組「環境か観光か、大台ヶ原で入山制限」 のなかで、環境省は、>「これまでのピーク時は100人を超える利用者の方を記録しているわけなんですね。それについては確実に減らしているわけですので、今回の方法で十分効果がでるんじゃないかと」(環境省近畿地方環境事務所、田辺仁さん) と説明しています。

平成18年3月に環境省近畿地方環境事務所・株式会社スペースビジョン研究所が発行した「平成17年度 大台ヶ原自然再生整備事業利用対策調査報告書」によると、利用実態調査をした236日(04/11月、05/4~11月)のうち、環境省が言うように利用者が100人を越えた日は9日ありました。しかし、236日のうちの116日(49.1%)は10人未満であり、平均は23人でした。この数字のすべてを説明しなければ説明責任を果したことにはならないでしょう。

このような僅かな利用実態であるにもかかわらず、一日の立入人数を平日30人、土日祝日は50人、ピーク時の土日祝日は100人・平日50人としたために、報道にあったようにいままで年間利用者が5千人であったのが1万人になる倍増計画になったわけです。
『山と渓谷』6月号は「落しどころ」と報じました。
  1. 2007/10/14(日) 19:24:41 |
  2. URL |
  3. HIKO #b4jxZAz.
  4. [ 編集]

木道のこと

HIKOさま&元山男さまへ。
まとめレスとなりますが、ご容赦ください。

木道。
なんとなく違和感のようなものはありました。
「興ざめ」という表現はその一つです。
ただ、はっきりとそれが表現できなかったのは、「気持ち」のレベルでしかなくて、「ここが具合が悪い」というものがなかったからです。
お二方のコメントから、知らなかったことがわかり、自分なりに納得しました。

山日記36日目(http://yamayakenta.blog51.fc2.com/blog-entry-371.html)のコメント欄でも、少し剣山の木道の件でやり取りがありました。
ここも「空中回廊」に近い状態ではないでしょうか。
木道、各地で増え続けているようですね。。。

木道の評価の程度は人によって様々だと思います。
比較的、批判的にとらえられているHIKOさまも、「いくらかの有効性はある」とのことですので、ゼロ評価ではない、と思います。

木道の効果の最大のポイントは、「人間対策」ではないでしょうか。
少なくとも木道が設置してあれば、無軌道に辺り一帯を踏み荒らす行為は防げる、ということです。
これがロープなんかだと、ちょっとまたいで…なんてこともありそうですから。。。。
ですが、「人間」の「心理」や「行動」への対策だとすれば、情けない限りです。。。。
すでに「マナー」や「モラル」といったレベルでは対処できないため、木道という「通行規制」をかけた。。。。
そんなふうにも思えます。。。。

一方で、木道の問題点。
お二方の書かれたとおりですね。。。。

>登山道の複線化の原因は、登山の本質を知らない観光客が山に入ってきて歩きやすさを求めたためと、そのような観光客、登山者の数が増えたことでしょう。

これ、「登山道の複線化の原因」の部分を「木道設置にいたる要因」と置き換えても成り立つように思います。

となると、

>登山とは危険に満ちた非日常の世界でのリスキーな行為である認識を広げることと、最後には入山規制を実施するしか真の解決は得られないのではないかと思っていますが・・・・

というところに行かざるを得ないのかもしれません。


木道ではなくてロープを張っているところがあります。
中ア・宝剣山荘付近では、コマクサ保護(?)のため、何箇所かそういった場所がありました。
また、山日記17日目(http://yamayakenta.blog51.fc2.com/blog-entry-239.html)で少し触れた氷ノ山山頂のササも、ロープが張られることで復活していました。
ロープ設置自体にも是非はあろうかと思いますが、一定の効果はあると思います。
元山男さまご指摘の「補修するための資金や労力」も、木道に比べれば小さくてすむのではないでしょうか。
しかし、これも、「人間」対策の「通行規制」と考えれば。。。。。。。



以下、個人的な感想とか印象の世界です。

>人間が歩きやすい、と言う発想だけで木道の有効性を評価するのは不充分ではないでしょうか。
>ぬかるんだ道で滑ったり転んだり、歩き難い道を我慢して歩くのが登山だと、私は認識しています。

木道を歩くたびに感じた違和感、ここにあったんだと思います。
こんなん山登りか? 公園の遊歩道みたいやんか!
そういう思いがありました。

>バリアフリーと言うことで・・・

日常生活の場なら、バリアフリーにすべきでしょう。
山までそうすべきではないと思いますが。。。。。
「車いすでもいける山」なんてことになったら、私自身はそんな山に魅力を感じません。

登山道のあるべき姿、まだまだ改善の余地が大いにあるようです。。。。

  1. 2007/10/14(日) 19:45:03 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

Re:100人?

