山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【日々是好日222】 各団体の共済

日山協山岳遭難共済少し前から新制度で運用されるようになりました。
会員外にも門戸が開かれた形になっています。
都岳連共済も2008年からこちらの新制度に移行。
いずれも保険業法の改訂に伴うもので、従来のような運用ができなくなったため、という理由のようです。
ま、法律的なことはよく分かっていませんので、そのつもりで読んで下さい。

従来との最大の違いは、日山協・都岳連の所属会員でなくても入れる保険になったこと。

未組織の登山者(私もそうですが)からすると、歓迎すべき動きだと思います。
山岳遭難保険の選択肢が増えたことには違いありませんから。

また、遭難統計(?)を作る際に、加入者の枠が広がるので、メリットはあると思います。



さて、労山共済(遭難対策基金)

こんな文書が出たあとでこんなのが出たり。。。。。
混乱しているのかな?
ま、内情は詳しく分かりませんが。。。。。
(労山のHP、文書に日付がないので前後関係がイマイチ。。。。。)

労山は自らの共済について、新法の適用除外を求めているようです。
共済の今日と未来を考える懇話会というのをいくつかの団体と共同で立ち上げ、そこのトップに労山のトップが就いています。

現実に即して制度を変えた日山協・都岳連と比べると、実に対照的。
労山らしいといえば労山らしい動きですが。。。。。



さて、労山のHP内にこんなページがありました。
その中の「3)当面の中期的な目標について」の中から引用します。

(5)登山界の将来にかかわる共同の事業(統一山岳共済、「海外登山情報センター」などの実現)の推進のため、積極的なイニシアティブを発揮する。そのため「山岳4団体役員懇談会」や「山岳レスキュー協議会」、「自然保護山岳6団体協議会」など、さまざまな協力共同の活動の場を重視して参加していきたい。

統一山岳共済という言葉があり、その実現・推進のために「積極的なイニシアティブを発揮する。」そうです。

現状では「統一」どころか、バラバラの状態。



保険業法の改訂というのが統一へのきっかけにはならなかったんだろうか?

なんとなく、労山と日山協の間に、埋めきれない深さの溝があるように思いました。





日本山岳会のHPにも山岳保険というページがありますが、会員でない私にはアクセスできません。
ひょっとしたら、日本山岳会も独自の保険がある????

日本山岳会は都岳連加盟団体で、都岳連は日山協加盟団体です。
簡単に言うと
日山協>都岳連>日本山岳会
となります。

なのに、少なくとも、日山協と都岳連は別々に共済制度を構える格好になっています。
日山協内部ですら、保険・共済制度が統一されていない状態。
で、労山は労山で全く違う方向へ向いて動いている。。。。。



そもそも統一なんて、無理な話なのかもしれませんね。。。。。

保険・共済に限らず、各団体をまとめる組織、山の世界ではちょっと考えられません。
ガイド組織もそうですね。。。。


分立に、メリットがあることは疑いないのですけれど、デメリットもある。
独自色を打ち出すことは、大切なことだと思います。
ですが、メリット・デメリットについては、統一機構のようなものについても同様です。

両方のいいとこどりのようなもの、この世界では難しそうです。
個別分野での連携は進んでいるものもあるんですけどね。。。。

いつまでもこのままでいくんだろうか?
ゆるやかな統一組織みたいなものを考えてもいいかもしれませんね。



未組織登山者から組織に向けて、大きなお世話でした。。。。。

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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/08(土) 23:33:38|
  2. 日々是好日
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

統一か分散か?

大きなお世話をありがとうございます。
実は統一への動きと言うのは確かにあり、まだなくなった訳ではありません。
正式な提案でないにしても統一の提案もでております。統一で問題になると思われるのは大きく3つあると思います。
1つはこれらで得られるものがそれらの活動の源資の一部となっていることです。
いま1つはまだ独自共済をあきらめていないところがあるので、それが決着するまでは決めかねるということです。
最後の1つは表面はともかくお互いに核の部分で違和感(好きになれない部分?)があるということです。

統一はメリットもありますが、デメリットもあります。それは選択の余地がなくなるということです。3つの団体の山岳保険(この言葉は誰かが使用権を持っていて商売には使えないようです)はそれぞれ特徴があります。それがなくなり一本になるとそれしか入れなくなります。

都岳連の山岳保険は、都岳連とは別の会社が運営しております。都岳連の役員の方が役員をしているので都岳連の方針に沿って運営されるとは思いますが、本来、会社は会社や株主のために運営されるものですから将来もそれが続くのか心配はあります。
労山は共済路線を捨てていないということは会員しか加入できません。会員の門戸は開けてあるので共済に入りたかったら会員になりなさいという囲い込み路線のままということで、公益法人を目指す姿勢にそぐわない気がします。
日山協は、保険会社の保険の団体契約で保険会社の山岳保険としては国内で一番割引率も高いのですが、一般傷害保険としての山岳でない事故の増加で保険料が値上がり傾向にあるのと、保険会社の取り分も大きいところが問題です。
日本山岳会の保険は会員で保険をやっている方が日本山岳会会員向けの保険を設定して代理店として受けておられるもので日本山岳会が運営しているものではないそうです。
日本山岳保険機構でも作って団体を一本化し、それぞれの特徴を生かした何種かの保険を設定できれば一番良いと思いますが・・・・・・ハードルは高そうです。

私の偏見があるかも知れませんが、以上のように私は受け取っています。

  1. 2008/11/10(月) 21:24:44 |
  2. URL |
  3. よかっぺ #1JQD0tfs
  4. [ 編集]

Re:統一か分散か?

