山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【山日記5日目】 鋸~挫折編

3月12日、吹雪。
4時起床。
前線接近で、天候は荒れはじめているが、それほど寒くない。
視界は100メートルほどか。
谷底から風が吹き上げてくる。

6時前出発。
ガレ場を稜線めがけて登る。
樹林の島に入ったところでアイゼン装着。

途中、何箇所かデブリあり。
2月には雪崩れたか…。
徐々に雪が増えてくる。

突然、正面に岩壁!
一本右の沢スジに入り込んだらしい。
左へトラバースして、角兵衛沢に復帰。

しばらく雪の谷筋を進む。
相変わらず風強し。
再び、正面に岩壁。
さらに右に一本ずれたらしい。

ここで、2月の凍傷の指が痛み始める。
ヤバイなぁ…。

ほぼ稜線に近い標高にいるが、復帰にはちょっと手間取りそう。
前線もさらに近づいているようで、風雪ともに強まる。
この後も悪化の一途だろう。
「下りようか…」
「そうだなぁ…」
ということで、撤退決定。
晴れていればなんでもないところなんだが…。
2人組パーティーはもう少し進んでみるとのこと。

大岩下まで下降。
9時ごろ大岩下に戻る。
かなりの傾斜で、登りの苦しさと裏腹に、あっという間だった。

河原まで下りたら、雨かも…と、いうことで、初日と同じ場所に再幕営。
事実上の沈殿日とする。

水場が生きているので、水作り用のガスに余裕がある。
それを全て暖房用に回し、ぬくぬくと過ごす。

昨日と比べて、圧倒的に風が強く、しかも寒い。
昼頃、前線が抜けたらしく、風向きが変わる。
が、相変わらず吹雪には変わりない。
稜線に出ていたら…。
行って行けないことは、全くない。
が、あんまり気持ちのよい縦走にはならなかっただろうなぁ。

「しゃあない。来年、もういっぺんやな」
などとだべりつつ、のんびり過ごす。
明日は1日繰り上げて下山。
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/03/15(水) 08:02:11|
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