HIKOさまへ。
当方の遅筆のため、コメントのやり取りの順番が???な感じになってしまいました。
申し訳ありません。

おっしゃるとおり、この規制の数字、???なものです。
これまでよりも、かえって入山者が増えうるような規制、その意味は。。。。よく分かりませんね。
説明責任も不十分な上、規制の実効性が疑われることになります。
「今回の方法で十分効果がでるんじゃないかと」といういい訳、かなり苦しい。。。
立場的に「効果が出るかどうかは、やってみなきゃ分かりません」とは言えないでしょうけど。。。

年9日のピーク時は削減できても、そのほかの日は・・・。
ひどい言い方をすれば、ザルのような規制とも言えます。

今回の規制があちこちで報道されることで、関心の高まりにつながるのであればいいと思います。
ただ、その逆に注目を集める結果になり、人が「倍増計画」の規制範囲内で大勢押しかけるようになったとしたら。。。。困ったものですね。。。

とはいえ、始まったばかりの入山者数の規制です(本邦初?)。
登山者数、分散化傾向、環境後退にどれほどブレーキがかかったかなど、まずは1年間の推移を見極める必要があると思います。
登山者が5000人を大きく上回ったり、特定時期への集中化が進むようなら、規制の中身や数字自体を見直していかざるを得ないと思います。
そうでなければ、規制の意味がありません。
また、見直しなんてことになると、いろいろと抵抗もあるんじゃないかな…と危惧しています。。。

「山と渓谷」。
ガイド・ツアーの問題、大日岳訴訟の件。。。。
まったく見解も何もありませんでした。
「ややこしいことには首をつっこまない」というのが編集方針なのかな?と思えるほどです。
親会社が変わっても、そのへんは同じです。。。
ただあったことを伝えるだけで、山の世界の問題に積極的に切り込む姿勢は感じられません。
コースガイドと商品紹介とウンチク集が中心で。。。。

毎度ながら、あまり期待はできませんね。。。。


  1. 2007/10/14(日) 20:18:14 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

物事は程度と立場次第。。。かな?

木道についてレスが付いてしまいましたね。
別に木道が全ての対策であると言うつもりはさらさらなかったのですが。
すでに管理人様から意見が出ておりますが、自然環境に対するインパクトを小さくするには一番いいのは登山者も含めて立ち入りを禁止することだと思っています。観光客はNGだけど、登山者はOK?そんなことはありません。入り口でちょろっと覗いただけで帰る観光客よりも、湿原を踏み荒らし、ぬかるんだ山道をより掘り込んで沢にしてしまって土砂の流出を招き、高山帯でハイマツで焚き火をする登山者の方がよほど環境への影響は大きい。
年間利用者がどのくらいで有効かは長年データを見ていませんからわかりませんが、たしか、利用者が多い登山道ではロープで登山道を制限(白馬岳の稜線で広く裸地化してしまった部分の登山道を制限して効果があったはずです)したり、木道を登山者の歩く道を制限した方がしなかったよりも環境負荷は少なく、裸地の回復もできたというような論文があったと思います。たしかに、何もない湿原を、道も作らず、誰も踏み込まなかったらそれが一番いいに決まっています。しかし、そこに登山路ができており、ある程度の登山者が入ってしまったら、その影響をなるべく少なく抑えることを考えるべきでしょう。木道はその次善の策です。もっと言ってしまえば、木道なんてことを言わないでもっと耐久性のある擬似木の通路をもっと長い桁の間隔で敷設できれば、水脈への影響も最小限に制限でき、頻繁に架け替えする必要もなくなるかもしれませんね。どろどろの田んぼとなってしまう登山道は土砂の流出の面からも登山者の利用は制限したいものです。特に雨の日などには水にはまったり、滑ったりしたくないために登山道の周りの草地を踏み荒らし、裸地化させることになりますから環境への影響は図りしれません。ならば、登山道を舗装し、階段を延々と設置することも必要になるのかもしれません。
残念ながら、宝剣岳稜線や白馬岳稜線の広い裸地を作ってしまったのは登山者です。尾瀬にも確か裸地化させてしまった湿原がありましたね。
それを制限するために木道ができたり、トラロープが張られたりしている現実があるんです。景観が悪いだの、登山の感覚がしないだのいうのはある意味、過去自然を破壊してきた登山者のエゴのようなものかもしれませんよ。
一番いいのは登山者が入山しないことです。
そこに入山しようというのですから、制限を受け入れながら、環境負荷の少ない山行をぜひ考えてみてください。
ちなみに、中央アルプスに自生のコマクサはなかったはずですよ。たぶん、コマクサゲリラが植えて行ったのでしょう。たしか、乗鞍岳の自動車道脇もコマクサの自生地はなかったはずです。どなたか種を撒いたものでなければいいですね。まあ、実生でしたら過去自家用車が入れた頃もあったはずですよ。あくまでも復元とは裸地が草原などの元の生態に戻ったことを言います。
それには何十年も、何百年もかかるかもしれませんし、もしかするともう戻らないかもしれません。
  1. 2007/10/14(日) 22:47:58 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

