山道を行く

カラダとアタマと心。 すべて働かせるのが山の魅力でしょうかね。

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【遭難カルテ4】八ヶ岳で専修大山岳部3人救助

【概要】
 2月6日、八ヶ岳・阿弥陀岳(2805メートル)から下山中の専修大学山岳部の4年生(22)、2年生(20)、1年生(18)が身動きが取れなくなり、長野県警に救助要請。
 一行はOB1人を含む7人で3日に入山。
 この日、OBと3人で日帰りで阿弥陀岳に登頂、下山中にOBと3人がはぐれてしまった。
 先に下山したOBと山小屋に残っていた部員3人が救助を要請。
 警察、遭対協などが7日から捜索活動。
 7日夜には捜索隊の1人が雪崩に巻き込まれるが、大きなけがはなし。
 3人とは携帯電話で連絡を取り続け、無事を確認。
 9日昼に、3人とも民間ヘリコプターによって救助される。

【考察】
 考えられることを並べて見ます。
 山小屋とは行者小屋か赤岳鉱泉小屋。
 この季節、間違いなく営業しているのは鉱泉小屋なので、おそらくベースキャンプは鉱泉小屋であると思われます。
 登行ルートは赤岳鞍部から阿弥陀往復か、阿弥陀北稜。
 いずれにせよ、下山ルートは同じものと考えられます。

 阿弥陀岳からの下り、結構な傾斜で、ガスっていると、なかなかのものです。
 ここで、コースアウトすると、なかなか大変です。

 日帰り装備での3ビヴァーク、よく耐えたものだと思います。
 が、どうしても消えない疑問が一つ。

 それはOBの存在。

 阿弥陀岳アタックの実質的リーダーのはずです。
 なぜ1人だけ下山したのでしょう?

 リーダーが他のメンバーを置き去りにするなんて、どういう神経でしょうか。
 パーティー全体を見渡すという、リーダーの基本が、どっかに行っているとしか思えません。
 こんなリーダーについていった人たちは、かわいそうでしょうがありません。
 
 大学・高校山岳部の衰退が著しい昨今。
 しっかりしてくれないと、若い世代が育ちません。
 気が付けば、山には中高年しかいない、なんてことになったら…ぞっとします。

 専修大学のHPには、9日付けでおわびが掲載されました。
 山岳部HPの掲示板には、厳しい指摘も掲載されています。

 今回の件の詳細な検証、再発防止にはまずそこからです。
 そして他の人たちが同種の遭難を起こさぬよう、広く公表することが望まれます。
 HP上での報告書公表が待たれます。
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/02/16(木) 20:12:58|
  2. 遭難カルテ
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