さて、千寿ケ原の駐車場、以外に快適でした。
他にも駐車場ビバークの人が結構いたようです。
ケーブルカーがすいているようだったので、朝はのんびりと。
前日同様に乗り継いで室堂へ。
天候は曇り。
昨日とは打って変わって風も穏やか。
雷鳥沢への道のりも、天候がいいとあっさりでした。
テン場に着き、場所の選定。
昨日の雨による川や池の痕跡がくっきりと残っていて、場所選びの参考にする。
テントを設営し、昼飯。
夕方までの時間、ちょっと散歩に行くことにしよう、と。
剱岳を見てこようと、剱御前小屋を目指す。
ま、何もしないと晩飯時に腹が減ってないなんてことになりかねないから。。。。
雷鳥沢を渡って、ひたすら登る。
学生時代に、毎夏通っていた道。
50キロを越す背負子を担いで登っていた時には、地獄の道だった。
初日にそのまま真砂沢のテン場まで行っていたなんて、今思うとようやってたな・・・・と。
登攀用具なしのサブ行動だと、気持ちのいい道。
条件が変わると、全然違うもんだなぁ。。。。。
次男が恐ろしいほどの絶好調で登り切る。
長男があきれてついて行けないほどだった。
何があった?
2時間ほどで小屋に到着。

なんとか剱岳を拝むことができた。
親としてはかなり感慨深いんだけれど、子供にとっては「ふ~ん」ってな程度。
ま、そんなもんだろうけどね。。。。。
下りは2人とも快調に飛ばす。
怪我をしないよう、注意しているけれど、分かっているのかな?
テントに戻って、あとはダラダラしたら晩飯だなぁ・・・と思っていたら、長男が
「父ちゃん、キャッチボールやろう!」
なんとまあ、グローブ2つと硬式の練習球が出てきた・・・。

どんだけ野球好っきゃねん!!
テントでごろごろしていた次男が出てきて、
「ボクもやるぅ!」
こいつも左手にはしっかりとグローブが・・・。
やれやれ、標高2300メートルで野球をやらされるとは・・・・。
周りからは結構注目されてしまった。。。。
親としては、正直なところ、「山の子」に育ってほしい。
でも、一方でやりたいことを一生懸命やらせてやりたいとも思う。
今では2人とも、すっかり「野球少年」になってしまった。
そのうち「野球のほうがいい」と、一緒に登ってくれなくなるんだろうなぁ・・・と。
寂しくもあり、うれしくもあり・・・・である。
嫁さんが晩飯を作っている間、テント周りに溝掘り。
子供たちが面白がってどんどん掘ってくれる。
隣のテントの人が「ウチのほうも掘ってくれていいよ!」というほどだった。
面倒な作業なので、やってくれると助かりますな!
小型のガスランタンが故障したため、キャンドルランタンをともす。
穏やかに就寝。
明日は、立山へ行くぞ!!
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ
- 2010/08/24(火) 18:55:34|
- 山日記
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