乗鞍の駒草

道路沿いの駒草の芽生えについて疑問視されておられますが、自然条件の芽生えであることは間違いないです。
但し、岐阜県側鶴が池沿いの遊歩道では高山営林署による駒草復元試験が行われていて、そこでは種がまかれています。またその部分は表示されています。
長野県側ではそのようなことはされていません。
では今までなかったところで芽生えが起きているかですが、積雪が原因だろうという予測がされています。
山の斜面の上部に種を作っている「母株」があり、それが作った種が積雪で斜面の下に流れてきて、雪解け後礫の中で芽生えた。
きっと今までもそれは繰り返されていたと思いますが、マイカー規制前は一見砂利の平地と思われて規制のロープを乗り越えて踏み荒らしがあったために芽生えても踏みつぶされて成長できなかった。
そんなところでしょう。
他の植物も同じ原因が考えられます。

誰もが見られる場所で言いますと、大黒岳の道路際の石垣の上の砂礫斜面。「母株」の駒草がありその下に点々と駒草の小さな株や芽生えを見ることが出来ます。
ここもマイカー規制前は「母株」以外には駒草を見ることが出来なかった場所です。マイカー規制以前は一株咲いている駒草の写真を撮ったりする行為で踏み荒らしが起きて芽生えが踏みつぶされていたのでしょう。

ちなみに長野県側の道路沿いには草の生えていなかった平地が道路に沿ってあります。あれは20年近く前(18年ぐらい前?)梅雨の大雨で大雪渓などの雪が急激に溶けて、大雪渓沢が氾濫し道路を押し流した跡です。
その時の道路の砂利などで裸地が出来てしまいました。マイカー規制前は植生復元のために規制ロープをしていても、車両渋滞のために裸地に人々が入り込み時には駐車場と化して、様々な踏み荒らしが起こりなかなか回復しませんでした。
規制後は少しずつですが紹介されているように新しい芽生えが生まれ、踏み荒らしがないために生育がなされています。
人為的に種をまいたりはしておりません。周辺からの種子によるものですから歩みは遅いですが、確実に植物が増えています。
乗鞍での裸地の回復は、草原化ではなく砂礫地に点々と砂礫地の植物が生えてきて、その植物に寄り添うように別の植物が生えてくる。そんな過程が考えられます。他の植物が増えてくると、元々競争力の弱い駒草は消えていきます。駒草は他の植物が生えないような砂礫地に生えます。

尾瀬の「アヤメ平」などは稜線上の湿原が登山者の踏み後で草が無くなり土が掘られ、その結果湿原の水が無くなり湿原が消滅し、さらに湿原の下に存在していた泥炭状の土壌も変化し流されたりして、失われたために赤土土壌になり復元が困難となっていますが、元々火山の乗鞍岳山頂付近は砂礫地が多く事情は異なると思います。

駒草以外の植物も風や雪で種子が運ばれ(鳥による物もあるでしょう)、元々同じ砂礫地であることから、容易に芽生えてきます。ただその芽生えが全て成長するのではなく。途中で枯れる物が多いですから、復元には時間がかかります。

  1. 2007/10/15(月) 09:52:53 |
  2. URL |
  3. 元山男 #tLotD3lc
  4. [ 編集]

なんとなく場所が。。。

元山男様
乗鞍にはここ10年くらい行っていないのでうろ覚えですが、なんとなく場所の見当が付きました。
どうもありがとうございます。
乗鞍はもう20数年前にハイマツ帯で大規模な植生調査をしたことがあります。そういう意味では研究者も環境負荷をかける原因だったりもします。
要は、負荷の割合と「自分が負荷をかける存在だ」という認識の問題なのかもしれません。
  1. 2007/10/15(月) 10:03:15 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

コマクサ

おーのさま&元山男さま。
まとめレスとなりますが、ご容赦ください。

植物には詳しくないので、多少調べてみました。
乗鞍のコマクサ関係では、こんなページを見つけました。
http://www.pref.nagano.jp/xtihou/matu/gyoumu/seikan/seikan_new/seikanka/070903norikura_shiryou.pdf#search='中央アルプス%20植生%20コマクサ')
詳細・現状は元山男さまの書かれた内容から分かることでしょう。



さて、中アの件。
中部森林管理局のHPから、木曽駒一帯に「コマクサが見られます」という表記があったので、自生しているものと思っていました。
http://www.chubu.kokuyurin.go.jp/ecology/hogorin/komagatake/index.html

さらに調べてみると、こんなのが見つかりました。
http://www.shinmai.co.jp/yama/2002/02062601.htm
「コマクサゲリラが植えて行った」かどうかはともかく、人為的に植えられたようです。
少なくとも、誰かが何の許可も得ず勝手にこっそり植えた。。。というのではないようです。
この記事によると、自生していたかどうかは両論あるようですし、よそから人為的に持ってくることへの是非もあるようですね。

なんとも深い話だなぁ・・・と、改めて思いました。



>観光客はNGだけど、登山者はOK?そんなことはありません。

え~っと。。。
こちらの言葉が足りなかったのかもしれませんが。。。。
「観光」と書いたのは、それを業とする人たちという意味で、今回の場合、観光客と登山者を分ける意味はありません。