よかっぺさまへ。

大きなお世話でスミマセン。。。
毎度ながら、ちょっと気になっていたもので。。。。

説明していただいた内容、よく分かりました。
いずれも問題があるか、将来に向けて不安材料があるようですね。

>表面はともかくお互いに核の部分で・・・

これって、永遠になくならないものでしょうかね。。。
もとをたどれば、山が好きな人の集まりのはず。
おおもとの、最も大切な部分は共通しているはずなのに、なんともはや。。。

手段や方法などについて、考え方に相違があってもいいんですが、感情的なな部分が残っていると関係者から聞いたことがあります。
それも以前と比べればずっと緩やかになったとも聞きました。

末端の(という言い方がいいかどうかは分かりませんが)メンバーと、両組織ごっちゃでのみに行ったりしたことがあります。
すごく楽しかったですし、団体間の違い、ほとんど感じませんでした。
なのになんでだろう?
組織の上のほう同士の問題か?

後に聞いた話ですが、そこの県の岳連と労山のトップ同士、公私共に顔を合わせたこともなかったそうです。
ま、就任時期の問題等もあるのでしょうが。。。。


統一性を保ちつつ、独自性を打ち出すこともできるような仕組みってのがあればいいんですが、具体的なイメージが私にも浮かびません。

>日本山岳保険機構でも作って団体を一本化し、それぞれの特徴を生かした何種かの保険を設定できれば・・・

それが一番現実的かもしれませんね。
ただ、労山の「囲い込み」思想があるうちは難しいでしょうけど。

余計なお世話だったかもしれませんね。。。
  1. 2008/11/11(火) 13:36:59 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

Re:統一か分散か?

ほぼ管理人さんの見た通りだと思います。

特に在籍の長い古い方に微妙な感情があるようです。
簡単に言えば時に政治が登山の前にでる団体と、登山は趣味(趣味以上?)だという団体ですから合わないところがあるようです。もっとも岳連と高体連が犬猿の仲という県もあるようです。労山と日山協は政策的妥協で同舟もありえるようですが、日山協と都岳連は日本と東京のように張り合っている部分もあり、役員の世代が代わらないと同舟は無いかも知れません。
公益性ということを本当に考えて動けばもっと協力しなければならないはずなのですが・・・・・・もっとも今のままでは統一より先にそれぞれの組織が張子の虎になって有名無実化してしまう方が先かも知れません。(山岳会の親睦会化?)
雪崩の対策ひとつをとってもNPOのJANの活動に労山も日山協も負けています。目的の明らかなNPOの方が行動も早いですし、その目的に動く人が多いようです。
そうしたNPOの連合体の方がより登山者にとって有益かも知れません。ボランティアとして気軽に参加できますし、個人として参加でき、個人としての存在価値も感じられます。



  1. 2008/11/11(火) 21:13:34 |
  2. URL |
  3. よかっぺ #1JQD0tfs
  4. [ 編集]

Re:統一か分散か?

よかっぺさまへ。

20代の頃、ちょいと裏山へ岩登りに・・・というときのこと。
つるんでいた連中は岳連・労山双方の若手ばかりで、クライミングチームのようなものを作ったりして、ちょくちょく遊んでいました。
一緒に遊んでいて、何の違和感もなく、ただ楽しかった思い出だけです。

ところが・・・組織の一部からイヤミを言われている人もいたようです。
これっていったい何なんだろう・・・と、当時から思っていました。

感情的なもの、なかなか解消するのは難しいかも知れませんね。

>時に政治が登山の前にでる団体・・・

この点は、その団体の存在意義に関わったりするかも知れませんね。
ただ、その団体のメンバーの意識がどういうものなのか、把握できているんだろうか?

組織の求心力が落ちている現状からすれば、変わらなきゃ!という時だと思います。
少しずつは動いているのでしょうが、十分とは言えないのではないかと思います。
従来型では魅力あるものにはなりえない。。。。
少なくとも、今の私にとっては、日山協であれ労山であれ、「入ろうか」と思うほどの魅力はないのです。
過半数を占めるであろう未組織登山者も、何割かはそう考えているんじゃないかと思います。

誤解のないようにいえば。。。。
ケシカラン!というのではありません。
既存の大組織、今も大きな貢献があると思います。
ですので、頼むから・・・という心境です。

>それぞれの組織が張子の虎になって有名無実化してしまう方が先かも知れません。(山岳会の親睦会化?)

何度か書いてきましたが、すでに、日本山岳会がそうなってしまったのではないかと思います。
ある意味では日本を代表する会ですので、残念でなりません。。。。

NPOに関する件については、同感です。

ともに協力へ向けて、独自性はある程度維持しながら・・・なんてのは、現状では虫がよすぎるのかも知れませんね。。。。
  1. 2008/11/12(水) 00:10:20 |
  2. URL |
  3. 管理人 #MAyMKToE
  4. [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2008/11/22(土) 13:34:27 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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