【概要】
8日早朝から福島県檜枝岐村の会津駒ケ岳(2132メートル)に登山した静岡県浜松市の会社員男性(59)が下山途中、一緒だった知人女性(48)とはぐれ、行方が分からなくなった。2人は日帰りの予定で同村から入山し、午前10時ごろに頂上に着いた。下山を始めた直後に吹雪と霧で視界が悪くなってはぐれ、女性は午後1時ごろに入山口まで下山。同4時ごろまで待ったが、男性が戻らないため、村役場に通報した。
【考察】
以前にも書いたことがありますが、はぐれる理由が分かりません。
安全地帯に出ているなら話は別です。
が、吹雪&濃霧で視界がないのなら、行動をともにすべきです。
貧弱な装備でも、2人のほうが、助かる可能性が高いのです。
今回のように、悪天候にもかかわらず、別行動をとる心境が理解できません。
この女性の行動、本人に直接聞いてみたいものです。
なお、この男性、地元の山岳会(静岡県内)だそうです。
山岳会自体が、どこなのか特定できませんでしたが、組織が救助に動いたかどうか、不明です。
==========追記==========
5月5日、会津駒ケ岳から北西に約5キロ離れている梵天ケ岳(1765メートル)の山頂付近で、登山者に男性の遺体が発見されました。
テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ
- 2006/04/10(月) 09:22:09|
- 遭難カルテ
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今さらですみません。コメントの意味もよく知りません。失礼でしたらお許し下さい。
会津駒の遭難から半年近くになろうとしている今、あの二人に近い立場にいたものとして何らかの表明をすべきだと思いました。イイヤ、言い訳に過ぎないかもしれませんが、なぜ離れたのかの状況説明だけでもしないと、自分の中の踏ん切りがつきません。
遭難した酒井さんは山スキーでした。無事下山した女性はワカンでした。当然下りのスピードはかなり違うわけですが、荒れていない天気でしたら、スキーと時間差をつけて早めに出発するのはいつものことでした。
このことの是非は今はおいておくとして、当日もひどい天気で「長居は無用だぜ」とすぐ下降の準備に入りました。ワカンは向きを変えるだけのことでしたが、スキーはシールをはがすという一行程がありました。それが彼女が酒井さんを見た最後でした。
捜索には浜松の様々な山岳会から延べ50人以上が参加したように思います。直後は悪天候で我々が多人数で捜索に入山できたのは2週間後のことでした。
40以上山やをやってきた酒井さんがあのような形で道迷い遭難をした、という事実を謙虚に受け止めたいと思います。
とりとめがなくてすみません。以上簡単に状況を説明させてもらいました。
- 2006/09/21(木) 23:04:38 |
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- JOE #-
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JOEさまへ。
いまさらなんて思ってもいませんし、まったく失礼でもありません。
書き込み、そして状況説明、ありがとうございます。
まずはじめにお断りしておきますが、遭難した方を非難することが目的ではありません。
そこに何があったのか、どうやったら防げるのか。
それを考えたいというのが本来の趣旨です。
そこから浮かんだ注意すべき点を、自らの胸に刻み、同様の遭難を起こさないように…と考えている次第です。
というわけで、新しい情報や別の視点、歓迎します。
スキー&ワカンの是非。
この問題はあえて触れません。
好天時なら問題なく行程を消化できたことでしょう。
が、悪天候はやはり想定しておくべきです。
積雪期に天気が荒れればなおのこと、ともに行動することに留意する必要があったのではないかと思います。
多少スピードは落ちても、常に視界の中に互いを置く、ということだと思います。
スキーとワカン、形態が違っていても、当てはまるように思います。
ベテランといえど、ミスは免れ得ない。
ヒューマンエラーの落とし穴は、あちこちに空いている。
そこを忘れずにいたいと思います。
また、のべ50人の捜索。
山岳会として、良い環境にあったこともわかりました。
個人や人格の攻撃ではなく、内容の冷静な分析を通じて、類似遭難防止につなげる。
遭難した方への何よりの手向けではないでしょうか。
今後も気づいた点があれば、遠慮なく書き込んでください。
- 2006/09/22(金) 10:43:49 |
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- 管理人 #MAyMKToE
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いつもながらの素早い管理人さんの反応、感心します。
山岳会としてよい環境、といわれると返事に詰まってしまいます。
会員の高齢化、現役として動くべき中堅会員のマイホームパパ化。その例にもれず、浜松の山岳会も有名無実となっているところがほとんどです。
新しい会員が来てもきちんとした雪トレ、確保技術など継承できずに、気の会った者同士で山行するだけの、とても山岳会とは恥ずかしくて言えないのが当会の現状です。
今回の捜索も遭難者と長い付き合いの方が音頭を取って、五つくらいの会、クラブから寄り集まったものです。
何かあっても自前で後始末どころか、地元に遭難対策本部も作れない会に、存在価値があるのか時々考えます。
それでも長い付き合いの仲間はいいものだという単純明快な理由で、会長と事務局がギブアップしない限り続いていくと思います。
愚痴ってしまってすみません。
- 2006/09/23(土) 21:55:25 |
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- JOE #-
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こんばんわ。
日本中の多くの山岳会が同様の問題を抱えているのではないでしょうか。
登山人口の高齢化が、そのまま投影された状態といえるかもしれません。
遭難した方の人脈が、捜索活動の中心になられたようですね。
長い付き合いの仲間、おっしゃるとおり、貴重な財産ではないでしょうか。
会長さんと事務局長さんの尽力には頭が下がる思いがします。
>何かあっても自前で後始末どころか、地元に遭難対策本部も作れない会に、存在価値があるのか時々考えます。
そう思う人がいるうちに、何とかしなければ…と思うのですが・・・。
すでに全くそういう人がいなくなり、また、それに疑問を持つ人もなく・・・となってしまうと、おっしゃるとおり「存在価値の問題」かもしれませんね。
実際にそういう会も、珍しくないかと思います。
山岳会のあり方、難しい時期に来ているのでしょう。
愚痴でも結構ですよ。
今後ともよろしくお願いします。
- 2006/09/23(土) 22:28:52 |
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- 管理人 #MAyMKToE
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会津駒ヶ岳 | 所在地=福島県南会津郡檜枝岐村 | 山系=越後山脈}}会津駒ヶ岳(あいづこまがだけ)は福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)にある山である。標高2133m。主峰駒ケ岳は2132.4m。「会津駒(あいづこま)」とも呼ばれ、また「駒ヶ岳」と表記されることも多い。
- 2007/02/05(月) 02:24:31 |
- 日本の自然を見つめる瞳