>そういう意味では研究者も環境負荷をかける原因だったりもします。

と書かれているので、十分ご理解いただけているとは思いますが、念のため。

>制限を受け入れながら、環境負荷の少ない山行をぜひ考えてみてください。

今、まさにそれが必要なんですね。。。。
それを考える上で、登山者も観光客も研究者も観光業に携わる人たちも、みんなひっくるめて「負荷の割合と『自分が負荷をかける存在だ』という認識」が、大きな意味を持ってくると思います。

過去には登山者や乱獲や観光開発などで、裸地などを生み出してきました。
その歴史や経緯を忘れてはならないと思います。
ただ、「では、これからどうするの?」ということを考える。
一番大事なのはそこですね。。。



木道の話。

>もっと耐久性のある擬似木の通路をもっと長い桁の間隔で敷設できれば・・・

この方法、示されたような利点(?)があるとしたら、なぜ導入されていないのでしょう。
誰もそれに気づいていないのであれば、今後のひとつの方法になると思います。
また、方法として存在することは知られていても、導入されないのは、何らかの理由がある。。。。
どっちなんでしょうね。。。


  1. 2007/10/15(月) 12:25:37 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

経済性と工事技術

コマクサゲリラっているんですよ。大抵は観光資源やお花畑らしい花が欲しい山小屋の親父だったりするんですけど。^_^;
そこに生えていなかった植物を植えるということは、それまでになかった遺伝子を生態系に人為的に入れてしまうということなんです。そこで自然界ではありえない交雑が発生したり、もとから生育している在来種を駆逐したりといった問題が発生します。
特に貴重な生物が存在する地域には、クリーンルームなどに設置されているエアシャワーをしてから入って欲しい位で、人間の持ち込んだいろいろなものが問題を広げています。(最近は「そこになかったものは抜く」というのが一般的になってきたように思います)
魚だとバス釣りの対象魚のブラックバスが大問題になっていますね。漁業関係者からは在来魚や小生物を根こそぎ食べてしまうブラックバスは外来の害魚の最たるものですから「キャッチ・アンド・リリース」など頭にくる行為だと思いますよ。
人が登山道などに手を加えた場合の問題は、適当に、安価に作ることにあるように思います。
ただし、年間のメンテナンス費用も潤沢にない登山道ですから、恒久的な構造物を慎重な事前準備をして導入されることはまずないですね。そこがまず、一番の問題です。きちんと土留めをして、道路を切れば崩れないのにお金がないから安易に谷側に土を崩して道を作った挙句、雨で流出してしまう。そんな道が多いです。または南アルプススーパー林道のように適当に崩して道を作ると全部谷筋に崩れてしまう。遠山川の上流の林道も似たようなもんです。
それと施工業者に、環境負荷を与えない施工に関する技術がない。なんでも、重機を持ち込んで、だーっと均して終わりにする。そんな仕事しかできない業者がたくさんいます。
ある技術を指定して、その技術を持った業者だけが受注できるようになればよいのかもしれませんが、そもそも技術自体が開発されていなかったり、そのための予算がなかったり。
どこから手を付ければいいんでしょうね。

最近は少しずつそれでも変わってきているらしいのですが。。。
  1. 2007/10/15(月) 14:00:46 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

元山男さまへ敬意

責任が持てる確かなデータを持たないにも拘らず、風聞や誰でも知っていることを高見から評論家風に垂れ賜う高踏的批判に辛抱強く耐えられて、ご自身の具体的知見をもって冷静に誠実に何度も反論される様子は、すぐ感情的になりやすいブログやMLの世界では誠に稀有な存在であり、深い敬意を表します。

すでに「元山男」の領域に達している私ではありましが、恥ずかしながら到底及ぶところではありません。機会を見て、ぜひ乗鞍の具体的なデータをご教示戴きたいと願っています。
  1. 2007/10/16(火) 21:45:37 |
  2. URL |
  3. HIKO #b4jxZAz.
  4. [ 編集]

申し訳ありません

> 責任が持てる確かなデータを持たないにも拘らず、風聞や誰でも知っていることを高見から評論家風に垂れ賜う高踏的批判

私でしょうか?どうもすみませんでした。
  1. 2007/10/17(水) 12:42:07 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

おーのさまへ。

登山道の問題にしても植生の問題にしても、
>どこから手を付ければいいんでしょうね。
というのが、正直なところではないでしょうか。
簡単に答えが見つかっていれば、すぐにそちらに向かえばいい話です。
そういっていないのが現状でしょう。
となると、議論の余地が大いにあるわけで、答えが見つかるまでは失敗の積み重ねになるかもしれません。

ただ、ブラックバスの問題にしても、最近は随分変わってきたように思います。
琵琶湖などでは、リリースしない動きもあります。

>最近は少しずつそれでも変わってきているらしいのですが。。。
ということであれば、その変化の流れに期待したいと思います。
その流れを生み出すには、大変な労力が必要です。

私のように、こんなところで言いっぱなしの人間にとっては、実際に様々な活動をされている方の足元にも及びません。
せめて、今の自分なりに何ができるか考えたいと思います。
(自ら入山禁止!ってのは、ちょっとできそうにありませんが・・・)




HIKOさまへ。

元山男さまのレスがつく前に横入りするような格好になりますが、ご容赦ください。

厳しいお言葉が見受けられます。
我がこととしてとらえるよう、気をつけるようにしたいと思います。
また、以前より元山男さまの姿勢も、見習うべきものとして認識しております。

HIKOさまと元山男さま。
活動の場も立場も異なるお二方が、それぞれ地域の将来を見据えて活動されています。
具体的に何もしていない私なんぞからすれば、それだけで頭の下がる思いです。

拙サイトがお二方の情報や意見交換のきっかけになり、それぞれの活動のお役に少しでも立てれば、これほどうれしいことはありません。
(まあ、そこまでだいそれたサイトでもないんですけどね・・・)

横から失礼しました。
  1. 2007/10/17(水) 16:45:50 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

自由な議論をしませんか?

ちょっと自宅のPCが壊れ、会社では読むことしかできないのでしばらく高見の見物をしておりました。

元山男さんやHIKOさんの見識には、敬意を表したいと思いますが、この項の議論が、そんなにおかしな議論だったようには感じません。

HIKOさんの発言は、元山男さんへの敬意の表現かも知れませんが、言われるような「風聞や誰でも知っていること」の逆説の発言だけに限定されるのは情報を交換にとってマイナスになるのではと思います。元山男さんの見識もそういう議論の中ででてきたものと思いますし、こんな話聞いた(風聞)けど?それは本当はこうだよという議論で良いのではないでしょうか?

ウソや作り事は困りますが、的外れや誰でも知っていることでもいいではないですか(私は知らないことが多かったのですが)、漫才だってボケとツッコミがあってなりたつのです。決して誰かがボケと言っているのではありません。例えです。あまり、発言について否定しないようにしましょうよ。
  1. 2007/10/17(水) 20:53:50 |
  2. URL |
  3. よかっぺ #1JQD0tfs
  4. [ 編集]

返事に詰まっておりました

おーの様
管理人様
HIKO様
少々返事に困っておりました。
私もそれほどたいしたことをしているわけではないのですが・・・
おーの様の見識にはいつも鋭さを感じていますよ。
私などは素人の考えで行っているだけですから・・・

観光と環境、又は環境と観光、並び替えただけでどちらかに優先度が高くなるかと思えますよね。
私の場合は、現地で宿泊業をしておりますので、「観光と環境」と思われるかもしれません。今の仕事をする前で登山者から卒業し始めた頃は「環境と観光」でした。
では登山者だった頃はと聞かれたら・・・どちらも眼中になかったというのが正直なところです。

同じ問題のとらえ方でも、私のように立場が変われば、又は年齢が変われば、又は社会通念が変われば、それに合わせて変わるのでしょうね。

登山者から卒業しつつ環境意識がついた頃、尾瀬の林道の問題、青秋林道の問題など様々な自然保護と開発の衝突が紙面に登場しない日はない状態でした。バブルが盛り上がる頃は環境や自然より経済性や地域振興が優先でした。
観光と環境の問題はまだそれほど表面に出る事象ではなかったと記憶しています。つまりそれより現実に進行している問題の方が大きかったからでしょう。
自然保護の声は小さかったし・・・
数年前尾瀬の指導的山小屋で廃棄物の不法投棄が発掘されましたが、これも当時かそれの少し前の日常だったでしょう。
30年前、ある山域で私が小屋番をしていたとき、国定公園内であるにもかかわらず、小屋の周辺の木を燃料として伐採していました。それがさほど問題にもならなかった時代があったことも確かです。ばれると国有林盗伐で捕まるという時代で、自然保護に絡まなかった時代です。

今は30年前20年前に比べると経済はマイナス成長だし、豊かだった自然は蚕食されて点々と残されている状態だし・・・
もう後がないといえるところまで来て初めて「環境」が問題になってきたのでしょう。

私も今の状態で私の地域が生き残るには「環境」から逃げることが出来ないと言うことで、取り組むようになったというのが真実です。
もし自分の所や地域の経営が問題ないなら、ここまで取り組んでいなかったかもしれません。

皆様から見ると意外な話かもしれませんが、以上のように私のような軟弱な人間が、地域の事で悩みながら動いているのです。
  1. 2007/10/17(水) 21:09:48 |
  2. URL |
  3. 元山男 #tLotD3lc
  4. [ 編集]

なんとも。。。

まず、主な話題の大台ケ原の状況を知ることからと思い、探していると「大台ケ原・大峰の自然を守る会」のページ(http://homepage1.nifty.com/oodai/)に行き当たりました。なるほど、こういった状況で環境庁などともめているのであれば、ああいった厳しい反応がでてくるのでしょうね。在来工法で道の整備をしている様子など非常に参考になりました。ただ、私の知っている日本アルプスなどであのような在来工法を取ろうとするとまず施工できる業者がいないためにすぐに「手抜き工事」「設計ミス」の事例で出てくる状態のオンパレードに陥るように思いました。また施工距離の面からも材料調達の面からも望むべくもないでしょう。工事ができるというのはある意味、恵まれているように思います。
施工のやり方がおかしいという話では、長野の南アルプススーパー林道やその他の拡大林道も同様の問題を抱えています。安価に済まそうと道路を切り出した残土をそのまま下の斜面に流してしまっているため、林道下の斜面が裸地化し、そこに雨が降るものですから上の林道ごと下にずり落ちる。そんな崩壊をずっと続けていました。県外に出てからはとんと見に行く機会もないですが、その後どうなったのか、非常に気がかりであります。ちなみにその谷筋の沢は毎年土砂流出が多いと砂防ダムを作っていましたね。上で崩して下で砂防ダムなので完全なマッチポンプ状態でしたね。
国立公園であっても登山道などの施工をする業者は大抵は造園屋で、最近の都市公園と同じ工法を使おうとします。いくら宮大工の仕事を要望してもプレハブしか作ったことのない大工には重厚な日本家屋の建築ができないのと一緒です。もうかなり昔になりますが、自然を生かした公園を作ろうと事前にかなり調査と打ち合わせをした公園の設計に携わったことがあります。最終的にはクライアントが業者にそれをもとに発注したのですが、結果は見るも無残なものでした。小形の重機が入るように周辺の植物は切りまくるは、道は玉砂利を敷いてしまうは。結局、人工庭園の整備をしたのと同じ結果になりました。
まず、目的をきちんと認識させて工法を確立しないと、施工業者は似て非なるものでお茶を濁してしまいます。これについて、それでも環境負荷の少ない工法を施工側から提案する機会が増えてきた(80年代は何もなかった)ことから、「最近は少しずつそれでも変わってきているらしいのですが。。。」と申し上げました。
空中回廊については「凄いですね」としか申し上げられません。予算が余っていたのか、はたまた業者に出した発注仕様がとんでもないものだったのか。まあ、その両方なのでしょう。基本的には発注者をきちんと教育しないとまずいですが、そもそも原体験で自然と触れ合っていないとなにをしたらよいのか、わからないのだと思います。まあ、学生時代にもそういった追体験をしてこなかったのでしょう。そんな発注者がどこの大学の誰の講座の出身者か、知りたいと切に思いました。ただ、これだけで、木道は使い物にならないと決め付けてしまうことはできないと思います。踏み荒らしを防止するためにはある程度の環境負荷のあるところでは木道などの敷設は仕方がないのだと思います。迂回したり、そもそも立ち入らないようにできるのならそれに越したことはないでしょうが。大山の木道について、高山のハイマツ林でも縫うように道ができているだろうというコメントを見かけましたが、ハイマツ林の中を歩くことは幹を傷つけたりしますから、できることなら避けて欲しいものです。(多くの高山で登山者の踏み込みが原因と思われる状況でハイマツ林を失っています)
ただ、環境問題、自然保護問題は根本的には感情に根ざした問題意識と価値基準に基づいていると私は考えます。なので、感情的になるのは仕方ないのですが、できるだけ情緒的になることを押さえ、相手と感情をぶつけ合うのではなく、相手の立場も考えながら打開策を探られる方がより具体的に前進するように私は思います。何が何でも自然のままなら、登山者であっても一切触れてはいけないはずです。誰かの何かの行為を許した途端に、さまざまなものへの妥協と調整が必要になるように思います。
私の立場は今まで書いてきたとおりです。
開発も、観光も、登山も、研究も、保護も、度合いの問題だと思います。利用者が増えればその対処が必要ですし、厳密に保護が必要なら入れない。
ただし、豊かな自然に触れるという原体験がないとなかなか自然を保護するという気持ちがわからないように思います。なので、自然を利用して自然に触れるという活動も一緒に行う必要がある。だから、尾瀬ヶ原を通行止めにするという気はないです。どうせ、道が付いておらず、人が立ち入れない湿原が保存されていますから。
心配なのは、都会の子供だけでなく、田舎の子供もあまり小さな頃から自然の中で遊ぶといった体験をしていない。ある意味、自然に無関心な子供が増えているような気がすることですね。
なんともとりとめのないコメントで申し訳ないです。
また、「責任が持てる確かなデータを持たないにも拘らず、風聞や誰でも知っていることを高見から評論家風に垂れ賜う高踏的批判」と言われてしまうかもしれませんね?
  1. 2007/10/18(木) 11:40:27 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

コマクサのことなど(つづき)

コマクサゲリラについては、岩木山と八甲田山で植えられてしまったのが見つかったとの記事をWebで発見しました。(http://blog.goo.ne.jp/aiken12/m/200708 など)
中央アルプスでもつい最近までコマクサの植栽が行われていました。
まあ、当時の大勢は自然保護よりも観光、持ち込んだ生物の結果よりは心情的な満足といった感じでしたから、仕方がないといえば仕方がないのですが、山小屋の親父から学校の集団登山までいろいろなゲリラがいたようです。以前読んで完全なうろ覚えですが、中央アルプスにコマクサはなかったという説の根本はコマクサが生える本来の生育環境は中央アルプスにはないというものだったように思います。西駒山荘裏の裸地なども人為的にハイマツ林が破壊されたための裸地ですから本来の生育環境からすると誤った場所なのですが、学校の花壇と同じ感覚で植栽されています。教育現場ですらそういうことを許す、そんな時代だったのだと思います。

時代といえば、ここ数十年で随分と状況も変わってきているように思います。私が学生だった頃はコンクリート屋さんの全盛期で学校でも治山、砂防はコンクリート屋さんが幅を利かしていましたし、就職なども彼らは引く手あまただったように思います。まあ、そんな彼らが現在では現場のトップになってきています。一方、環境問題やら環境保護やらを考える者は日陰者で、一部の声が大きい学者以外は取り扱いも、就職にもありつけない、そんな時代が長く続いたものです。最近は、コンクリートで塗り固められた河川も、ビオトープなどを併設するような施工に変わってきましたが、それはここ10年くらいのお話でしょう。それまでは、技術研究はおろか、そういった施工技術について教育すらされていなかったものです。

これからはどんな時代になるのでしょうか。

人工物といえば、長野の親海湿原、姫川源流の遊歩道整備はそれでもうまくいっている方ではないかと思います。そこでは木道の代わりに偽木で人工の橋がかけられています。林縁部などは結構地表から歩道が高くなっており十分な量の光量も通風も確保されていることから、通路下への通路の影響も少ないだろうと思います。また、林内の歩道もバルク(木屑)を利用した施工がされており泥濘なども抑えられています。
おそらく、今後も多くの施工方法が実験と評価を繰返しながら定着していくのではないか、と思います。
まだまだ、その過程です。

元山男というよりも、元生態学者見習いといった感じなのですが、研究者の自然保護の感覚からすると種が十分に維持されるのなら多少の人の関与も関係ないのではないか、という立場になるでしょうか。種や生育地、生態系自体が根こそぎ破壊されるのには問題を感じますが、なにがなんでも自然なんだから人が触ってはダメという感じではないです。その辺は自然保護運動をされている方たちとは違っているところかもしれません。大台ケ原については全体的に様々な課題を抱えているように見えますが、これ以上触れるのは避けましょう。
ただ、南信州の遠山川上流の旧林鉄跡の森林を見たことがありますが、ほぼ皆伐状態になっていたわりには成立している森林の状況などに違和感を覚えました。当時は切り出しなども人力で行いましたし、森林鉄道といった固定の移動手段も用意されていたので、更新予定木などが多少残されただろう事、場合によっては沢筋尾根筋などは伐採しなかっただろう事、伐採後もある程度人手をかけた森林施業がされたであろう事が想定されました。当時の施行について詳しく調べたわけではないので確証はありませんが、おそらく現代の皆伐後とは違うように思います。

そういえば、もう30年も前になりますが、当時から大量登山の代名詞のような山系で頂上直下にある民営の山小屋と村営の山小屋での廃棄物処理の考え方の違いに驚いたことがあります。
民営の小屋は、この環境、自然で商売をさせてもらっているのだからと、登山者の持ち込んだゴミは、その辺に捨てられるのならと積極的に小屋で回収し、宿泊客のゴミも合わせて燃やせるごみは焼却、缶などはつぶして、焼却ゴミともどもヘリを使って下界に下ろしていました。一方、村営の小屋では特別保護地域にもかかわらず、小屋裏にゴミ用の穴を掘り、なんでもかんでも放り込んで焼却、そのまま土をかけるといった処分をしていましたね。そういう時代だったといえばそうなんでしょうが、登山客を集めることだけを考えている村の姿勢に非常に驚いたものです。登山といっても、決して自然環境にやさしいものではないですね。何事も心掛け次第。

まあ、就職しないで研究者にでもなっていれば環境保護のためのデータを集める研究もしてたんでしょうが、今は望むべくもないですね。環境では食えなかったし。
ただ一言。研究者のデータに騙されないようにしてくださいね。現状、何かを決めるのには判断が付かない程度にしか自然環境に関する関与とその反応のデータはないだろうと思いますよ。
  1. 2007/10/18(木) 12:11:56 |
  2. URL |
  3. おーの #rmbFb8ac
  4. [ 編集]

よかっぺさまへ。

進むのに困ったときに、道を誤りそうになったときに。。。。
引き戻してくれているようで、感謝します。

>こんな話聞いた(風聞)けど?それは本当はこうだよという議論で良いのではないでしょうか?
>ウソや作り事は困りますが、的外れや誰でも知っていることでもいいではないですか

ですね。。。。
議論がおかしな方向に行きそうなときに、よかっぺさまのような方がいると、本当に助かります。
当ブログ、最近はコメント欄が目玉になっている状態です。
はっきり言って、本文記事よりもはるかに中身の濃いコメントが寄せられていると思います。
そのこと自体は喜ぶべきことです。
ただ、それをうまくさばききれない私の力不足でしょう。。。
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお導き下さい。



元山男さまへ。

>同じ問題のとらえ方でも、私のように立場が変われば、又は年齢が変われば、又は社会通念が変われば、それに合わせて変わるのでしょうね。

そうなんでしょうね。
私も「眼中になかった」時期があったと思います。
「環境」のことを考え始めたのもここ数年だといえそうです。
多くの登山者にとってもそうだったのではないでしょうか。
かつてはあまり問題視されていなかった「環境」も、いまでは違う様相を呈していると思います。
私なんぞよりも、はるかに関心の高い登山者の方も、多くいることと思います。

>バブルが盛り上がる頃は環境や自然より経済性や地域振興が優先でした。
>もう後がないといえるところまで来て初めて「環境」が問題になってきたのでしょう。

多くの人がそう思い始めた結果、現状のようになってきたと思います。
HIKOさまが問題視しているのは、そういった現状にもかかわらず、いまだに「環境や自然より経済性や地域振興」を優先する人たちがいる、ということではないかと思います。

>私もそれほどたいしたことをしているわけではないのですが・・・
>もし自分の所や地域の経営が問題ないなら、ここまで取り組んでいなかったかもしれません。
>皆様から見ると意外な話かもしれませんが、以上のように私のような軟弱な人間が、地域の事で悩みながら動いているのです。

実際に取り組みをされていること自体が、私から見ればすごいことなのです。
考えてすらいない人もいるでしょうし、私のように考えてはいても何もしていない人もいます。
実生活に直接の影響がないため、実感が薄いことも理由のひとつでしょう。
また、実際に活動する余裕がないと思ってしまっていることも、そのひとつだと思います。
ですから、実際に動いている人を見れば、頭の下がる思いがするのです。
せめて、自分なりに何ができるか、少しずつでもやっていければ、と思います。



おーのさまへ。

>開発も、観光も、登山も、研究も、保護も、度合いの問題だと思います。
>利用者が増えればその対処が必要ですし、厳密に保護が必要なら入れない。
>ただし、豊かな自然に触れるという原体験がないとなかなか自然を保護するという気持ちがわからないように思います。
>なので、自然を利用して自然に触れるという活動も一緒に行う必要がある。

同感です。
「全面入山禁止」という極論であれば、環境的にはベストでしょう。
ですが、ご指摘のとおり、
>豊かな自然に触れるという原体験がないとなかなか自然を保護するという気持ちがわからない
という面もあると思います。

かつて登山者が無軌道に踏み荒らしてきた場所は、各地に多くあるでしょう。
近代登山?というものが始まってから、その破壊の歴史は同時に始まったのではないかと思います。
元山男さまが指摘されたように、かつては環境のことはそれほどとやかく言われることはなかったと思います。
いまや環境や自然に向けての動きも各地で見られるようになりました。
かつて「登山者」であったHIKOさまや元山男さまが、それぞれの立場から、問題に取り組んでいます。
「登山者」の中でも、少数派だと思います。

その動き、たとえ「登山者のエゴ」であっても、それでいいと思います。
要はどっちにむいて進んでいるか、ということですから。

ただ、登山者ではない「観光客」の中から、そういった動きをしている人たちがいるでしょうか・・・。
まあ、「登山者」と「観光客」を分けること自体、意味がないことかもしれませんが。。。。

登山道整備の話、参考になります。
いろいろな工法がありそうですね。
それぞれの地域の環境事情などに合わせて、ベストなものを選んで施行するほかはないようです。
ただ、ご指摘のとおり、
>おそらく、今後も多くの施工方法が実験と評価を繰返しながら定着していくのではないか、と思います。
>まだまだ、その過程です。
なのでしょう。

現在、正しいと思われることが、何十年かたつと変わっているかもしれません。
失敗と実験を積み重ねていくことで、よりよい方法に少しずつ近づいていくのでしょう。
みなさんも指摘してるとおり、すでにいろいろなものが変わりつつあります。
その流れに期待しましょう。

最後に、ひとつだけ注文を。

>環境問題、自然保護問題は根本的には感情に根ざした問題意識と価値基準に基づいていると私は考えます。
>なので、感情的になるのは仕方ないのですが、できるだけ情緒的になることを押さえ、相手と感情をぶつけ合うのではなく、相手の立場も考えながら打開策を探られる方がより具体的に前進するように私は思います。

この点について、異論はありません。
ですが、これでいくのであれば、最近頂いたコメントの末尾に付けられた
>「責任が持てる確かなデータを持たないにも拘らず…
は、そろそろおやめになってはいかがですか?

差し出がましいようではありますが、不毛な感情の議論に進むことを危惧するのみです。
ご賢察くださいませ。


  1. 2007/10/21(日) 02:19:15 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2007/10/23(火) 11:21:58 |
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